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2021年 05月の記事 (2)

LIMIT CYCLE 2021/05/18 05:38

ネタ出し2

気がつけば連休も終わって梅雨に入ったらしいんですけど、皆様いかがお過ごしでしょうか。つわけで今回も雑なネタ出し。

一人の冒険者の旅立ちから終焉をオムニバス的に描くという前回のネタを、もう少し詰めて考えてみました。

少年、青年、壮年、熟年と4編にわけるとして、まずは少年期。田舎の村で成人して社会的責任みたいなのを負わされるお年頃ですが、冒険者になって一旗揚げたいと村を飛び出し、最初の冒険を始めようってところです。

獣ぐらいは狩ったことがあるものの、戦闘経験はまるでなし。不似合いな中古の鎧姿は誰が見ても素人です。そんな彼が冒険者の集う酒場に顔を出し、仕事がしたいと店主に声をかけると、まずは酒を頼めとたしなめられます。周りのくたびれた冒険者連中の冷笑にもめげず、どうにか魔物退治の仕事をもらい、いざ冒険へ。

ここでいきなりやられて終了するのも醍醐味ですが、どうにか生き延び魔物を倒すと、酒場の店主がやっとまともに口を聞いてくれたりするんですよ、嬉しいですね。そして寄ってくる娼婦。少年の初報酬を根こそぎ巻き上げて、その代わりに筆おろしをしてやろうというありがたいヒロインです。ちょっと年上だけど、街娼としては小娘ぐらいのヒロインがいいかな? 初めての相手というのは忘れがたく、その後の話でも、常にこの最初のヒロインの幻影を追い求めるような展開も、ロマンがありますね。

そうして日銭を稼ぎ、ヒロインに貢ぎつつ、冒険者稼業に慣れてきたころに、少し大きなイベントをこなしてまとまった金を手に入れます。その金を元手に主人公は女と別れ、別の土地へ旅立つんですな。やはりひと仕事終えたらヒロインとは別れるべきです。かの赤毛の主人公だってそうしてますしな。

ついで青年期。すっかり腕を上げ、ちょっとは名も知られるようになった主人公は、危険な土地で恐ろしい魔物と渡り合い、陰謀なんかに巻き込まれたり、すごい美人娼婦と恋仲になったりします。多彩なフィールドをさまよい、戦闘とセックス多めで攻めたいパートですね。

壮年期になると少し落ち着いて冒険者の顔役として活動するものの、あまり冒険には出なくなります。新人冒険者の尻拭いや、貴人から持ち込まれる厄介な相談事を解決して過ごしていることでしょう。愛人である馴染みの娼婦と結婚して子供を産ませたいとか思ってるかもしれません。その一方で、冒険者として最後の大仕事をしたいと考えてもいることでしょう。たとえば竜退治のような。

そして熟年期。もはや何年も剣の柄を握っておらず、どこぞの酒場か娼館の用心棒をして過ごす主人公。そんな彼のもとに、若い娘が助けを求めてやってきます。その姿はかつて初めて女の肌身をしった、あの娼婦そっくりだったのです。主人公は最後の冒険の時が来たと旅支度を始めるのでした。


ベタですが、だからこそこう言う冒険をしてみたいと思えるものになりそうな気がしますね。ひとまずこのプロットでシナリオを書いてみようと思います。書いてるうちに展開なんてコロコロ変わるもんですけど。

それよりも『ゲームブック風』なシステムに馴染むかどうかが問題ですな。少年期はまあそのままいけそうだけど、青年期はハクスラ分強めで一工夫いりそう。壮年期はシティADV方面で押していけばいけるかな? 熟年期はどうとでもなりそうな感じ。とりあえず当面のたたき台としてはいい感じの企画だと思います。企画がないと手が動かせませんからなあ。

最後におまけの落書き。今自分が一番スケベしたいと思えそうな顔を模索中です。そういうイメージが固まると筆が走るんですよね、でもなかなかピンとこないもののようで。

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LIMIT CYCLE 2021/05/01 08:46

ネタ出し1

発売から一月以上過ぎました。ゲームの方は楽しんでいただけたでしょうか。引き続き感想などお待ちしております。

神殿と娼婦


当面の方針として、ゲームブック風第三弾をメインに据えてつくります。これはまあ2作目も好評だったので順当に。でも同等のボリュームにしても結構時間がかかると思うのでじっくりやりたいところです。それとは別に、アクション作りたいとかセックスするだけのもいいのではとか色々やりたいことはあるので、短編でどうにか。

つわけで今回も雑なネタ出し。

シリーズ三作目はやはり一区切りつけたい感はあるので、なんかいろいろギミック的に工夫したいところです。例えば魔法、ディープダンジョンだって三作目で満を持して魔法を導入してた気がするし、いいタイミングかもしれません。

逆に変えたくないところは、バッド多めのマルチEDや一発勝負の戦闘などでしょうか。

マルチEDで周回する場合、1プレイ内での稼ぎやトレハン要素は避けたいですな。経験はプレイヤー側に積ませて、最適な行動を取れるようになっていくことで成長する、というのが周回系の基本ではなかろうかと思います。

となると魔法なども、ゲーム内で成長して覚えるのではなく最初から持っていける魔法をチョイスして、実質消耗品のアイテムのように使うタイプもいいかもしれませんね。D&D的とでも言うか。

冒険の最初に任意の魔法をチョイスして、それを戦闘や判定の際にダイスロールの代わりに使用することで、効果的な結果を得られる、みたいな感じです。山賊の根城に忍び込むときに、隠密行動の判定をするだけでなく、使えるならスリープの呪文を選べるわけです。いいですな。

別の視点でも考えてみますか。例えば主人公。駆け出し、ベテランときたので、次は熟年ですかね。でもジジイ主人公とか書けるのか、とかそもそもジジイを操作したいか、とかあるわけです。

妥当なところで、少年、青年、壮年、熟年、みたいな感じで一人の冒険者の初めての冒険から最後の冒険までを断片的に描くのはどうですかね。そのときどきで別の娼婦とイチャイチャしてるわけです。タイトルは『冒険者と娼婦』とか良さそうですな。

オムニバス風だと、各パートでフラグの依存が断絶するので作りやすいというアレもあったり。レベル上げがないので蓄積の断絶も無いですし、ヒロインとの薄い関係もさっくり切りやすくていいとこずくめな気がしてきましたね。コツコツレベルと人間関係を積み上げる普通のRPGとは違う本シリーズ向けの構成だと思われます。その方向で、次回はもうちょっと詰めてみますかね。

シメはまた落書きで。

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