ネタだし7
改めて主人公について。男主人公なのでスケベする動機が必要になります。男はいついかなる時でもスケベする物だろうというのは一面では真理ですが、何らかの目的を持って妖しい城に忍び込んだ腕の立つ冒険者が出会う女とかたっぱしからスケベしたりはしないでしょう、たぶん。
もっともプレイヤーはスケベしたいからこそゲームを遊ぶわけですが、そこでうまいことプレイヤーと主人公の動機を一致させる必要があるよ、というわけです。前作ならスケベし放題の神殿に遊びに行く時点で一致してるわけですが、今作だと開始時点ではまだそうなってはいません。もちろん先日書いたように見境なくスケベしちゃう主人公という設定でもいいんですけど、主人公に色をつけずにすむならそのほうがいいかなーと思います。
そこで効いてくるのが最初に提示したSAN値ならぬ精神点チェックなわけですよ。
例えば正門から堂々と乗り込んだら、当然門番に呼び止められます。なんか招待状ぐらい持ってたとしても、ただの冒険者ならボディチェックはされるでしょう。当然、若い娘にスケベなボディチェックをされるんですが、そこで主人公が正気かどうかを判定させるわけです。
それによって、あ、これは単に淫乱女門番が性欲を持て余して職権乱用してるんじゃなくて、魅了とか精神汚染みたいな攻撃を食らってるんだなとプレイヤー視点で気がつくわけです。それによって、俺(=主人公)はスケベを強要される精神攻撃を受けているから、どうにかして抵抗するか、流されてスケベしてしまうんだなあ、じゃあとりあえずスケベするか、となって、めでたくプレイヤーと主人公は一体化できるんじゃないでしょうか、できるといいなあ。
とにかく本作の基本スケベ構造は全部これで、魅了攻撃してくるヒロイン相手に正気を保ったり保てなかったりしながらスケベし続けるゲームです。そこにステルスであるとかゴシックホラーであるみたいなフレーバーをかぶせていく感じになりそうです。
つわけで、コンセプトがほぼ固まったので、Unityのプロジェクトを切り直してひな形も用意しました。まだ決めることは山ほどあるんですけど、次回からはもう実際に組み込みながら行き当たりばったりに作っていこうと思います。いきおい大事。