ネタだし４

ネタ出しと並行して進めなきゃならないのが画面レイアウトです。これが決まらないとデータを作り始めることができないので後回しにできません。つまりデータを作り始めるとほとんど修正が利かない重要な決定を要求されているとも言えます。考えただけで気が重くなりますね、なるべく後回しにしたいぐらいですが、そうもいきません。

リスクを低減する方法は色々ありますが、一番確実なのは慣れたレイアウトにすることです。今回は引き続きゲームブック風ということで、左に絵、右に文という方式を踏襲する予定です。すでに二本も作ってるので、これだけでもぐっと精神的に楽になりますね。

このレイアウトの長所は、やはり長文が読みやすいことでしょう。エロゲという観点でみると、絵にメッセージ枠がかぶらないのもメリットかなと思います。それに横長の画面って女体を収めづらいんですよ。やっぱ人物は縦長の方が描きやすい。肖像写真であるポートレートが縦長なのはまさにそれです。往年のエロゲでわざわざ縦２画面をスクロールして表示してたのもあったじゃないですか。やっぱ縦長の方がエロ絵は描きやすいんですよ。

じゃあ何で映画は横長なんだよと言われると、あれは人物二人が会話してるカットをカメラを動かさずにとれるからだ、みたいな説を聞いたことがありますが、まあ風景は横長の方が映えるし、そもそも人物だってアップばかり撮るわけじゃないので、色々あるんじゃないですかね。

デメリットはあんまり無いんですが、前作でＰＶ作るときに、全画面に表示できる絵素材がなくて困ったなあというぐらいでしょうか。まあこの辺は少し大きめに描いとけばどうにかなります。

で大まかな方針を決めたところであれこれ考えていくわけですが、レイアウトは同じでも、なにかしら差別化はしたい。とりあえず今風のフラットな方向にするのはどうかなーというのでこんな感じで。オサレポイントはビバ・マゼンタ（今年の流行色らしいぞ）です。

今縦長がいいといったばかりなのに、なぜが絵は正方形です。ちょっと表示面積を増やしたかったのと、なんか正方形はオサレなので。でも正方形レイアウトは描くのが難しいので、少し左右を削るかもしれません。

文字もちょっと小さめに。１３インチぐらいのノートから、５０インチのテレビまでまんべんなく対応できるサイズを目指したいですがこれも固定レイアウトだと難しい。でもゲームでレスポンシブとかやりたくないですな。

このサイズだと文字数は２５ｘ２５＝６２５ぐらい。文庫１ページぐらいになりますか。この量になるとスクロールさせずにページ単位で切り替える方がいいかもしれませんな。あるいはエロ以外の１パラグラフがこの量に収まるように文章量を調整するとか。

問題は自分のふにゃふにゃした絵にマッチするかどうかなんですが、まあこれはこれでいけるかな、どうかな、アイコンとかフォントを調整していけばまとまるかもしれません。駄目ならまたインク画っぽい路線で。