獣の夢みる恋物語 第1章「獣と死にたがりの少女」あらすじ
こんにちは、Dream Taleのぼっちです。
現在、凌○ロマンスADV「獣の夢みる恋物語(ロマンス)」を制作中です。
今回は、復習も兼ねて第1章のあらすじを公開いたします。
獣の夢みる恋物語は全10章の物語で、
2章までを体験版として公開予定です。
もう2年も前に公開したものなので、2章の前に
「あーこういう話だった気がする」
というのを思い出してもらえると幸いです。
※以前のバージョンとは微妙に変わっている部分もあります。
獣の夢みる恋物語 第1章
「獣と死にたがりの少女」
「のどかな街」
旅医者のリアナは、ある人物を探してクヴァシュリナ王国を訪れていた。
最西端のグレドベルデまでたどり着くが、
期待していた収穫は得られない。
荷物をまとめようとするリアナの下へ、
「夢獣」が出現したという噂が届いた。
「輝く背中」
他人を助ける余裕なんてないのに────
夢獣と対峙したリアナは死を覚悟するが、
そこに突如輝く剣を持った人物が現れた。
言われたままに逃げるリアナだったが、
あることが気がかりで、今来た道を戻るのだった。
「はじめての痛み」
先ほど自分を助けてくれたはずの相手に押し倒され
戦慄するリアナ。
抵抗を試みるも、物言わぬ相手には無駄だった。
はじめてを奪われ、そして────
「茫然自失」
ウィルが気がつくと、目の前には血まみれの女が横たわっていた。
夢獣に襲われていた人を助けたところまでは覚えている。
そこから先の記憶はない。
だが、ウィルにはわかっていた。
この光景が、自分によってもたらされたものだと。
獣のように貪り蹂躙してしまう。
それこそが、破壊の神と契約による代償。
「理性」を失った自分の姿だと────
「ただ一つの願い」
「不死の祝福」を持つリアナは、
何があっても死ぬことはない。
しかし、どんなものでも破壊する神の力ならば、
自分の祝福もうち破れるのではないか。
戸惑うウィルに対して、リアナは
ある願いを口にした。
強大な力と引き換えに理性を失う獣の勇者
死ねないがゆえに死を願う祝福者の少女
2人が出会ったのは運命なのか
旅の終焉りに待ち受けるものとは────