作業用BGM
自分は音楽が好きだ。
通勤中も、家事をしておるときも結構な時間聴いている。
ジャンルとしてはテクノ、ハウス、エレクトロから
グランジ、オルタナ、ブリットポップなど、幅広く聴いている。
いい時代になったもので、ほとんどの音楽はYoutubeで聞ける。
以前Dinosaur Jr. などのオルタナ勢にハマっていた学生時代には
御茶ノ水にある「ジャニス」という伝説的レンタルCDショップに足繁く通い
CDROMにレア音源を集めて、ほくそ笑んでいたものであるが、今はその「レア」と言われていたライブ音源や、MVなどがYoutubeにゴロゴロある。
せっかく良い時代なので色々な、まだ手を伸ばしていないジャンルの音楽に触れてみたいと思い、名前だけは聞いたことのあるジャンルやアーティストの曲を漁っているうちに(作業そっちのけで)今日も日が暮れる。
ある意味で一番好きな時間かもしれない。
ここ数年で良いと思えたのはプログレを発見できたことである。
プログレッシブ・ロックとは
今まで好んで聴いていたパンクバンドなどとは対極にあるような音であって
簡単に言うと超絶技巧でやたら長く、起承転結のある物語のあるような曲を演奏するロックのジャンルである。
PinkFloyd、King Crimsonなど名前こそ聞いたことはあったが、自分の生まれる前の音楽だったこともあり敬遠しておったのだが(TheWhoなんかはよく聞いていたが)
数年前に父親の古希祝いをやるというので飛行機に乗って帰省する折に、電車とバスを乗り継いで空港までの道中、何か暇つぶしはないかと思い、「長い曲聞きてぇな」とふと思い立ち、長い曲と言えばプログレでしょう、と思い出し、以前から気になっていたYESの
危機(Close To The Edge)というアルバムをIpone(後述)に落とし込み聞いてみたことがあったのであるが。
これが良かった。
YESのファンからは「あたりまえや」とお叱りを受けそうだが、後で調べてみるとYESの中でも名盤中の名盤と言われているものだったらしく、正直、歌詞の意味は(和訳を見ても)全くわけがわからないが、それこそ長編SF小説を読んでいるような、異次元に連れて行ってくれるような、そして最終楽章のSeasons of Manのカタルシスと言ったらもう…リムジンバスの中で私は一人圧倒され、感涙にむせび動けないでいた。
この衝撃のあともプログレの名曲、と言われているものを色々聞いてみたが
このYESの危機に匹敵するような曲はKing CrimsonのStarlessくらいであったのであるが。
ちなみに拙者は音楽をこれまでメルカリで1500円ほどで買い求めたIphone3GSをIpod代わりに使って聴いておった。
ヘッドホンはちょっとしたこだわりでKossっつーメーカーのPortaProという80年代ぽいデザインのドンシャリ系のバカ音を出すと定評のあるものを使っておる。
こいつが何度も断線しやがるのでイライラするが、その度にハンダゴテやら100均で買い求めたパーツを代用して外科手術を行い延命させている。
しかし最近Iphoneの方があまりにも動作が緩慢になってきているような気がして
流石に最新式のミュージックプレーヤーに買い替えた。
それこそが今日ご紹介するAlcatelのidol3(2015年発売爆)っつースマホである。
またスマホかよ!素直にIpod買えよ!ていうか普段使っているスマホに音楽も入れとけよ!と思われる向きもあるかもしれないが、まず第一に普段使いのスマホに音楽を入れて聞くとなると当たり前だが電池を消耗する。
第二にIpodは高価である。
あまり詳しくないが32gbで2万はするんじゃないかと思う。
このidol3はJBLの監修でハチャメチャ音が良いスマホとして知る人ぞ知るモデルであるが
メルカリで2000円弱で購入できた。
実はこのIdol3というスマホ、4年ほど前に既に所持しており、結局メルカリで売り払ったのであるが、また今回買い戻した形である。
アホである。売らなきゃよかったのにね。
拙者は現在このIdol3にYoutubeVancedを入れ、今までの溜め込んだMp3 を30ギガほどぶち込み、夕食を作る際などにこいつの化け物みたいなステレオスピーカーから曲を流し、軽くノリながら鼻歌なんか歌っちゃったりして家族に冷笑されるというのがマイブームである。
さて、ひとしきり書きなぐったので作業に戻ります。
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