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進捗報告の記事 (121)

ヒロイン工学研究所 2021/10/05 20:37

「敗姫処分No.3 春麗編」進捗報告_7

メモ書きについて

TARE活は漫画制作の経験が浅いうえにたまにしか作らないので、最後の制作からしばらく時間が経過すると作り方を忘れてしまい、漫画を制作していた頃の過去の自分に学ばなければならなくなります。
こういうときに役立つのが制作中に書きためておいたメモ書きです。ある時期から同人制作をするときにアイデアや留意点をすべてExcelにメモ書きしてタグ付けして整理することにしているので、これを読み返すことで制作中の試行錯誤の過程がわかります。

初稿はかなり違う作品だった

今回の制作でも途中で上手くいかなくなったので、前作「敗姫処分 No.2」の制作中に書きためたメモ書きを参考にすることにしました。


久しぶりに読んだメモ書きに多くのことを教えられましたが、それと同時に前作では途中までかなり違う路線を模索していたことがわかり、少なからず驚きました。
途中まで進めていた草稿ではまず話の舞台からして違っていて、最終稿には出てこない登場人物なども出てくるし、もちろんラストも違いました。
草稿の路線もそれほど悪くないと思いましたが、あらためて読むと明らかに詰め込みすぎで、途中で思い切ってこれを全ボツにしてやり直したのは正しい判断だったと思います。そこで私も勇気をもらい、今回の制作ではすでに二回草稿をボツにしています。理由は前回と同じで詰め込みすぎです。

メモ書きが増幅中

今回の制作でもアイデアや課題が出るたびにとにかくすべてメモに残して、ときどきそれを読み返しながら検討を繰り返すというアプローチを取っておりますが、現時点ですでに387項目あるので、制作が終わるころには500を越えているんじゃないかと思います。
387項目の中にはすでにボツにした構想に関するメモもたくさんあるのですが、プロットがボツになっても、そのプロットでやりたかったものというのは形を変えて新しいプロットを補強してくれることがあるので、ときどきは眺めることにしています。

ヒロイン工学研究所 2021/09/07 20:13

「敗姫処分No.3 春麗編」進捗報告_6

制作開始の告知と同時に実施していたご意見募集の受付が8月31日をもって終了しました。ご協力ありがとうございました。
今までも読者アンケートを通じて「むしろこういうシーンが見てみたかった」という形で具体的なご意見に接してきましたが、今回は完成した作品への感想ではなく、制作を本格始動させる前にそうしたご意見をいただけたわけで、とても新鮮で刺激的な経験になりました。
これから制作を進めていく過程で何度も読むつもりでいますが、一応現時点で簡単にまとめておきたいと思います。

アイデアの扱いについて

「消費者にリクエストされた機能をどんどん追加して作り上げた多機能家電が結局消費者にウケなかった」
という話を聞いたことがありますが、この理屈は創作でも多分同じで、リクエストされた要素をてんこ盛りにすると作品全体がゴチャゴチャになって結局誰にも喜んでもらえないものになってしまうのではないかと思います。
今回たくさんのアイデアをいただき、その中には是非とも使いたいと思うようなものがたくさんありましたが、そこで取捨選択を怠ると作品が単なるアイデアの寄せ集めになってしまうなと思いました。
頂いたご意見は何度も読んで咀嚼して、その中で自分のアイデアと同レベルにまで吸収できたものだけを使うようにしたいと思います。

エロ要素について

大きなグループとして「やっぱりエロ要素が欲しい」派と「エロがあると逆に萎える」派があるようです。私自身は後者寄りなのですが、割合で言うと4:6ぐらいの微妙なラインなので、中途半端な立場です。エロ作家なので「エロが欲しい」という意見はもちろん理解できます。
ただ、その一方で、安易なエロ要素の導入は「敗姫処分」シリーズが大切にしている「戦いのシリアスさ」を損なう可能性があるので、その辺は慎重に考えています。基本的には「エロいシチュのエロス」よりも「ピンチや敗北のエロス」の方を追究したいと思います。
実際にどうするかは今のところまだ未定ですが、エロ要素については本編以外のところで補完した方が作品の軸がブレないのではないかと考えています。


ストーリーについて

ストーリーについてもたくさんのご意見を頂きました。ただ、ストーリーに関してのアイデアはそれぞれが独自の基本設定をもっているので、複数案からつまみ食い的に採用するのは少し難しいなと感じました。
今後初稿の基本設定や大体の流れが固まっていく過程で、それと両立出来ない設定のアイデアは良いものでも割愛することになると思います。ただ、その場合でも、「今回は採用できないけど、このプロットで一本描いてみたいな」というアイデアはたくさん出てくると思うので、それは今後の創作活動の中で活かしたいと思います。

ヒロイン工学研究所 2021/09/02 20:45

「敗姫処分No.3 春麗編」進捗報告_5

ご意見募集のアンケートは8月31日をもって受付けを終了しました。ご協力いただきありがとうございました。
貴重なご意見、アイデアを多数いただいたので、現在繰り返し熟読しながらポイントを抽出しております。

あと、漫画タッチの練習として劇場版のピンチシーンをイメージした絵を描いてみました。ちなみに今回の作品では今のところ寝間着コスのシーンを盛り込む予定はありません。

ヒロイン工学研究所 2021/08/25 20:11

「敗姫処分No.3 春麗編」進捗報告_4

寝間着姿

「「敗姫処分No.3 春麗編」に関するご意見募集」のページに寄せて頂いたご意見の中で劇場版の寝間着姿を推す声を数件頂きましたが、今のところこのコスが描かれるシーンは盛り込む予定がないので、かわりに習作のカラーラフを寝間着バージョンで描いてみました。


まだプロットは固まっていないので寝間着シーンが登場する可能性は残されていますが、寝間着でのピンチシーンはないと思います。事前にネットで劇場版に対する感想を調査したところ、「やはりチャイナ服コスでピンチになる姿を見たかった」という声が多かったので、そこだけは外さないことにしています。

ご意見募集中です

現在制作中の作品の参考にさせていただくために皆様からご意見やアイデアを募集中です。回答期限は2021年8月31日23:59までです。複数回回答可能なので、一度回答された方も、何か新しく思いついたことがあれば何度でもご意見をお寄せ下さい。制作の参考にさせていただきます。
⇒回答ページへ

ヒロイン工学研究所 2021/08/17 20:27

「敗姫処分No.3 春麗編」進捗報告_3

現在制作中のリョナ漫画「敗姫処分No.3 春麗編」は、初めての試みとして企画の告知と同時にご意見募集のページを開設をして、そこで頂いたご意見やアイデアを参考にしながら制作を進めております。
回答期限は2021年8月31日23:59までですが、ここで中間報告をかねて一度まとめておこうと思います。

タッチについて

まずは劇場版のイメージを元にしたこの絵に対する好評を多くいただきました。
春麗の内面的な魅力については、
・凛々しさ
・溢れる自信
・正義感
・不屈の意志
などがあげられることが多かったので、この絵のタッチを基調しながらそういった魅力を出していきたいと思います。

脚について

春麗の身体的な魅力については胸と脚をあげる声が多かったのですが、特に脚に対する記述は内容的に豊富で、それだけに細部では意見が分かれている印象がありました。
多くの方は春麗の脚に対して単なるセクシーさ以上の「武器として鍛え抜かれた肉体美」を感じているようで、その点では一致しているのですが、実際にそれをどの程度太くたくましく描くべきかという点については、必ずしも一致していないようです。
この辺は今後習作のスケッチを重ねながら自分なりに模索していくつもりです。

サイボーグ戦士について

やはり要望が多かったのは、相手を分析して攻略する能力と技をコピーする能力ですね。このアイデアはこちらで用意していた草稿とも一致するので、多分盛り込むことになるんじゃないかと思います。
サイボーグらしさについての意見には「電撃攻撃などの機械的な攻撃手段」で表現する方向性と「人の心をもたない不気味さ」で表現する方向性があるようでした。
前者については現在保留ですが、後者はキャラ立ての中心にもなる重要なポイントなので何らかの形で表現していこうと思います。

リョナシーンについて

「徹底的に脚を狙われて得意の脚技が封じられる展開が見たい」という声と「腹パンシーンが見たい」という声を多くいただきました。またその他にもかなり詳細にリョナシーンの展開を提案していただいているご意見もあり、読み応えがあります。
リョナシーンについては全体のストーリーテリングや構成の中で決めていく必要があるので現段階ではまだどれを採用するかは未定です。

驚異的な一致も…

頂いたご意見の中にはこちらが用意していた草稿とプロットから細かいシーンに至るまで驚異的なレベルで一致しているものがあり、かなり驚かされました。
しかし、よく考えてみれば私もその方も無からアイデアを生み出しているわけではなく、まず趣味嗜好があって、そして今まで観てきた作品の影響があるわけですから、その二つが大体似ていれば、最終的に出てくるアイデアが酷似していても格別不思議じゃないのかもしれません。
実際にアンケートやアイデア募集などを実施するとこういうことはよく起こります。

ご意見お待ちしております

ご意見募集の回答期限は2021年8月31日23:59までです。複数回回答可能なので、一度回答された方も、何か新しく思いついたことがあれば何度でもご意見をお寄せ下さい。制作の参考にさせていただきます。
⇒回答ページへ

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