【読み切り小説】白濁の巫女 ~紅いしずく~
数え年にして○2歳、遂に精通を迎えた僕は、幼馴染の巫女姉妹がいる濁命神社にて、ある儀式を体験することになった。代々、精通を迎えた子○の中から選ばれた者から巫女が精液を絞り取り、濁命様に子種をお供えすることで村の子孫繁栄を願ってきた、歴史あるこの祭事は、一見すると選ばれた男子は快楽が得られる、羨むべき存在のように思われがちだが、この神事には大きな落とし穴が仕掛けられていたんだ。
精通の儀を無事に終え、更に神社を継ぐに相応しい男子として選ばれし者は巫女と交わることができるのだ。しかし、その結果次第では、恐ろしい罰が待ち受けている。僕は、村の歴史の中でも珍しい、恐らく百数十年振りぐらいの”外れ種”だったのだろう。
僕が生まれ育った奇妙な村で体験した、残酷な出来事を皆さんに紹介します。目を背けたくなる場面もあると思うけど、将来の注意喚起のためにも、その記録をここに認めます。
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