「プールサイドのふたなりカップル」の制作過程をご紹介します。
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- ラフ & 下書き
- 線画
- ベタ塗り
- 影
- 肌
- 髪
- 目
- 背景
- エフェクト
1. ラフ & 下書き
ラフは深く考えず勢いで。エロくなーれ、エロくなーれと念じながら描きます。
この時は乳首がつながれてるのを描きたかったのですが、後で服を着せたら整合性取れなくなったので、無しにしました。乳首チェーン連結、いずれ描きたいです。
下書きは、ラフの線を消しゴムで整理したり、等身やパースなどの整合性が取れるように、変形ツールで調整します。本番で使わない線なので、汚くてもOK。
で、一旦、全裸で下書きしてベタに塗ったら、なんか寂しかったので、服を着せる差分を作ることに。
2. 線画
下書きの線を元にきれいな線を引きます。今回は シャーペン を使いました。
3. ベタ塗り
左右のキャラごとに、肌、髪、目、上着、スカート、アクセサリ などに分けてレイヤーを作り、ベースの色で塗っています。二人いるとレイヤーも2倍必要で、後で苦労しました。
4. 影付け
MagicPoserという3Dポーズアプリでポーズを作って、大まかな影を付けます。
影と光の境界は目が行きやすくなるので、おっぱいとおちんちんに影がかかるようにしました。
おっぱいにかかる影の形で、ふくらみの曲面を明確にしています。
影は薄紫で塗り、レイヤーは 焼き込み(リニア)(Lb) にします。マスクをクリップ の設定にすると、下のベースの色からはみ出さず便利です。
5. 肌の塗り
第1段階
4で付けた影のエリアと、直接光が当たっていないところを、彩度を上げ、明度を落とした肌色で塗ります。レイヤーはノーマル 。
第2段階
奥まっている個所、コントラストを強調したい箇所をさらに暗くします。第1段階と同じ色で、レイヤーは 乗算
6. 髪
ベース、暗い、明るい、の3枚のレイヤーを作り、 スタジオペン でストロークを残して毛束感を出すようにしました。
最後にベースの下側を、背景のプールの反射で明るくしています。
7. 目
目はこだわりポイントなので、なるべくレイヤー分けして、あとから調整できるようにしています。
今回は、瞳孔の周りにリングを描きこんでちょっとアニメ調にしてみました。
スノーガム というブラシで作ったキラキラを オーバーレイ で重ねると複雑な輝きが出て好きです。
瞳の下側に、背景の照り返しをイメージした白い半球を入れてみました。ハイライトもそうですが、奥の形(瞳とか)を超えて光を入れると、ツヤ感がでます。物の上に液体の層があるからだと思います。
8. 背景
参考資料を見ながら描きます。目線の高さだけ意識しますが、ディテールはどうせほとんど隠れるし、ぼかすので適当に。
色々調整します。
調整 - カーブ で明るくしたり、
調整 - ブルーム でハイライトを光らせたり、
調整 - ぼかし(ガウス) でぼかしたり、
輝度 - 徴光 でキラキラをとばしたり。
9. エフェクト
最後にもろもろのエフェクトを入れます。
夏の強い日差しを意識して濃い目の影を入れていたのですが、全体的に淡いほうがいいかなと思って、薄いオレンジとピンクのグラデーションを作り、オーバーレイで乗せました。
顔に光を当てるために、大きくぼかして 追加 レイヤーで重ねています。
右上からの日差しを表現するために、輝度 - ライトブラシ で光を入れています。勢いよく描くのがポイント。
足元のプールからの照り返しを表現するために、セーラー服の内側やスカートのすそなど、下向きの面に反射を入れています。
おわり
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