甘夜書房 2022/06/08 18:00

【後日談小説】男友だちに告られた翌朝~バスルームで健太くんと

「男友だちに告られたら、いつの間にか乱交してました」、DLsiteとBOOTHで合わせて100DLを越えました。
ありがとうございます!

番外編を書きました。
本編が終わった直後の話です。瑠衣と健太のお風呂でのセックスシーンです。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

全裸のまま、健太くんに抱えられてバスルームに運ばれた。
樹くんの部屋の水回りは、私たちの通常のワンルームとほぼ同じだった。
よくあるタイプのユニットバス。
健太くんは、私を洗い場にそっと下ろした。
「ちょっと待って」
健太くんは一旦、バスルームの外に出る。そしてすぐ側の湯沸かし器を操作した。
まるで自分の部屋みたい。
ピッと聞き慣れた音がした。
健太くんは、そのまま黒いジャージパンツを脱ぎだした。
筋肉質のお尻が見えて、私は慌てて目を逸らす。

(こんな明るいところで、男の子の裸なんてみれないよ……)

昨夜からさんざん、健太くんといやらしいことをしてたくせに、そんなことを恥ずかしがる自分がおかしい。
さっきまで樹くんとセックスして、ユウのおちんちんを舐めてたくせに。
それなのに、どこかリアルに感じられない。
昨日まで友だちだったはずの人、それも三人と同時にセックスしちゃったなんて……。

全裸になった健太くんがはいってきた。ぱたんとバスルームのドアがしまる。
これから起こることを想像して、そわそわした気持ちになってしまう。
「座って、瑠衣」
「あ、うん」
なんのへんてつもない白いプラスチックのお風呂の椅子に腰掛けた。
樹くんのバスルームは、きれいに掃除されていた。樹くんらしい。
棚には、大きめのボディソープのボトル。ドラッグストアで売っている大手メーカーのもの。そしてメンズ用の青いボトルのシャンプー。
ただそれだけのバスルームだった。

(なんか男の子っぽいな……)

私は、バスルームのドアに背を向けるようにして椅子に座っていた。
右側にはバスタブ。もちろんお湯ははいっていない。
正面の壁についているシャワーを健太くんは手にとって、水栓をひねってお湯を出した。
シャーと水が流れ出る音。ふわっと温かく湿った空気。
「熱かったら言えよ」
健太くんは、私の背後に立ち膝をついて、シャワーを私の肩からあてだした。
「大丈夫……」
肌に流れるお湯が心地いい。
昨日からの異常な状況になってから初めて、ほっとしたような気持ちになった。
いや、今もすでにおかしい。
「健太くん、自分でやるから……」
「いいから、いいから」
そもそも、この狭いバスルームに二人でいること自体おかしい。
なにされるんだろうと少し身構えていたけど、健太くんはシャワーを私に当てるだけだった。
肩から背中にまわるお湯が気持ちいい。
少し腕が伸びて、足のほうにもかけていく。
「俺たち、瑠衣の体舐め回してたから、汚いよな。ごめんな」
恥ずかしくて耳まで赤くなってしまう。
いやでも三人の唇が、舌が、私の肌をはいまわっていた感触を思い出してしまう。
じゅくっと体の奥が反応したのが分かった。

(思い出すだけで……こんな……。私、おかしいよ……)

私はお湯の気持ちよさに集中するようにした。
バスルームに、ほわっと温かい空気が広がっていき、心地がいい。
肌がまんべんなくお湯で温められて、リラックスした気分になってきた。
ふうっと溜息をついたら、健太くんの長い左腕が伸びてきて、私の太ももに手をかけた。
「ここもきれいにしないと」
「あっ」
私の太ももが開かされ、局部が見えてしまう。
そこへ、健太くんはシャワーのお湯をあてる。
柔らかい肌に、温かい感触。
「や、大丈夫……自分で……できるから……っ」
「いいから」
有無を言わせず、健太くんは右手で持ったシャワーを当て続けた。少し動かしてまんべんなくお湯を当てるようにする。
陰毛がしっとりと濡れ、柔らかい肌にはりついていった。

フォロワー以上限定無料

フォロワーさん限定公開

無料

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索