ボイスロイドで音声制作を初めた時の話

仮眠用ボイスを公開してから、一週間が経過しました。
81PVとフォロワー様が19人です。
ご興味を持っていただき、ありがとうございます。

さて、今回の記事は、作品の制作話をしたいと思います。
制作秘話や制作の裏話って、惹かれるものがありますよね?

ボイスロイドでの制作で、こんなことを疑問に思いませんか?
Q1.ボイスロイドって有償作品にしてもいいの?
Q2.初心者が、制作するのに必要な時間は?
Q3.制作の難易度は?
この疑問にすべて答えます。

先に結論だけは書いておきますね。
A1.可能だけど、別途ライセンス(110,000円)が必要です。(本文にガイドラインへのリンクあり)
A2.わたしの場合で、8時間20分くらいです。(詳細は本文で)
A3.難易度自体はそこまで高くないです。

【無料】仮眠用カウントダウンボイス cv結月ゆかり
この作品のことを深堀りして、語ります。

※"ゆかりさん"と"わたし"との茶番劇が入っています。
その部分は事実を元にしたフィクションです。
ゆかりさんは勝手に喋りません。悲しいなぁ……。


なぜ作ろうと思ったのか?

日頃から、仮眠を取っています。
ただ目を瞑ってする仮眠
遠くをぼんやり眺めるだけの仮眠
自然音を流しながらする仮眠
※この場合の仮眠とは、脳を休める時間を意識的に取ってる時間の事

この仮眠で十分でした。
しかし、催○音声好きの自分なら、カウント系の仮眠ボイスがあったらより良い仮眠が取れると閃いたのです。

そして、検索をしました。
けれど、仮眠用のカウントダウンボイスが見つかりませんでした。

ないなら作ったらいいじゃない。とゆかりさんが脳内でささやいたのです。


ゆかり「いまこそわたしを使うのです。」
わたし「ああ、ボイスロイドかぁ、でも作るの大変そうだしなぁ……」
ゆかり「購入してかれこれ10年ですよ。購入直後しか使っていないのです。少しは使ってくれてもいいじゃないですか……」
わたし「ゆかりさん……今までごめん……うん、やってみるよ!」

なんていう寸劇があったような無かったような?
無かったです。
その時に、ゆかりさんが目に止まったんです。


音声作品の作製の話

最初はカウントダウンのみを作成しました。
数字でも読み上げをしてくれますが、なんか納得できずに『ひらがな』で入力しました。
たぶん、なんだかんだで、1時間くらいで終わりました。

一番苦労したのが、カウントの間の調整でした。

カウントダウンだけの音声で、アラームを組み合わせて数回つかってみました。
その結果、最後に終了のお知らせがあったほうがいいと感じました。
そこで作ったのが、『時間ですよ。起きてください』の音声です。
この時は、全然時間を必要とせず、多く見ても10分も掛かってないです。

そして、カウントダウンをいっぱいトラックに詰め込んで、最後に終了のボイスを入れる……?
この構造はいろいろとダメダメだろうと、カウントダウンの長時間化を決めました。

それと共に、ここまで自分で使って有益だったので、配布できたらいいなとも考えました。
そこで、冒頭部分の作成もしました。
ここの短い文章でも、初めて作るのに非常に時間がかかりました。
考えるのに、1時間くらい掛かったように思います。

ゆかりさんに「なにそんなにモタモタしてるんですか?」とジト目で見られてそうなくらい、あーでもない、こーでもないと考えてしまいました。

結果として、シンプルに落ち着きました。
音声の作成自体は、こちらもすぐに終わり、10分くらいです。
ただ、書き出した音声に変な部分があって、再書き出しをしました。

ゆかりさん「ちょっと久しぶりに喋ったから、喉の調子が悪かっただけですー」
わたし「等と意味不明な供述をしt、正直すまんかった」
ゆかりさん「まあ、いいんですけどね」


カウントダウンの長時間化をする為に、無料ソフトを探しました。


そして、音声の編集に使ったソフトは『Audacity』です。

パッと見て理解しやすく、使いやすくて、良かったです。
レビューの評価と、あとはアイコンの見た目で決めた感じです。

カウントダウンのループについても、そこまで時間を必要とせずに作れました。
一回、6分くらいの長さで作って、書き出し
その後に、それを3つ繋げて、最後に終了のボイスを付けて終了です。
この作業に、だいたい1時間くらい掛かりました。

なので、ここまでで3時間20分程度が、今回の制作に掛かった時間です。


配布しようと思い至って行動した事

音声が完成して、チェック(という名の仮眠)も終わりました。
一回通しで聞いたので、時間は20分です。
そこで、さーて音声作品として、配布するとして100円くらいで売れんかね?
等と、捕らぬ狸の皮算用をしていたわけです。

それとは別に、作品を配布するなら、『作品紹介』と『read me』の作成に取り掛かりました。
これが実に難航しました。初めての経験という事で、まっさらなテキストエディタの前で、固まったのです。

とりあえず、『read me』から取り掛かり、
"ダウンロードしていただきありがとうございます。"
等と書いたものの、しっくりこない。

ゆかりさん「そういう時は、先人に習うのですよ」
わたし「ゆ、ゆかりさん、ナイスアドバイス!」

というわけで、色々な作品の『作品紹介』と『read me』を読み漁りました。
いやー、皆様ほんとうに魅力的な作品紹介を書いていらっしゃる。
『read me』は注意事項だけ、きっちり掛けば、あとはわたしの場合は適当でも大丈夫そうだなと判断ができました。
しかし、この作品の魅力ってなんだ? となったのです。

わたし「仮眠に使えるって事と……えぇ……と……?」
ゆかりさん「仮眠の良さを説明して、シンプルでいいのですよ?」
わたし「はい。ゆかりさん」

と、こんな感じで、『作品紹介』と『read me』の作成が終わりました。
それでも、ここまで3時間は使ったように思います。
先人に習っていた時間が長かったです。
一番大変だったのは、ここかもしれません。

最後にイラストについて
作品紹介を見ていて、戦慄しましたね。魅力的なイラストの作品は、それだけで購入したくなる事実を体感しました。
ゆかりさん「仮眠という健全な作品なのですから、分かりやすさ重視でいいのです。しかも初作品なのですよ?」
わたし「あなたが神か」

そんなこんなで、いらすとや様のユーザーになりました。
ちなみに、使用させて頂いたイラストは、「アイマスク」で検索して出てきました。

イラストに作品タイトルを入力して、眺めてまた違和感がありました。



わたし「……んー? なんか変だなぁ」
ゆかりさん「横書きなのか縦書きなのかが、パッと見で判断ができないからじゃないですか?」
わたし「神ッ!」
ゆかりさん「その反応はなんだか雑ですね」
わたし「ソ、ソンナコトナイデスヨ」

棒線を引いて、誘導すればいいから……
あとは、色が散らかるとよくないし、アイマスクと同じ色合いで……っと。
こうして、今の形になりました。

この時に使用したソフトは、普通にペイントです。
画像の用意には30分くらいが必要でした。

配布用の作製で、3時間50分くらいですね。
ここまでの合計で、7時間10分くらいです。

製作終了! 配布に至るまでの工程

これはそう、右往左往した話です。
利用規約の確認は大事ですね。


配布しようとして調べたら、有償配布はNGだった話

有償で配布するには、ソフトとは別に商用ライセンスが必要でした。
※110,000円(税込)/製品毎

株式会社AHS様のWebページにガイドラインが有りました。
記載されているページが、VOICEROID個人向け商用ライセンスです。


必要な部分のみ要約抜粋します。
・非営利目的ならOK
・アフィリエイト目的はOK
・音声素材として配布する行為は、禁止行為
・スポンサー契約がある場合はライセンスが必要

非営利目的とは、以下のような事です。
イベント会場での配布の場合等で、実費回収分の値段を付けるのはOKという事です。
CDメディア代と交通費 等

今回の場合は、ネットでのデジタル配布です。
有償の場合に、販売数次第で利益が出てしまう為、不可ですね。

わたし「ダメならダメでしょうがないか、無料配布にしますよ」
ゆかりさん「私はそんな甘い女じゃないのですよ。ふふふ」
わたし「えぇ……」

無料公開しようとしたら、有料でないと登録できなかった話

それで、無料配布で登録をしてしまおうと、DLsiteで作品の登録をしようとしました。

ゆかりさん「あれ? それでは、どうしてCi-enで配布しているのですか?」
わたし「できなかったんですよ……」
ゆかりさん「そうだったんですか。知らなかったです。」
わたし「私もできると思っていたんですよ。無料の作品を知ってるだけに、できると思い込んでいました」
ゆかりさん「やってみないと分からない物ですね」

ユーザーでしかなかった私は、本当にこの辺の事を知りませんでした。
いやぁ、本当にビックリしました。いざ、登録しようとしたら、できませんでしたからね。



ここで嫌な予感がして、最後まで進めると……

できないと知りました。


何故だッ!?


あ、はい。
(よくある質問>サークル向けで、無料”と検索をした結果がこちらです。)

ゆかりさん「これでひとつ賢くなれましたね?」
わたし「ちぃおぼえた」
ゆかりさん「それ私が言ったほうが、良くないですか? あと古いですよ」
わたし「おっふ、辛辣ゥ」

ここまでに調べたりなんやらかんやらで、1時間くらい使ったように思います。

Ci-enで配布できるのを知っていたので、配布先に困らなかった話

そんな訳で、DLsiteで公開はできませんでした。
しかし、Ci-enで音声作品を無料公開をできるのを知っていました。
スク水さんこと、Hypnotic Yanh様の作品で『生体コア化実験』を聞いた経験が活きました。
無料とは思えないクオリティなので、是非きいてみてください。

無料作品を公開してる記事へのリンク
エアコミケ新作「生体コア化実験」を無償頒布します


ゆかりさん「経験は身を助けるという事ですね」
わたし「たしかにエロい経験のおかげで、困らなかった事案です。ふひひ」
ゆかりさん「なんか言い方がキモいですよ」
わたし「キモい頂きますた。我々の業界では、ご褒美です。何故なら、変態紳士ですからね。キリッ」
ゆかりさん「最強かな?」

Ci-enに登録時の文章については、それほど苦労する事もなくスラスラと書けました。
おそらく10分くらいだったと思います。
そして、現在に至っています。

公開しようとして、公開できるまでに1時間と10分くらいですね。
つまり、合計で8時間20分が必要だったということです。

以上が、初の音声作品の工程になります。


今回の教訓

わたし「とりあえず、行動すればなんとかなります」
ゆかりさん「そうですね、行動しなければ何も変わらないし、変えられませんね」
わたし「というわけで、思い立ったが吉日、とにかく興味が湧いたらやってみましょう」
ゆかりさん「その結果、買われてから10年…ブツブツ」
わたし「あ、あの、ゆかりさん? と、とにかく、思い立ったら吉日ですよ! 最後はあの言葉で締めてください」
ゆかりさん「ちぃおぼえた」
わたし「ふっふー、ゆかりさん最高!!」


最後に

楽しんでいただけたでしょうか?
お固くなりすぎてもアレなので、茶番劇を入れました。
ちなみに、この記事を書くのに、10時間くらい掛かりました(笑)
感想等があれば、気軽にコメントしていってくださいね。

この記事を読んだ事で、
これから何かを初めたい! という方の後押しになったなら嬉しいです。


[【無料】仮眠用カウントダウンボイス cv結月ゆかり][【無料】仮眠用カウントダウンボイス cv結月ゆかり](https://ci-en.dlsite.com/creator/10857/article/521632)
この記事の作品のことを深堀りして、語りました。

感情表現の豊かVerはこちらです。


宣伝

先月末からフクロー紳士という名前で、DLチャンネルにてまとめ記事を書いています。
DLチャンネル フクロー紳士
催○音声を中心に、いろいろとまとめています。

記事数が多くて、どれを見たらいいのかわかんよという方にオススメの3記事
1:催○音声のオススメ:【催○音声】何度も聞いているコスパ最高な催○音声5選
2:同人音声のオススメ:【同人音声】ずっと聞いているコスパ最高の同人音声5選
3:なぜかPVがガン回ってる記事:【同人音声】『TS女体化ユニット「♀化機姦」~強○メスイキ絶頂地獄~』とオススメ作品5選
PV数の伸びがこの記事だけ突出しているんですがガガガ
皆好きねぇ

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索