Ｂ級映画とわかり脱力する瞬間

いつものＤＭＭで『ＧＩウォー』なるモノを借りる。

製作国名にドミニカとあるので気づけばよかった。
おれはロケ地がドミニカなんだと思い込んでいた。
（それは正しいのだが、違うんだ！おれの勘違いとは）

パッケージはカッコイイＣＧバリバリっぽいぞぉー。
かっこいいんだろうなぁ

本編が始まる。

おおっ、ＣＧに頼らないでホームカメラっぽい演出かぁ
やるなぁ。

主人公と思しき人物がアサルトライフルにブルーのＬＥＤライトを光らせて登場したぞ。（んん？）

ジャングルで戦闘か…

おおっ、敵と撃ち合ってる…（んんっ？なにかおかしいぞ？）

敵は散弾銃で応戦しているな…他に敵がいないぞ、どうしたんだ（ま、まさか…）

そういえば、主人公はとても訓練された戦士とは思えないそこら辺にいそうな兄ちゃんだったな。
まぁ、まて。この後改造かなにかされるんだろう…

タイトルが現れる。

がーーーん。タイトルが違う。（既に原題を忘れた）

Ｂ級映画だー！

おれは、そこそこの俳優が出てきてアメリカ本土とドミニカ共和国を舞台にＧＯ！ＧＩジョーとコブラ達が戦うのを期待していたんだ、ＣＧ付でな。

しかし、おれの目の前に映し出された内容は

ネタばれ注意ね。

Ｂ級のそしりを免れないものだ。

中盤敵に捕らえられ、○問を受ける主人公。
相手はセクスゥィー将校だ！（このアタリを抑えてるのはまさにＢ級）

なんでも、自白剤がペットボトル型の点滴に入っているらしく
セクスゥィー将校と恋人のセクシーな場面を見せられて自白してしまうそうだ（まさにＢ級！素晴らしい設定だ！もらった！）

クソ熱いだろうに全身黒タイツ（厳密には違うが）対白タイツ忍者（厳密には違うが）の対決。

敵の本拠地に向かうスーパーカブに跨った主人公と仲間。

市街戦らしきモノがあるのだが、町の人は踊りを踊っていたな。

お色気も合間合間に入って、早送りの手を止めるのだ（Ｂ級を見るものの心理をわきまえた演出だ）

そして、敵組織の宣戦布告があり作品が続きそうなのだ！

怖い！

まだ、まだ見所はあると思う。ＣＧもあったし（あれ、全部書いちゃった？）
音声もききどころかも。

ドミニカ共和国映画が好きな人と国土を覗いてみたい人は借りてもいいんではなかろうか。
Ｂ級とわかった時点で借りるのは危険かもしれないので、時間を無駄に使いたい人はどうぞ。

結局、おれはＢ級とわかった時点で楽しめたみたいだ。
何故かニヤけるし。
もう一本の方が続きなのか・・・