蒼井茜 2021/12/27 21:38

一次通過!

アース・スターと一二三それぞれ一次通過しました!
久しぶりにコンテストで一次通過できた……。

MF文庫にも裏でこっそり別作品出してたけれどそちらはダメでした。
うーむ、自信作だが作風が昨今のあれこれには合わないのかな。

この辺は本当に試行錯誤しないといけないから難しいところ。
時代と作風と、編集と作者と、出版社と物語と、まずこれらをクリアしないと形にならないんですよね。
じゃあ形になったらいいのかというと今度はもっと大変。

なぜなら作者が書きたい世界観と物語を作る。
編集担当さんにそれを納得させて面白いと思わせる。
これを会議にあげてもらって出版社のゴーサインを得る、主に「出版して問題ないか」とか「読者がついてくれるのか」とかそういう部分の確認も含めてね。
そして今度こそ読者に……とおもいきやまだある。
今度は出版社の営業さんが各書店に売り込みをして、その結果書店さんが「じゃあ仕入れますね、死筋になったらお返しします」となります。
死筋というのは売れ行きが悪い本のことだけど、当然配送料とか手続きあるから書店さんとしては大量発注するかどうかは色々見て決める。

過去の作品がどうだったとか、ネットの評判とか、出版社さんがどんな宣伝をしているかとか。
それで書店さんが仕入れてくれて店頭に並び、ようやく読者さんに届くことになる。
そして読んでもらって、読者さんが受け入れてくれるかどうかという段階に至るのです。

ここで読者さんの反応だけでなく、今度はメディアミックスに向いているかどうかという点で他企業が目を向ける。
コミカライズは自社でというところも増えてますので、この場合のメディアミックスはアニメ化とかかな。

ここで古いラノベがアニメ化した時の台詞を引用させていただきます。
生徒会の一存より「メディアの違いを理解せよ」という一言。

ラノベならば部屋でダラダラ喋っている話でもいいけれど、アニメになったからには動きも必要となってくる。
当然魅せ方が違ってくるんですよね。

文字で読むよりも絵で読む方が、絵で読むよりも動画で見せるほうが向いている作品というのは結構あるんですよ。
その逆もまた然り、異世界スマホはそういう意味ではアニメに不向きでした。
逆にアニメに向いていたのはくまクマ熊ベアーかな。

個人の考えと研究なのであまり偉そうなことは言えませんが……それにスマホは他にも問題有ったのは事実なので。

当然両方に向いている作品もあります。
ログホラとかそうだと思う。

なんにせよ、作品を作るというのは常に運に身をゆだねることになるんですよね。
バクマン読めばわかるけれど、運の良しあしは本当に重要。
どんなにいい作品を書いても読んでもらえなければ無いのと同じ。
ならどれだけプロデュースできるかというのも大切だし、アプローチの方法だって変わってくる。
運を掴むためには指をくわえている暇なんてないと思いました。

実際今回は新作を毎日更新してようやくつかみ取れたチャンスのひとかけらですからね。
応援いただけて本当に感謝感激です。

このまま二次も通過することを祈って……!

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