犬Factory 2021/11/30 22:25

11月支援者特典

大変お待たせしました。
11月の支援者特典を更新します。

いろいろと新しい試みなどをしていたら思った以上に時間が掛かってしまいました。
その分、今回は力作ですので是非ダウンロードしてみてください。

いままでと違う点としましては、まず今回はちょっとしたプロローグをつけました。
ただエッチシーンだけを出されるより、それに至る経緯やキャラクターの掘り下げがあった方がより興奮しますよね。
ということで、今回は前よりも少しストーリー性を持たせてみました。
とは言っても、私は文章が苦手ですのでそれほど大したものではありません。
雰囲気を盛り上げるためのちょっとした前菜程度にお考え下さい。

また、それに付随してゲームブックのような選択肢も追加しています。
プロローグの最期に分岐点があります。
そこでヒロインが無事ピンチを切り抜けられるか、それとも陵○されてしまうのか。
こちらも大したものではありませんがちょっとした雰囲気作りにはなると思います。

今回は初めての試みということで時間が掛かってしまいしたが、次回からはもうちょっとスムーズに出来るのではないかと思います。

そして、今回のヒロインは前にも紹介したとおりこちらになります。


名前:鷹司マキ
出身:地球
職業:バウンティーハンター
感染体退治の賞金目当てでナズラ星に来星したハンター。
戦闘能力は極めて 高く 、凄腕 のハンターではあるが、 物事 を舐めてかかる悪癖があり、それで幾度も窮地に陥っている。
しかし、それら全てを自力で乗り越えており、それがまた本人の慢心にもつながっている。
その外見からよく勘違いされるが、エッチなことは大嫌い である 。


From now on, the supporters' benefits are also available in English.
The English is poorly translated by machine, but please enjoy the atmosphere.

This is an English translation file of the prologue.

Maki201111_PrologueEN.pdf (681.91kB)

下载

This is a translation by a native English speaker.
Twitter accounts of translators

Prologue2.pdf (378.48kB)

下载

プロローグ

永劫にも続く漆黒の宇宙の中、眼下には青い星が見えていた。
長い旅の終わりを告げるその光景を、恒星間旅客機の窓から一人の女が眺めていた。

「ふーん、あれがナズラ星ねぇ」

一見無造作にも見えるピンクブロンドの美しい髪。
その相貌は大人びていながらどことなく幼さを残し、常に挑発的ともとれる視線を周囲に投げかけている。
露出の多い黒いスーツは、しかし見るものが見れば戦闘用のそれと分かるであろう。
彼女の生業は賞金稼ぎである。
このナズラ星に訪れる多くのハンターの一人だった。

「雑魚いバケモノ倒すだけで、賞金がっぽり稼げる夢の星って話だけど。
はるばる地球からやってきてあげたんだから、ガッカリさせないでちょうだいね」

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

「しっかし、辛気臭い星ねぇー。
地球から独立して経済が停滞してるとは聞いていたけど、こんなんで本当に賞金払えるの?」

ナズラ星に降り立ったマキは、当てどなく街角を歩いていた。

「つーか、地球人に対する扱い酷くない?
アタシが地球人だって理由でハンターの斡旋を断るなんて。
公的機関が平然と人種差別するとか、ちょっとこの星ヤバすぎでしょ」

善は急げとばかりにハンターの斡旋所に登録しようとしたマキに、まず立ちはだかったのはナズラ星の反地球人感情だった。
ナズラ星独立の契機となったバイオハザード事件。
それを理由としてこの星の人間の地球人に対する扱いは最悪であった。

「つーか、相変わらずアタシのことジロジロ見て……この星の連中ほんとにウザ過ぎ」

大半のナズラ人は遠巻きに地球人であるマキを眺めるだけである。
しかし、中には積極的に声をかけてくる者、そして嫌がらせをしてくる者もいた。

「よお、姉ちゃん。なんか探し物かァ?」

――またか。
そう思って振り向いたマキの前にいたのは、いかにもチンピラといった風体に男であった。

「へへっ、なんなら俺が手伝ってやってもいいぜ」
「ふーっ、やれやれ。まーたこういう手合いかー。
ナンパなら他を当たって。アタシはあんたみたいなむさ苦しい男が大っ嫌いなの」

「おーっ、言ってくれるじゃねーか。
あんたそのナリからしてハンターだろ? どうせ地球人だって理由で斡旋を断れたクチなんだろ?」

「……だったら何? いまアタシは腹の居所が悪いの。
変なこと言うとタダじゃおかないからね」

「おー怖い怖い。そう言うなって。
地球人相手でもちゃんと仕事を斡旋してくれる奴を知ってるんだ。
なんだったら紹介してやってもいいんだぜ」

「……」

(……あからさまに怪しい。
でも、他に当てもないし聞くだけ聞いてみるか。
なにかあっても、この程度の男どもが束になったところで相手じゃないしね)

「わかった。じゃあ案内して。
もし嘘だったら……分かってるでしょうね?」

「OK!OK! よしこっちだ。ついてきな」

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「で、どこまで行くの?
なんか、あからさまに怪し場所に案内されてるんだけど」

通りを抜け一歩踏み込んだ場所は、お世辞にも上品な場所とは言えなかった。
全裸で倒れる薬物中毒者と思わしき男。いかにも売春婦といった風体の女。刺青を入れた男たちが舌なめずりしてマキを値踏みしている。
案内された場所はスラム街そのものだった。

「へへっ、もう分かってんだろ? こういうことだよ。
おい、お前ら! もういいぞ、出て来い!」

「うぇへへへ、へーい」
「おおっ、また地球人じゃないッスか! 最近多いっスね!」
「前の地球人も激マブだったが、こっちもかなりのモンだぜ」
「前は邪魔が入っちまたが、今回は逃がさねぇぜ」

「やれやれ。やっぱりこういうことか」

「へへへっ、大人しく犯されれば生かして帰してやるよ。
逆らったら死ぬまでオモチャにしてやる」

「ふーっ、男ってヤツはどうしてこうバカばかりなんだろう。
脳みそ下半身にでもついてんの? この性欲猿の薄ら馬鹿ども」

「クククッ、今にお前も猿みたいによがらせてやるよ」
「一緒に気持ちいいことしようぜぇ、ヒヒヒヒッ」
(さて、どうしよう。
こんな連中相手にならないけど、あまり騒ぎを大きくしても面倒ね)


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