おおなみこなみ 2022/09/11 23:36

Live2Dの勉強方法(独学の記録) 意外と簡単!?みんなもキャラを動かそう!!

Live2D面白すぎるという話

Live2Dやめられない!!

こんにちわ。
相変わらずLive2D面白くて弄り倒していました。

ここまで来たよという結果!!


動いてるの見てるだけでなかなか楽しい。
まだまだ出来ることがあるのでまだ遊べますねこれわ。

Live2Dを勉強した流れ

Live2Dを触り始めたのが盆休みだったのでちょうど一ヶ月づらい経ったでしょうか。
1ヶ月でかなり動かせるようになってきたのではと思ってます。

というわけで、前回少し触れましたが
どうやってLive2Dを勉強したか
自分の場合をまとめておこうと思います。
Live2Dに関することは勉強先にわかりやすくまとめられていますので
これからLive2D勉強する方やLive2Dに興味がある人が
何処から始めるか」の参考になれば嬉しいです。

やってみた感想として
・難易度 
・おすすめ度
を★3(MAX)つけておこうと思います。

自分が実施した順番に紹介させていただきます。
※Live2Dをお持ちでない方は体験版かFree版を使うのもありです。
Free版は機能制限があるので全部は真似できないかもしれませんが
自分が今後Live2Dを出来そうか否かの判断は十分にできると思います。
楽しく感じたらぜひ購入(封印解除)して遊び倒しましょう!!

1.Live2D初心者講座の受講

自分の場合は一番最初は
「超初心者向けLive2Dの講座」を受講しました。

・難易度 ★1
・おすすめ度 ★2
※都合よく開催されていればすぐ受けれます。
オンラインの講座を受けました。

感想としては受けてよかったかな~というところです。
僕が受講したものは基本座学メインでLive2Dとは!
て感じのものです。
内容も簡単なもので「目の開閉」「首の角度」「口の開閉」と言った感じです。
座学メインとは言いつつも上記の項目とトラッキングソフトまで
持っていって動かすところは実践でやりました。
本当に何処から初めていいかわからない!!」という方は
受講してもありかもしれないです。
講座によっては有料とかもあると思うので費用面が気になる方は
受けなくても大丈夫だと思います。

2.Live2d参考書の実施

2回目は「Live2Dの参考書」に取り組みました。

・難易度 ★2~3
・おすすめ度 ★3
※できるだけ最新のものが良いかも?
ネットでおすすめの本調べてみるか実際に書店で手にとるのもあり。

自分の場合ですが
「10日でマスターLive2Dモデルメイキング講座」という参考書をやりました。
この参考書、何故か自宅にあったんですよね~
ちょうど盆休みだったので暇つぶしがてらやりました。
(特に外に出る予定もなかったので)

参考書はこれしかやったこと無いのですが
練習用のPSDデータが付属しているものをおすすめします。

自作のイラストデータを用いても良いのですが
Live2D用にレイヤー分けをしないといけないので、ここから始めようとすると飽きる or 挫折する可能性があります。
(なぜかというとLive2D用に描かれていないイラストのバラシが結構大変です。後ろのパーツ等、見えないところのパーツは基本描いていないと思うので穴埋め作業が発生してしまいます。すげーしんどいです。)
まずはレイヤー分けが完成しているデータを使用するのをおすすめします。

取り組んだ結果がこちら

出典:10日でマスター Live2Dモデルメイキング講座(技術評論社刊)
(C) fumi/株式会社レミック/技術評論社

元のイラストがリッチなので、凄いものが作れたような気がします。
達成感はかなりありますね。
2019年末にでた参考書ではありますが基礎はしっかり書いてあるので
十分勉強になると思います。
トラッキングアプリに関してがfacerigの内容になっているので
そこだけは少し引っ掛かりがありますが、それに関してはネットで調べれば十分可能です。

この参考書で自分が困った部分は一部内容と配布されている練習データに
差異があったり、不足しているデータがあったりなど多少の混乱がありましたが、
公式ページの正誤表を確認しつつ、データがない部分は内容だけ理解すれば大丈夫でした。

というわけで個人的には練習用のPSD付きの参考書おすすめです。
好きな絵柄のものを選ぶのも全然ありだと思います。
楽しんで練習しましょう!!

3.いざ!自作モデル作ってみよう。

そしてついに「自作モデル」を作ることにしました。
これはイラスト描くところから行いました。

・難易度 ★2.5~3 (自分はイラスト苦戦するので★3かな)
・おすすめ度 ★3
※やはりこれをやるために勉強したのでやるしか無いでしょう。
達成感はかなりあります。イラストだけでも好きですが
動く様になるだけで自分のキャラにより愛着がわきました!!

キャラデザは考えるの大変だと思ったのですが
そこはキャラクター案を作っていた「異世界夜遊び」の「アイシャ」
を使うことにしました。

Live2Dイラストを作ることだけで力尽きないように
上半身だけで制作しました。
(前参考書の最後に最初の自作モデルを作るときはまずバストアップなどで
コストを抑えてやってみると良いとアドバイスがあったので忠実に。
でもお尻周りとか描きたかったから太ももぐらいまで描いちゃいました。)

PSDの組み方とかは参考書についていたデータと
Live2Dの公式サンプルデータを参考にしてます。

あとは参考書を読み返しながら同じ手順で
自分のモデルに設定をしていきました。
動いたときはもう感動モノです。


※動画は前回の記事と同じもの
これだけ音出ます。気をつけてください。

4.Youtube動画で更に講座を受ける

自作モデルを完成はさせましたが
やはり他の方の作品と比べるとまだまだ足りない部分があります。
そこで次にどうやって技術を学ぶか考えたときに出てくるのが
「Youtube動画」ですね。

・難易度 ★2
・おすすめ度 ★3
※かなりおすすめ!!ここから始めても良いと思います。

youtube動画はすごく充実しています。正直ここから始めてもOKだと感じました。
中でもおすすめしたいのが
「ディープブリザード」さんのyoutubeチャンネルの初心者講座です。
ぜひ検索してみてください。イラストに関する講座も多くあります。

全3回の動画にまとめられていてしかも練習用のPSDデータを用意してくださってます。
しかも完全無料です。本当に感謝!!ありがとうございます。
※データはLive2Dの練習用ですので取り扱いには十分注意してください。

またつい最近「超初心者講座」の動画をUPしてくださっています。
一体も作ったことない人や初心者講座が難しいと感じた方は
ぜひここから挑戦してみてください。
声も聞き取りやすく話の内容もわかりやすいです。
挑戦する気持ちがあれば絶対できると思います。


初心者講座第一回目
リンク先:ディープブリザード様チャンネル

この講座を終わらせたおかげでモデルの可動域を大きく増やすことができました。

5.自作モデルのブラッシュアップ

講座を終わらせたらやりたくなるのは自作モデルへの反映ですよね。

・難易度 ★3 
・おすすめ度 ★3
※ここまでくれば後はひたすら作る作る作る!!

講座で学んだこと+他の方が紹介している技術等を勉強しつつ
自作モデルに反映させました。

自作モデルに新しく反映させたのは
・可動域
・物理演算(元々多少入ってましたが更に追加)
になります。

イラストににも手を加えました。
全身表示できるように脚を描き足しました。

これが反映させたのが一番最初の動画になります。
一応新旧比較するとこんな感じです。


めっちゃ動く!!めっちゃ揺れる!!
たのしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

まだ学習できていない部分もあるので
今後もどんどんアップデートしていく予定です。

まとめ おすすめ学習の流れ

ここまでつらつら書いてきましたが
自分が学習に取り組んだ上でおすすめする順番ですが

「youtube動画で初心者講座を実施→自作モデル制作」

or

「初心者向け参考書(PSDデータ付き)→自作モデル制作」

のどちらかがおすすめです。

選ぶ基準ですが
「本だと画像の途中経過が分かりづらいという方は」→youtube動画
「動画だと一回一回止めるのが大変だし置いていかれるという方は」→参考書
という感じで選ぶのはどうでしょうか?
ちなみに本はめくるのが大変なので電子書籍がおすすめです。
デュアルディスプレイか大きめのタブレットをお持ちなら効率よく学習できると思います。
動画の利点は操作を見て覚えれることです。手癖で作業される方が多いので隠されたテクニックも存在していますし、初心者向け動画では大抵そのことについても説明してくださるので大変勉強になります。

ぜひ、自分にあったものを選択してください。
(ちなみに自分は動画派です。)

ここまで学習した上で勉強しなきゃいけないと思ったこと。

基本的に今の流行りもありますので
多くの講座が「Vtuber」向けのモデルの作り方になっています。
しかし動きをつけるという意味ではVtuberのモデルは
大きな範囲をカバーしないといけないので勉強にはもってこいだと思いました。
基礎は学べるのであとはゲーム用なり映像用の勉強を別途行えば問題ないと感じてます。

自分でこれは抑えとかなきゃと思ったのは

■Vtuber用モデルならトラッキングソフトへの理解です。
これは「VtubeStudio」や「Animaze(facerig)」とかのことです。
Live2Dで設定してあげたパラメータを再現させるのに必須ですね。
基本的な動きに関してはデータを持っていくだけで取りあえず動くのですが
より自然にモデルを動かすために勉強の必要ありです。
ここが完璧になればVtuberのお仕事も受けれちゃいそうですね。

■アニメーション(モーション)への理解
これはセットアップし終えたモデルを使用して動きを付ける作業です。
ゲーム用や映像用ではこちらを抑えておかないといけません。
自分も現在ここを学習しています。
企業勢のVtuberさんではあまり見かけませんが個人勢の方の多くはモーションをお持ちの方も多いです。
ゲームでは必須級ですね!!頑張ります。

上記は自分が「現状覚えたいもの」で「今までの道のりでは学習できなかったもの」になります。
もしうまく学習できた際は共有できると良いかもしれないですね。

最後に

と、現在このような感じでLive2D楽しんでます。
ご興味ある方はぜひ一緒に頑張りましょう。

ここまで読んでくださっている方で
サンプルで練習してもその後自分は「絵が描けないから」と思い動き出せない方。
大丈夫です。やりようはあります。
まず、絵がかけなくてもLive2Dは出来るようになります、その後創作活動に参加したりお仕事にすることも可能みたいです。(最近そのような動画を拝見して勇気づけられました。このあたりは3Dの業界でも同じようなものですね。セットアップ専門の方がいるほどです。)

そこまではやらないけど自分専用のモデルがほしい方。
かつLive2Dも習得したい方は
自分専用のイラストを描ける人に用意してもらいましょう。
イラストレーターさんに依頼するのもありです。
自分用のイラストはモチベーションも上がると思います。

がうまくいくかわからないのに投資するのも
わざわざお願いするのも少し抵抗ありますよね。

そんなときにもっと簡単に用意できる方法があるそうです。
僕も最近知ったのですが
Live2D公式様が運営されている「nizima」というサイトがあります。
こちらにLive2D用に編集されたPSDデータが販売されているみたいです。
かつ、「限定1点のみ」という商品があります。
これは一回しか売られない商品になるそうです。
つまりこれを購入し自分でLive2D化すれば自分だけのモデルの完成です。
※商品に利用範囲も記載されているみたいだったので確認の上、利用してみてください。

最近知った情報なので詳しくはぜひご自身で確かめてみてください。
すごく夢のあるサービスだなと思いました。
自分もそのうち利用してみたいです。


ふと思いつきでやってみたLive2Dですが思いの外楽しく。
目に見えて形になるのがいいですね。
今後も遊びつつゲームづくりや作品作りに活かせるスキルにしていきたいです。

それでは、ずいぶん長々書いてしまいました。
最後までお付き合いいただいた方はありがとうございました。
ではまた次の機会に~~。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索