すらまん牧場 2024/08/31 16:27

演出としての“ゲーム”

こんにちは!
ここ二週間ほど創作以外のことで忙しかったのでメールチェックも疎かになってたりするすらまんです! いかがお過ごしでしょうか。

さて、触手作品の件ですが、本作は「ゲーム」という形式を採用します。
これまでの動画作品もRPGツクールやティラノビルダーといったゲーム制作ツールを使用してはいましたが、基本的に一本道でゲーム性があるとはいえませんでした。本作でもティラノビルダーを使用していますが、インタラクティブ性を確保するためだけに使用していた前作・前々作と異なり、少しゲーム性がある作品になっています。


上のキャプチャは、プレイ中のパラメーター表示やプレイ選択メニュー。各体位で強弱を切り替えられるスイッチも用意しています。プレイ内容やプレイにかけた時間によって、マヌエラ(ヒロイン)の精神の変容の仕方に変化が生まれます。

「触手に犯されることによって精神侵蝕をされていく」という内容なので、何日もかけてその精神が変容していく様を描く上で、プレイヤーに選択権がある方が没入感が増すだろうという目論見があります。ゲームらしいゲームを目指したのではなく、エロへの没入感のためにゲームというスタイルが最適だと判断した、ということです。ですので、ゲーム性に重きを置いてはいません。

エンディングは基本的に一つですので目指すゴールに違いはないのですが、マヌエラをどういう過程で壊していくのかを楽しんでもらえればいいなと思っています。


余談ですが、おそらくティラノビルダーの標準仕様では並列処理をすることができないので、疑似並列処理のような感じでシステムを作っていくのがちょっと難しかったです。この辺りはRPGツクールの方がゲームシステムを自前で組んでいくにもやりやすい設計になっていますね。
じゃあなんでRPGツクールを使わないのかというと、RPGツクールの方は動画の扱いがちょっと微妙だからです(過去に実験済み)。RPGツクールで動画を使ったこういう作品を作っている人はあまりいないので先行事例を参照するのも難しく、エラーが生じたときにそもそも解決法が存在するのかも分からない(過去の実験ではここで諦めました)というのがネックでした。背景で動画を動かすことがデフォルトの仕様で想定されているティラノビルダーは動画を扱いやすかったので、ティラノを使用しています。

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索