エロRPGの作り方3「エラー対策」
「今まで上手くいったのにエラー画面が急に出た」私はものすごくよくあります。今回はエラー対策についてです。
直前に行った操作を覚えておく
「今まで上手くいっていた状態」から「エラーが急に出た状態」となることは稀です。発生した場合、ツクールを再起動します。経験上プラグインを導入直後にツクールを再起動させずに作業を継続すると発生することがあります。
対策として「直前に行った操作」は覚えておきます。
エラーを良く起こす作業は
- ファイルのリネームを行った
- プラグインコマンドを行った
- プラグインを新たに導入した
- プラグインのパラメータを編集した
だいたいこの4つだと思います。
凡ミス系は
- プラグインの順番が違う
- MZにMVのプラグインを入れている
- 信用性が低いプラグインを導入している
- ヘルプ読んでない
どこの誰が作ったか怪しいようなプラグインもしくは非常に複雑なプラグインは入れない事です。順番に関わらず入れただけでエラーの原因となって「直前の操作」を覚えていない場合、原因解明に多くの時間を浪費します。
大規模プラグインは極力避ける
大規模なプラグインになるほど設定箇所が多くヒューマンエラー(=プラグインスクリプトを使った指定のミス)が増えます。
たとえば、
この3種類は私が苦戦したプラグイン3選です。記述方法が複雑で理解して、記述できるようになってもミスでエラーを起こすので頭を抱えます。もちろん使いこなせれば出来ることが格段に増えます。
別のプロジェクトで試運転する
プラグインで捨てきれないエラーの要素は「競合」です。そのため、規模が大きいプラグインは別プロジェクトで導入。使い方を試運転してから現在制作中のプロジェクトに移植します。
実行に必要なデータ(主にimg)がない
海外版トリアコンタンさんでMoghunterさんという方のプラグインでよくやらかします。実行には同封されたimgが必要で「jsだけ入れてOK!」と思い込んでいるとエラーが出続けます。有志翻訳のヘルプを熟読すると必要なデータが記載されているのでデータをコピペすれば解決します。
またグラフィック変更系のプラグインで「ボタンに任意画像を使用する」というものもエラーを起こします。任意の画像がimgにないためです。
エラーがでないエラー(無限ループ、表示が上手くいかないなど)
- 変数、スイッチ、セルフスイッチの設定ミス
- 普段とは違うイベントの記述方法を行った
- トリガー実行、自動実行の条件設定ミス
記法にルールはありませんが、自分ルールはできるだけ決めておきます。
たとえば「出来るだけ変数、スイッチ類は一ヵ所にまとめて記述する」です。
SEだけ鳴らしてそのタイミングではアイテムを増やしていない。というのはよくあります。こうすることでイベントが見直しやすくミスを減らすことが出来ます。
- 注釈をこまめに入れる
- よく使う内容は短くてもコモンにしてしまう
というのもイベント全体をみたときに見やすくなります。
たとえば「フェードアウト」は別にフェードアウトのコモンを作る必要はありませんが、つくることで「フェードアウトする」と一目でわかります。
最後に
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