水洗いの会 2022/10/14 17:59

イラストAIについて & 進捗

前もっておわびしますが今日は文章が長いです!

ネームができました
一応次回作のネーム(ラフ原稿)ができました。もったいぶっても仕方ないのでタイトルをお知らせしますが「オナネタ母さん4」です。強い意志を持っていた母さんの態度が「3」で少し変わりましたが、次作ではどうなるか楽しみにしていただければと思います。

イラストAI
さて、台風の目と言っていいのか、震源地と言っていいのか。一部に熱狂、一部に大混乱を引き起こしているイラストAIです。
AIの各分野での進出はもちろん僕も見聞きしてはおりましたが、しかし甘かった。生産や業務ではなく、文化・創作分野に来るのはまだまだ先かと思っていましたが……。
僕の今の印象を言いますと、衝撃でしたし、脅威ですし、まあ「非常に困ったものが現れた」というのが偽らざる本音です。絵を描いている人はプロであれ同人・アマチュアであれそれぞれ苦心惨憺してきたと思うんですが、そういう努力が一瞬にして「無」に、全部ではないですがなってしまいました。
そういったむなしさとは別に脅威としてあるのが、デジタル同人作品の供給が膨大になることです。すでにFANZAではイラストAIを使ったCG集が大量に売られています。DLsiteは今のところ発売を禁じているようです。今後のことは分かりませんがおそらく増え続け、そうしますと当サークルの作品も今までと同じ数買っていただく、読んでいただくことは難しくなるだろう予想されます。
では僕自身がどうするか、ですが。今の時点でイラストAIの動向についてはあまり深く考えず、引き続き自分の作品に全力を尽くすしかないと思っております。現時点で最高のイラストAIはNovel AIだと思いますが、これで進化が終わる保証はどこにもない。そうしますと刻一刻AIの進化に合わせて変わる情勢について、あまり一喜一憂していては切りがありません。どういった絵ができるかなど正直気にはなりますが、気にしすぎないようにしようと思っています。
それから、逆に僕自身がAIを使うことも一応考えてはみました。これも「今のところ」ではありますが、AIの作る絵と僕の絵のタッチが違いすぎるんで、もし使うとすれば頭だけとってつけたような妙にことになると思います。僕が作画にAIを使うとすれば、おそらく「使いたい」というよりは同人界隈でそれがスタンダードになって「使わざるをえない」状況になった時だと思います。これもその時になったら考えるということで、今は真剣には考えていません。
基本的には今日の文章は「愚痴」でして、何かを言いたいわけではないので、さてどう結ぶか難しい。繰り返しになりますが結局のところ、目の前の作品をできるだけ良いものにするよう打ち込むしかないと思っております。

追記
長々と申し訳ありませんでした。それぐらいイラストAIの台頭は僕にとっては衝撃でした。Novel AIもさることながら、その前に現れたMidjourney。これがまた、とんでもないシロモノで……。これが作る絵の「絵画」っぽさ、「芸術」っぽさはおそろしいです。これプロもだまされて、アメリカの方のコンクールで優勝しちゃいましたからね。あとでバレて取り消されましたが。
画像素材サイトのPixta、ここでイラストを検索しますとMidjourneyの絵がもうものすごい数出てきます。Midjourneyが現れてほんの3ヶ月ほどですよ。こりゃ絵はどうなるのか、世界はどうなるのかと空恐ろしいです。

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