【技術】BoneToPixでVRoidStudioモデルをドット絵化する
概要
HD-2D風のゲームが制作できるかもしれないゲーム制作ツール、RPG Developer Bakinのリリースに備えて、BoneToPixという有料アセットを用いて、3DCGキャラクターアニメーションからドット絵を生成してみます。
成果物
手順
前準備
unityプロジェクトの作成
Unityからunityをインストールしてビルトインでプロジェクトを作成します。
VRMモデルの用意
VRoid Studioを用いてキャラクターモデルを作成します。
UniVRMの導入
UniVRMからunitypackageをダウンロードします。UniVRMの導入後、VRMモデルをunityの画面にD&Dしてインポートします。
BoneToPixの導入
BoneToPixからアセットを購入し、unityプロジェクトにインポートします。
アニメーションの用意
ここではBoneToPixに含まれていたunityちゃん素材を利用しています。あるいは、Asset Storeでモーション素材を探したり、Very Animationを利用してモーションを作成するのもよいかもしれません。
BoneToPixの使い方
撮影対象となるVRMモデルの配置
- Assets/WhiteLimboGames/BoneToPix/SourceFiles/Scenes/Converter.unityからコンバート用のシーンを開き、VRMモデルをMain Cameraに映るように配置します。
- BoneToPix ConverterのConvertion TargetにVRMモデルを割り当てます。
- 変換したいアニメーションを含むAnimatorControllerをVRMモデルのAnimatorに割り当てます。
設定
- Cell Width, Cell Heightで生成するドット絵のサイズ、Auto Pallete Color Countで色数を設定できます。ここではそれぞれ256, 256, 24に設定しています。また、Draw Outlineでアウトラインを描画するかどうかを設定できます。
- Lighting TypeをGeneric Lightingに設定します。(※他の設定だとメッシュの裏面が映らなかったり、上手く透過できなかったりなどの問題が発生したためです)
- Directional Lightをシーン上に配置します。ここではIntensityを0.7に設定しています。
- Assets/WhiteLimboGames/BoneToPix/SourceFiles/AdvancedSettings/BoneToPixSettings.asset を設定することでより詳細な設定をすることができます。ここではOutline Colorを茶色に変更しています。
変換の実施
Begin Conversionボタンをクリックするとドット絵アニメーションが生成されます。
出力結果はAssets/WhiteLimboGames/BoneToPix/OutputにAnimationとpng形式で保存されるようです。あるいは、2Dアニメーションを設定したオブジェクトがシーン上に生成されますので、これをunityのrecorderで撮影するなどして動画を作成することもできます。
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