偽凪 2024/01/02 19:15

~冒険の舞台~

※This time, we will talk about the world setting, but we will not post translations of the background setting-related stories because of the possibility of missing detailed nuances when translating them.
If you are interested, please translate the text yourself using DeepL. I usually use DeepL for translations.


明けましておめでとうございます。
今回のアンケートの自由回答にて以下のような内容がありました。

”ティルティ達が生きている世界観が気になりました。中央都市以外の王国はあるのか、ギルドはあるのか魔王のような存在がいるのかなどそういうストーリーが膨らむとまた数々のイラストにも想像力が膨らむかもしれないと思いました。余裕がございましたらご一考ください。(一部抜粋)”


世界観設定に関しては色々考えている部分はあるのですが、そういった設定は基本的に「自分がやりたいこと・作りたいネタ」が先にあって作っているもので、細かい部分は詰めてないですし、今までに書いた内容やこの記事内で書く内容も、やりたいこと優先で後々しれっと変わっている可能性はあります。

ただまあ思わせぶりな内容も色々書いてしまっているので、一回基本的な部分を前提知識的なものとして書き出してみようかなと思いました。





・過去に起こった事

ANG-EL01の存在や設定を見ればわかるとは思いますが、典型的な中世ファンタジーRPGとはちょっとズレた世界です。
魔王と呼ばれるような『何か』は存在するかもしれませんが、ストレートなイメージの分かりやすい魔王は存在しません。

この世界では『第一崩壊』『第二崩壊』と呼ばれている二つの大事変が起こっており、『第一崩壊』の際に地表が瘴気に覆われ、それの対策と、同時に発生した脅威に対する戦闘手段として魔道騎兵が製造されました。

しかし、『第二崩壊』によって文明のほとんどは滅び去り、魔道機の製造技術は失われ、以後も勝手に駆動してヒトを守りながら魔物を駆逐していく魔道機兵は、過去の事情を知らない人々から『天の使い』という扱いを受けるようになります。
ラヴィエッタは修道女ですが、彼女が所属している団体はそういった魔道機兵に対する信仰から繋がっているものです。



・現在の文明

現代では地表から瘴気が薄れた結果新たな文明が生まれており、王都とされる『中央都市(セントラル)』から枝分かれするように小さな都市・集落が設立、それらは特殊な防護魔術で瘴気やモンスターの接近を防いでおり、『生存圏』などとも呼ばれます。(セントラルは、人類復興の中心であり、生存圏においても中心に存在するため自然と中央都市と呼ばれるようになりました)

ソディアとその幼馴染のラヴィエッタはセントラル近隣の出身で、ティルティなんかは枝分かれした生存圏のかなり端っこ、要するに田舎に住んでいます。

現代の文明では『王』『王国』『騎士』といった概念が存在するものの、それは社会秩序を復活させるために、古い文献を元に模倣した形であるため、本来のものとは意味合いが大きく変わっているものもあるようです。
例えば、騎士が元々はヒト同士の戦いをするための存在というのも、今の人々はよく知りません。(現代でも、治安維持のための活動や悪党相手など、ヒトとの戦い自体は行っています)

そして、王国や王都といったものもセントラルそのものを指す言葉であり、他の国というのも存在しない……と言われています。


ギルドのようなものは存在するとは思いますが、あんまり詳しい設定を決めていない部分ですね(モンスターと直接関係がないので……)。
騎士団といった戦力や様々な技術はセントラルに集中しているため、セントラルから離れた所で問題解決や技術発展を行う際に自然発生していった組合的なもの、とかそんな感じかな~と思います。



・モンスターについて

この世界における魔物(モンスター)というのは、野生生物などが、瘴気の影響によりゆるやかに、もしくは急激な変化によって通常の生物の枠を超えてしまった存在です。
食物連鎖と関係なく、瘴気の影響を受けていない生物(特にヒト)を優先して襲う傾向にあり、ヒトが生存する上での最大の脅威となっています。

旧文明の頃から瘴気や魔物は存在していましたが、第一崩壊の際に急増。
瘴気が薄れ魔物の討伐は進んでいるものの、女性を犯し孕ませる事が出来てしまう上、皆さま知っての通りヒトが魔物と化してしまう事例も多数存在するため、そういった被害により爆発的に増える場合もあり、魔物の脅威は生存圏では常に付きまとっています。
(魔物との行為によって魔物が増えてしまう、という問題のために、交配や姦淫といったものに対する忌避感は文化的にかなり強いようです)

加えて、旧文明の魔術師たちが生み出し、放置された結果野生化した魔法生物、経年劣化によって瘴気に汚染され暴走した魔道機・魔道機兵、霊体が瘴気の影響で具現化してしまった亡霊なども脅威として存在しており、これらもまとめて魔物(モンスター)と呼ばれています。

……また、大地に封じられた『悪魔』と呼ばれる存在が伝承で語られており、それこそが第一崩壊の際に現れた脅威であり、文明崩壊の直接的な原因だったのではないかとまことしやかに囁かれています……



ストレートなファンタジー世界でない、って所でガッカリした人もいるかもしれませんが、これらの設定が意味を持ってくるのは相当先の話だと思うのでまるごと忘れてしまってもいいです。
あと前述の通り、自分のやりたいアイディア次第で書いてある事全部ひっくり帰る可能性もありますので、まあ話半分程度に思って頂ければ……(書いた内容を変えるつもりは今の所はないんですけどね)




それと、今回変則な形で質問に答えたのですが、何かしら質問したい人って結構多いんでしょうかね?
作者の語りばっか増えてもなあ、とも思いますし、コメント欄とか、メッセージとかでのやり取りは出来るわけだし別にいいか、って思っていたのですが、要望が多いようならそういった機会を作るのもいいかなと思います。

I answered the question in an unusual way this time, but I wonder if there are a lot of people who want to ask some questions.
I was thinking that it would be fine if we could communicate through comments or messages, but if there are a lot of requests, I think it would be good to create such opportunities.





↓2023年アンケートも継続中です。(The 2023 survey is ongoing.)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiIc4gX8G8oyVVtiSlmNgkTaGjlTNLpdM6kJRqLMQ5kwD7gA/viewform?usp=sf_link

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