【媚肉の咲く村】超重要設定”ファタルセクシュアル”について
ファタル・セクシュアル/fatale sexual
それは、致命的な宿命によって結ばれる一対の番。
ファタルは定められたもう一人のファタル(パートナー)と出会うことで、一生を添い遂げるための引力が働きだす。
その過程でそれまでの人格やセクシュアルが変化したり、ファタルの秘めたる潜在能力により周囲を巻き込むほどの影響をもたらす可能性がある。
しかし、ファタル同士が出会わない限り彼らがファタルとして目覚めることがない。
そのため多くのファタル・セクシュアルはファタルの自覚なく一生を終える。
なによりファタルによる世界に多大な影響を及ぼすケースは世紀単位ほどに稀であるため、市井の人々にとってファタル・セクシュアルとはおとぎ話のような形で語り継がれている。
設定の追加、ストーリーの見直し
こんばんは、ヒロシです。
デモ(試遊版という呼び方から変更)の制作にあたり、大昔に練ったストーリーを見直していました。
あ~イタタとなりながら軌道修正するポイントを探っていると、ある事に気づきました。
それは"ロヴェリアとカメリアの絶対的な運命"の描写が足りてないという点です。
媚肉の咲く村のストーリーはこの2人のクソデカ感情が大本命要素なのですが、それを俯瞰的に表現するのが上記の"ファタル・セクシュアル"です。
ファタル・セクシュアルとして目覚めたロヴェリアとカメリアの過去に何が起きていたのか?
そして本作でどのような結末を辿るのか?
それをしっかりと描きたいと思います!
雑記
ファタルという単語といえば”ファム・ファタル”という言葉がありますね。
フランス語で"運命/宿命の女"という意味を持ち、また"破滅をもたらす"といったネガティブなニュアンスも含んでいます。
最高の概念ですね。
隕石が地球に降り注ぐかのような不条理さに、愛が付き纏うだなんて...
参考サイト↓
ファム・ファタル 現代美術用語辞典 より
もちろん、ファタル・セクシュアルという設定はこの概念から生まれています。
これから先の創作でもこの設定は有効活用したいですね。
次回もよろしくお願いします。