【瀬内蘭丸×ふくっち コラボSP】第1弾 女性向けシチュボ「花咲く灯火」
【花咲く灯火】
https://youtu.be/TyTvAE-KPzA
※本日18:00より公開されます
◆設定◆
BAR『灯火』の店長
CV:ふくっち @fukufuku_v
店名の由来は人々の心の灯火となるような店にしたいという思いから。
30代後半 基本的には寡黙でいるがよく人生相談に乗ったりしている。人がいい
バーテンダー歴もそこそこ長く30歳になった時に今の店をもった。
バーカウンターのみというこじんまりとはしているものの訪れた客の満足度は高い
何度か足を運ぶとその人に合わせた店長オリジナルカクテルを味わうことができるらしい
誰かに話したい気分の時ここの店長は穏やかな優しい口調で話を聞いてくれるが決して深く入り込みすぎないところがいいというクチコミもw
彼女(ヒロイン)との出会い
店の片付けをしている時に裏口付近で泣いている彼女を見つけ店に誘い休ませる。
そこからBARに通ってくれるようになった彼女の話を聞くようになり徐々に笑顔を見せてくれる彼女に心惹かれるように
客
30代前半会社員
CV:瀬内蘭丸 @seuchi_ranmaru
バリバリのサラリーマン(営業職)
口が上手く成績も上々で出世も順調で人生順風満帆に見えるが実は女性関係があまり得意ではない。モテるが故、ストーカーまがいの被害に遭うこともあり少し辟易としていたところふらりと立ち寄ったBARが思った以上に居心地がよく酒も美味かったのでいつの間にか常連客に。
仲間とワイワイ楽しんで呑んだあと必ず一人でここを訪れゆったりとした時間を楽しんでから帰っていた
彼女(ヒロイン)との出会い
作中に出てきますがある雨の日、ずぶ濡れになりながら桜を愛でていた彼女に一目惚れ
「そこまで濡れていると意味ないかもですけど…この傘使ってください。風邪ひく前にちゃんとあったまってくださいね」
と傘とホットコーヒーを手渡している
シナリオ:一華 @ichihanahana
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(ドアが開き派手に入店のベルが鳴る)
客「ぅわー!やばっ」
マスター「申し訳ございません、本日の営業は終了……あぁ、あなたでしたか」
客「ごめんマスター。CLOSEの札見えたんだけど急な雨にやられちゃって……まぁ、閉まってたら諦めようと思ってたんだけどね」
マスター「くすっ、まぁそういうご事情でしたら……お得意様ですし構いません。雨宿りなさってください」
客「ありがとう、助かるよ」
マスター「こちら、使ってください」
客「タオルまで、悪いな」
マスター「いえいえ、お得意様に風邪でも引かれては売上に影響しますから」
客「ははっ、マスターのそういうとこ好きだわ」
マスター「閉店したのでお酒は出せませんが何かあたたかいものを入れてきますので……そちら、お座りになってお待ちください」
客「いやいや、突然飛び込んできたのにそこまでは悪いって」
マスター「しばらく止みそうにありませんし、構いませんよ」
(マスター退席)
客「ふぅー。ホント開いててくれて助かったぁ。……ってあれ? まだ客いる? ん、あれ? どこかで……うーん、どこだったかなぁ」
マスター「お待たせしました……どうかされましたか?」
客「あ、や、あの……さ、奥にまだ客がいると思わなくてさ」
マスター「あぁ、あの方は特別ですので」
客「ふーん(小声)訳ありか……」
マスター「(奥の客に向けて)もう少々お待ちくださいね」
客「ちょ、マスターの声甘っ!俺、結構ここ通ってるけどどんなに美人な客に迫られても淡々としてたくせに……あ、もしかして恋人?」
マスター「や、まだそういう関係にはないですよ。……ただ僕が大切にしたいなと思う人です」
客「へぇ、あのマスターがねぇ……やべっ好奇心がムクムクと」
マスター「ちょ、いくら常連のお得意様とはいえ変なことするのはやめてください」
客「変なことって……ふーん(面白がる)」
マスター「とりあえず、はい。コーヒー入れたので飲んであたたまっていてください」
(マスター彼女の前へ)
マスター「すいません騒がしくて。常連のお客様が雨宿りさせてほしいと……こちら、お飲みになっていてください。雨、ひどいみたいなのであちらのお客様がお帰りになりましたらきちんと送らせていただきますので」
(彼女、驚いて首を横に振る)
マスター「いいえ、もうこれは決定事項ですので。(彼女の耳近くに口を寄せる)本当にあなたを大切にしたいと思っているんです。せっかくのデートを前に体調を崩されても困りますし、ね?」
マスター「だから、待っていてください」
(マスター、客の元へ)
客「ほぉー。マスターのあんな笑顔も初めて見たわ。……ってか俺、本当にどこかで彼女と会ったことあるんだよなぁ。うーん、どこだったかなぁ」
マスター「コーヒー、冷めますよ」
客「あっ!思い出した!少し前に近くの公園で雨に濡れながら桜の木の下で佇んでた人だ!すっごい儚げで今にも消えちゃうんじゃないかって……そうそうあの時声掛けたんだよなぁ俺」
(客、彼女の方へ)
客「あぁ、やっぱり。あの、この前の雨の日、びしょ濡れだった君に傘を差し出した男、覚えてませんか?」
(彼女、少し首を傾げる)
客「ここの近くの公園で雨に濡れながら桜を愛でてる君を見てとても綺麗だって……忘れられなかった。また会えるんじゃないかって用もないのに何度も公園の前通ってさ(苦笑)」
マスター「…覚えていらっしゃらないようですし、別人なのでは?」
客「いやいや! 絶対君だよ。間違いないって! こんな綺麗な人俺初めて見たもん」
マスター「気持ちはわからなくもないですが……女性に無闇に触れていいものではないと思いますが?」
客「あっ! ご、ごめん。つい…。あの、本当に覚えてませんか?そんな前の話じゃないんだけど……」
(彼女、暫し考え込んだあと思い出したような表情をする)
客「もしかして思い出してくれた?……そう、あの時の。うん、覚えててくれて嬉しいよ」
マスター「彼をご存知で?」
(彼女頷く)
マスター「そう、ですか。……はぁ、思わぬところに敵がいたってことですか」
客「敵って……まぁ敵だな」
(彼女、首を傾げる)
マスター「やっと信頼を勝ち得てきたんです。あなたに横から攫われるとか有り得ませんから」
客「俺、一目惚れって生まれて初めてだったんだよ。……あの衝撃は今でも忘れられない。だからこそ探し続けてたんだけど」
客「(右耳元)ねぇ、君。ここで再会できたのもきっと運命だったんだ。だからさ、少しでいい。俺に時間をくれないかな?」
マスター「そうはさせません。(左耳元)今日は僕と一緒にって約束、しましたよね? 忘れたなんて言わせませんよ?」
客「(右耳元)マスターとどの程度の関係か知らないけど俺が入り込む隙、まだ…あるよね?」
マスター「(左耳元)やっと君をデートに誘えたんです。断る…なんて今更言いません、よね?」
客「耳、真っ赤。可愛い」
マスター「ね、そんな恥じらう可愛い顔。僕以外に見せたりしないでください」
客「ダメだよ、そっち向いたら俺寂しいじゃん」
マスター「あぁもう首まで真っ赤になって…本当に可愛い」
客「ねぇ好きだよ」
マスター「君のことがとても好きです」
客「俺と」
マスター「僕と」
客・マスター「君はどっちを選ぶ?(マスター選びますか?)」