まんだらこぶし 2023/11/24 19:43

「でられないおへや」のちょっとしたお話+今後の活動について

みなさま、お疲れ様です。
まんだらこぶしです。

今回の記事では

・昨日販売開始されました「でられないおへや」について
・今後の活動について

お話しようと思います。
ネタバレの要素を含むため、未プレイの方はご注意ください。



ありがとうございます

最初に、お礼を言わせてください。

昨日の0時よりDLsite様より販売されました「でられないおへや」ですが、
想定をはるかに超えるご好評をいただいています。

プレイしていただいた方、
そして制作中に応援してくださった方々にお礼申し上げます。




「でられないおへや」制作に関するお話

さて、ここからは制作にあたっての裏話的なものを
ゆる~くお話していきます。
上のお礼とかなり温度差がある上に
めちゃくちゃしょうもない内容になっています。
生暖かい目で見ていただけると助かります。








※ここから特大のネタバレがあります









「s●xしないと出られない部屋」が実は全然違う部屋だったら面白いんじゃない?

それが今作の始まりのアイデアでした。
思いついたのは今年のいつだったか、もう覚えていません。

正直、「絶対もうどこかで見たことあるな……」
というアイデアだったため、ずっとスマホのメモ帳の中に眠っていました。

そんな状況が変わったのが先月に入ってからです。
唐突にゲームの制作意欲が湧いてきて、このアイデアがやり玉に挙げられました。

ですが、まだ「s●xしないと出られない部屋」が
本当は何の部屋なのか、決まっていませんでした。

なので、
実は今いる部屋じゃなくて看板がついてる向こう側の部屋が
「s●xしないと出られない部屋」でしたーー

みたいなことをひたすら考えていました。(没案)

そして無い頭をひねりにひねり倒し、思いついたのが、


「いっしょに ぜっちょう しないと でられない おへや」

の文字を消して

「い しょに せっ    しないと でら ない おへや」


にする……というアイデアでした。
文字が消えているけどまさか「゛」が消えているとは思うまい……
などと当時の私はニヤついていました。

ここで、実際に完成品を最後まで遊んでいただいた方の中には
「?」
と思った人がいるのではないでしょうか。

はい、最初の段階ではED5の構想はありませんでした。

それどころか、普通に一緒に絶頂したらそれで
脱出成功おめでとう!
の予定でした。

(今考えるとあまりにもバッドエンド過ぎますね)

しかし、制作開始から2週間ほど経ち、
そろそろ体験版を配布しようかな……と考えていた私に、
とんでもないアイデアが天から授けられました。


「いっ ょに せっ    しないと でられない おへや」
にすれば、消えた文字で「じちょう」になるぞ。

「じちょう しないと でられない おへや」
これがおへやの正体だ。


なんという僥倖……!
天からの授け……!


このアイデアを閃いた私は、最初のアイデアを思い付いた時の
30倍はニヤけていたと思います。

ですが、冷静になって考えてみれば、こんなアイデアを思いついても
ここから内容を変えて、さらにボリュームを増やすのは自殺行為とも言えました。

私はあまりモチベーションが続くタイプではないので、
想定以上に作業量を増やせば、作品が完成しない可能性が高まります。

天からの授かりものだと思っていたそれは、
悪魔からの誘いでもあったのです。


まんだらこぶし、急転……!
光り輝く賜り者は地獄への片道切符……!


ですが私にとっては、あまりにもアイデアが魅力的すぎました。
このような作品はもう2度と作らないかもしれないぞ、もったいないぞ。
そう思いました。

そうしてアイデアを形にすることになったのですが……

結果として完成しました。

正直かなり運が良かったといえます。
少し間が悪いだけで、本作はパソコンの奥深くに眠ることになっていたでしょう。

依存症の云々や、白い砂時計の秘密……
これらは全て後から思いついたものであり、これらが奇跡的にかみ合ったのが、
今回の勝因でした。



……実際、制作を諦めたくなるような瞬間もありました。

その一番の原因となったのが、下のシーンです。





このゲームでは、何度も見ることになるシーンです。

なんと、このシーンは計14種類の分岐をします。
(後で確認してみると、細かい分岐を除けば10種類でした……)
さらに使った画像の枚数は60枚超……。
企画した人は一体何を考えていたのでしょうか。

さらに、実はこのシーンでは
アニメーションに挑戦したいとも思っていました。

(実際に試作してみたのが下のものになります。)





ですが、試作して初めて気づきました。
あまりにも差分が多すぎて、
この断面図アニメーションを制作するだけで1か月はかかるということに。

泣く泣く諦めたアニメーションですが、
何とか次回作以降では導入したく考えています。
(実際に導入するとは言ってません)

そんなこんながあったシーンでしたが、最後は根性で完成させました。
もう2度とこんなシーンは作りたくありません。


……大体制作の裏話でお話したいのはこんなところでしょうか。

想像よりずっと長くなってしまいました。
もし全部見たという方がいらっしゃったら、
長々としょうもない話に付き合っていただきありがとうございました。





今後の活動について

今後の活動についてですが、現在次回作を考案中です。

内容についてですが、今のところ「でられないおへや」ではなく「ご奉仕温泉」
に近い作品にしようかな、と考えています。

そしてそのテーマはズバリ「純真」と「背徳感」です。

自分が思う最高にかわいいヒロインを
どれだけ背徳感あふれるシチュエーションに持っていくか……
これをひたすらに考えています。

しかし、そのような作品を作る上で不安に思っていることが一つあります。

それが「画力」です。

「とにかくかわいいヒロイン」
これが次回作のほぼすべてです。

もちろん、性格やエッチのシチュエーションも重要ではあります。
しかし、やはりビジュアルこそが一番の鍵だと私は思っています。

ですが正直、現時点での画力では自分が納得できるヒロインを
作り出すことはできないでしょう。

なので、しばらくはイラストを可愛さ特化に伸ばしていきたいと考えています。

少しの時間で変わるものではないと思いますが、
それでもチャレンジしてみます。

もしかしたら、イラストにかなりの妥協をしての
制作開始になるかもしれませんし、
諦めて「でられないおへや」のような作品を突如作り始めるかもしれません。


……いろいろとお話ししましたが、
結局のところ次回作については「未定」です。

しばらくは練習したイラストをCi-enにアップする日々が続くと思います。



おわりに

これで今回のお話は終わりになります。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

記事のタグから探す

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索