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小説の記事 (6)

リルスフィアス 2023/03/16 20:10

とある娼館のとある夜 第八夜 「にいさまがたくさんぬらしてくれたから、ことりはだいじょうぶです」

「とある娼館のとある夜」第八夜です。

この世界かどうかもわからない
どこかにある街のはずれ
娼婦街のさらに裏通り
少女だけの娼館

ことりは夜ごと訪れる客に体をささげます

時に一夜に何人にも
時に年齢も、性別の別け隔てもなく
時には人外の存在にさえ
純愛も
凌○も
暴虐さえも 受け入れて
少女たちは啼きます

今夜のお客様はことりを妹と思い、妹として以上に思い慕われるようです。

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リルスフィアス 2023/02/26 09:43

とある娼館のとある夜 第七夜「ことりはねえさまとはだをかさねます」

「とある娼館のとある夜」第七夜です。

この世界かどうかもわからない
どこかにある街のはずれ
娼婦街のさらに裏通り
少女だけの娼館

ことりは夜ごと訪れる客に体をささげます

時に一夜に何人にも
時に年齢も、性別の別け隔てもなく
時には人外の存在にさえ
純愛も
凌○も
暴虐さえも 受け入れて
少女たちは啼きます

今夜は女性のお客様がいらっっしゃって、ことりを愛でていかれるようです。

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リルスフィアス 2023/01/02 23:15

魔法少女は散りぬるを #07 辺野古碧紗

青緑色の照明がぼぅっと光る無機質な部屋の中央に少女がひとり浮遊していた。
少女は衣服を一切身につけておらず、少女から女へと変わりつつあるふくよかな裸身を晒してはいたが、いくつかの機器を装着し、そこから伸びたケーブルが床を這っていた。
ケーブルの先には大きなアクリルの窓と一枚の扉のある壁で隔てられた部屋があった。情報司令室と扉に書かれたその隣室では数名のオペレーターが少女から送られてくる生体情報をモニターしている。
「んッ… くぅぅ…」
時折、少女の顔が歪む。何か苦痛を受けているようで、虚空にただひとりで体を強張らせていた。
「S1、被弾しました。」
「防壁正常です。」
「S1、被弾続きます。」
オペレーターたちがモニターからの情報を口々に報告する。
コントロールルームにあるモニターのひとつに水球型のバケモノと魔法少女の戦いが映っている。
周囲に電磁障害を伴うバケモノとの戦いは生き残った者が持ち帰る以外には情報がない。なのに、ここではそれをリアルタイムで監視していた。
「S1、保ちません。」
モニターでは水球型のバケモノに魔法少女、星空ほたるが打ちのめされ、飲み込まれていた。それを告げるオペレーターの声は平然としたまま。
「S1の特殊訓練は?」
指揮官らしき女性が尋ねる。
特殊訓練とは凌○への抵抗力を測るための訓練。仮想空間で行われるそれを魔法少女たちは定期的に受け、その記憶は多くの場合消されていた。
「A判定です。ですが、水恐怖症の疑いがあります。」
「……… トルテ。もういい、下がりなさい。」
最悪の相性に長くはもたないと判断し、切断が命じられる。
地上を映すモニターでは星空ほたるがバケモノに飲み込まれ、その姿が見えなくなった。
「まだ… いけます…」
トルテと呼ばれた浮遊状態の少女、トルティシア・ト二ントンはバケモノの情報を探知する魔法少女だった。
前線で戦う魔法少女と感覚を共有させ情報を探る。探りだした情報を元に高位の戦闘特化型魔法少女がバケモノを撃破する。これこそがバケモノ殺しの戦略であり、バケモノと最初に接触する最前線の魔法少女たちは捨ててもいい駒にしか過ぎず、覗き見されていることも、捨て駒であることも何も知らされていない。
「んああぁッ!」
トルティシアの身体が跳ねる。
感覚共有する星空ほたるが受けていてる凌○をトルティシアもまた受けていた。
共有レベルを上げれば探知は早いが凌○までも共有してしまう。トルティシアはぎりぎりの深さで感覚を共有させ、探知を続ける。
「あ、あ、あ、ああぁぁあーーーっ!」
全身を犯され続けるほたるの感覚が流れ込んできてトルティシアは空中でのたうつ。
「ああああああああッッッ!!!」
大絶叫のさなか、糸の切れた人形のように手足をだらんと揺らし、ぜぇぜぇと荒い息でトルテは我に返る。
ほたるが凌○のはてに発狂したため感覚共有が途切れた。
結局、決定的な情報は得られないままだった。
「S1、撃破されました。」
「S2が設定されました。」
「S2が接近中、接触まで推定5分です。」
「早いね…。トルテ、5分後にもう一度だよ。やれるね?」
「………は…い…」
まだ息があらい。水恐怖症という不運にせよ星空ほたるが発狂するほどの陵○を共有したのだから無理もない。身体中に汗を浮かべ、涙やよだれ、そして愛液にまみれていた。
指揮官の女性は扉を隔てたトルティシア側の部屋へ移る。手にしたタオルでトルティシアの身体を拭いていく。
「マスター… んっ… ふぁ…ぁ…」
「トルテ、きついだろうがもう少し頑張るんだ。いっぱいご褒美あげるからね。」
「あ、あ、あ……マス…たー…」
温かく湿ったタオルがお尻まで垂れていた愛液をきれいに拭っていく。まだ陵○絶頂の余韻の抜けないトルティシアは甘えた声をもらす。
「S2、接触まで60秒。」
オペレーターが告げる。
マスターと呼ばれた女性指揮官とトルティシアは唇を重ねていた。
「あと30秒。」
唇が離れる。
少しだけ唾液が糸を引き、すぐに切れ落ちた。
女性指揮官は指揮所であるコントロールルームへ戻り、トルティシアはS2と呼称された最前線の少女へ感覚を繋いだ。

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リルスフィアス 2022/10/27 17:59

音声、おもちゃに吸われて連続絶頂 あるいは「とある娼館のとある夜、第一夜」

新しいおもちゃ買いました。
吸うやつです。
おもちゃ屋さんで展示品に指先あてたりして試したことはあるんですけど、なんか頼りない感じで、すごいってウワサをふーんってくらいに見てたんだけど思い切って買っちゃいました。

結果

すごかった…
クリ舐められるのってあんなのかなぁ…

音声はボクがおもちゃで気持ちよくなってるだけで特にシチュエーション決めて録音したものじゃないけれど、後付でシチュ考えたのでイメージしてみてほしいです。

無料プラン以上でイメージシナリオと音声のショートバージョン(37秒)
有料プランで音声のフルバージョン(4分48秒)を公開しています。

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リルスフィアス 2022/09/30 17:30

「魔法少女は散りぬるを」 #06 星空 蛍

「魔法少女は散りぬるを」 #06 星空 蛍

星空蛍は水が怖かった。
ただ、その心理は潜在的なもので、普段から水を使うし、お風呂やプールにもなにげなく入っていた。
ある幼い日、蛍は海水浴に行き浮き輪に体を漂わせていた。
波間に揺られながらゴーグルで海中を覗いていた。
浅瀬では色とりどりに舞う小魚に興味を持ち、ずっとずっと、海面から出た肌が小麦色に焼けるまで見ていた。徐々に沖へ流され水底は遠くなっても不安よりも興味が勝っていた。
そのすぐ先に急激に光の届かない深みへと落ち込む淵があった。深海へ続く闇、静寂、寂寞、文字通り底知れない蒼暗い先との境界。蛍は急に不安でいっぱいになり、怖がって慌てて岸へ戻り、その後はもう海に入らず両親にしがみついて夜を過ごし、街へ帰った。

数年後、蛍はその儚げな名前とは逆に活発な少女に成長し、魔法力が芽生えて軍所属の魔導士となった。その後の訓練でも優秀な成績を収め、実戦においてもそつなく任務をこなし、多年にわたる実戦経験により時には大型種を相手に防衛線を維持したことすらあった。

その日も蛍は愛刀を提げ割当区を哨戒していた。
定時連絡のさなか、襲来の前触れである電波障害が起こり司令部との連絡が途絶える。
障害範囲は広大で、数個の割当区にまたがるため、電波障害がただちに襲来とは限らないが、蛍は経験からここに来ることを察知し戦意を改めた。

1時間ほどが過ぎた。
遥かに遠く、旧都市の瓦礫の上を大きな球体が浮遊して向かってくる。
直径10m以上はありそうな、深い海のように青暗い半透明の球体。
いきなり、球体の一部が膨らんで鞭のように伸び蛍を襲う。
蛍は難なく躱したが、元いた場所は大きく破壊され、その破壊音で敵はジェル状だと蛍は推測した。間髪入れず次の鞭が来る。蛍は身を躱しながら刀の切っ先だけを鞭に当ててみる。切っ先は一瞬だけジェルを斬り裂いて、すぐに鞭の中に埋まって素通りした。
「…厄介ね。」
次々に降りかかる鞭を躱していく。
「でも。いつも通りやるだけ。」
蛍たち魔導士の任務はバケモノの侵攻を遅らせる時間稼ぎでよく、つかず離れずに上手くバケモノをその場に留めて戦う。
だが、バケモノは蛍の攻撃がさほど脅威でないことを知ってか、蛍を無視し侵攻を再開した。
蛍は戦術を切り替え、より深く懐にもぐり鞭を躱し限界を超えた剣速と衝撃波で水球を縦に真っ二つにした。左右に水が崩れ落ちる。
手応えはあった。が、この程度では倒せない。ただ侵攻をかなり遅らせることはできたはずだった。蛍の推測通り、バケモノは再生していく。ただ、分かれた2つが切断前と同じサイズまで再生したのは想定外だった。

攻撃が浅いとほとんど効かず、深く斬り込んで切断すると、次々に増えていく。
攻撃をすることでバケモノの手数を減らしていく戦術が取れず、それどころか2倍になったバケモノを相手に蛍は急激に消耗させられていく。
蛍を進路上の石ころ程度に捉えていたバケモノが、今ははっきりと蛍を敵とみなして激しい攻撃を加えてくる。蛍の回避は常にギリギリになり、水鞭がかするたび装束が裂かれていく。
それでも直撃をくらわない蛍に水球のバケモノは形態を変化させた。
水滴がしたたるように直径50cmくらいの小水球を生み出していく。その数…無数。
いつしか蛍は小水球が整然と並んで形作った檻の中にいた。小水球は鞭状の攻撃ではなく自体が体当たりをしてくる。攻撃速度は遅くなったが、大きく避けなければならず、蛍の消耗を加速させる。
そのうえ檻は徐々に小さくなっていき、檻の構成から余った小水球は攻撃に加わって回避の間隔をどんどん埋められていく。
「……しまッ……きゃあぁッ!」
脇腹に小水球が衝突した。ジェル状とはいえ高速での被弾に蛍はよろめき、檻を作る小水球にもたれかかる。
「あぐッ」
小水球の檻は意外なほどの弾力で蛍を檻の中心へ弾き返す。
「んぶッ!? 〜~~~~ッッッ!」
弾き返された反動で回避できない蛍の顔に小水球が激突する。
小水球は蛍の頭部を包んでこんで離れない。
蛍は貼り付いた小水球を剥がそうともがく。
こんなに強固に頭全体を包んでいるのに掴もうとするとジェルが指をすり抜けていく。
深い青の小水球は蛍の視覚さえ奪っていて、ろくに周囲が見えないままもがく蛍のお腹に小水球が直撃する。
「〜〜〜〜~~ッ!!」
蛍は激痛に叫んだが小水球のなかでは声にならず、大粒の泡となり抜けていく。
小水球の群れが蛍を全方向から打ちのめしていく。
左から打たれ、よろめいた先で右から打たれ、檻の端に跳ね飛ばされては跳ね返って中央に戻される。お腹を打たれ「く」の字に体が折れ曲がったかと思えば、背中をうたれ、低空から急上昇軌道で突っ込んできた小水球で蛍の体は浮き上がった。
「がッ、ぁああぁぁぁ!!」
頭部をくるんでいた小水球はいつの間にか弾け飛んでいたが、攻撃は執拗だった。
「あ…ぐッ! ああぁッ!」
重い一撃が入ると絞り出すような呻きで悲鳴が響く。蛍は宙に浮かされたまま、前後左右から突進してくる小水球に跳ね飛ばされ続けた。弾性のある小水球でも高速での激突が続けられ蛍の体を破壊していく。
「………」
悲鳴が途絶えた。小水球の飛ぶ風切り音と蛍の体との激突音はやまない。
何度も何度も蛍の体を弾いて舞い上げ続ける。檻はますます狭くなっていき、小水球はひとつの水球に再結集する。
直径10mほどの巨大な水球が浮遊していた。
その深い青の内側で蛍は気を失い漂っていた。

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より深くたのしめる(?)世界設定がすこしあります。今回はバケモノと魔法少女についてです。えち要素なし。

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