歴史のメモ:農業の発展、技術
ざっくりまとめ
1・明治時代、江戸時代、鎌倉時代に大きく変革・進歩があった
:【明治時代】・・・鎖国解除、廃藩置県、富国強兵:外国の技術を貪欲に真似た
1【王政復古の大号令】
2鎖国は解除
3諸外国の技術を貪欲に取り入れて
4【富国強兵】
5【廃藩置県】から、気軽に県を超えられるようになった。
武家政権が終わり、天皇へ主権が移る(王政復古の大号令)
参考:王政復古の大号令@幕末トラベラーズ
:【江戸時代】・・・戦乱が無い、民に余裕ができた:自国内での工夫・新農具の発明
:【鎌倉時代】・・・守護・地頭をおく:有力武士が日本各地に派遣され、現場監督して農業を発展させた
:平安時代に武士が起こったのも、鎌倉時代の農業発展の下地だと思う
1:(743)墾田永年私財法、発布
>>荘園(私有地)が広がる
【備考】 初期荘園 - 特に畿内に集中しており、全国に満遍なく拡がっていた訳ではない
2:自分の荘園を守るために、人手・武力が必要になる
>>【武士】の起こり
3:(~961年頃の流れ)
>各地で【武士】の集団がいくつも発生した。
>>その後、朝廷から派遣された血筋の良いものを核にして
>>集団としてまとまっていく。
>>>リーダーは【棟梁】と呼ばれた
>>>【源氏】と【平氏】の起こり
2・進歩・変化の主な要因として、農具の革新・発明が大きい
:1:米の導入@【縄文時代】
:2:木製農具から、鉄製農具へ@【弥生時代】
:3:牛、馬を農耕に使えるようになる@【鎌倉時代】
>武士が持ってきた
:4:農機具の大幅な、【鉄】化@【鎌倉時代】
>新たな土地の開墾につかえる
>より土を深く耕せるようになる
:5:新たな農具の発明@【江戸時代】
>:水車@610年頃:【飛鳥時代】
>:実際に日本各地で使われるようになったのは、鎌倉時代から
>:参照:田に水をくみあげる水車
>【江戸時代】
>:千歯こき(せんばこき)
>:土臼(どうす)
>:備中鍬(びっちゅうくわ)
・品種改良でどうこうってのは
かなり近代になってからの模様。
(そんなことする余裕や技術が無かった模様)
【高度経済成長 1954~】
@【安価な輸入品】との戦いに入る
@農業自由化:GATTウルグアイラウンド:1986-1994
@【減反政策】の開始
※コメ過剰時代に突入
>コメを定額で買っていた為
>兼業農家、増える
:1961:農業基本法
>日本の経済成長により
>農業より工業に従事した方が儲かるようになった時代
【戦後1945~】
:戦後の食料危機
:1948:農業改良助長法、農業普及事業
:生活改良普及員
:1947:農業協同組合法
:1945:農地改革、自作農が増える
:小作地46%から10%以下なる
【明治時代】
https://twitter.com/monkey_across/status/1531965166254190594
:イギリス人は解雇、ドイツ人は活躍した
:水を抜き深く耕す方法が、日本中に普及する(明治農法、というらしい)
:水田の反収が飛躍的に伸びる
・老農…高い技術の農家、古くからあった
明治になり、藩の境目がなくなり、人が往来するようになる
技術や情報交換が出来るようになった
・外貨獲得…富岡製糸場
1:開国により、外国の技術が入ってきた時代
>農業の生産性が大きく向上した
>人口のドカンと増えた(農村での死亡率の低下)
1-2:1880から1925の45年間で(明治13年から大正14年)
>日本農業は生産性1.5倍、生産額2倍になった
【鎌倉時代】:1185頃-1333:北条氏、御恩と奉公、武家政権の確立:蒙古襲来(元寇)
:【鎌倉時代に起きた飢饉】
・1257-59:正嘉(しょうか)の大飢饉
無常堂
・1231-39:大飢饉:寛喜の大飢饉
:【鎌倉時代の技術発展】
・(1185):源頼朝、全国に守護・地頭をおく
>全国に武士が派遣された形
>これを機会に、日本の農業は進歩していく
>各地の武士は、経済力を強める為(自分の財産を増やすため)農業を発展させていく
1・二毛作(主に、京都より西の日本で)
>夏に【米】をつくって、冬に【麦】をつくる。みたいな
>1年で、種類の違う作物を育てる形
>>同じ作物の場合は、【二期作】という。
2・水車が使われ始める:灌漑
>水車の技術自体は、610年には伝わっていた。
>日本各地で使われるようになるのは、鎌倉時代から。
>:参照:田に水をくみあげる水車
3・牛や馬が、農耕に使われ始める
>各地に武士が来て、牛や馬をもってきた。
4・農機具が発達する
>鋤(すき)、鍬(くわ)、鎌(かま)、鉈(なた)など
>新たな農地を開拓するのにも使われた。
>>>これも各地に武士が来て、鉄などをもってきた。
5・肥料が発達
6・【田植え】が行われるようになった
>これまでは、種もみを田んぼに蒔いていた
>【直蒔き(じかまき)】という
>【田植え】に比べて収穫量が低い
【平安時代】税制の変化、人から土地へ
:【律令国家】から【王朝国家体制】 へ変化した
:(主に、朱雀天皇の時代に変革@930-946)
・(在位897-930):醍醐天皇:【延喜の治】と呼ばれた天皇
:(893-930):延喜の治(えんぎのち)
:律令制での税制を復活させようとしたが…
>あまり上手くいかなかった:国司と有力貴族の癒着
>>(902)参考: 延喜の荘園整理令@まなれきドットコム
・(在位930-946):朱雀天皇:律令制の崩壊・放棄、土地から税をとるようになる
:重税により、農民が逃亡したり偽の戸籍がつくられるようになる
>>戸籍が効果の無いものになり(形骸化)
>>公地公民の律令制が崩壊していった
>>>>税をとることが難しくなり、朝廷が財政難に!
【人頭賦課方式】から【土地賦課方式】へ@朱雀天皇
以下、引用@【摂関政治の一時的復活】朱雀天皇の時代の出来事について解説!
>「個人」を単位とする【人頭賦課方式】を捨て
>「土地」を単位にした【土地賦課方式】が採用された
>そして新たに、朝廷はかつて口分田として班田されていた公田を
>新たに「名(名田)」という租税単位へと編成しなおし、
>「田堵(たと)」と呼ばれる有力農民たちに
>これら「名(名田)」の耕作を請け負わせ
>その耕作面積に応じて名単位で
>「官物」や「臨時雑役」を徴税することにしました。
>いわゆる「負名体制」が成立することとなったのです――。
引用ここまで
【参考】
・【官物・臨時雑役とは?】租税賦課方式の一大転換と国司の変容&‘‘売官売位‘‘の風潮【論述対策】@全ての受験生に贈る高校日本史
:【人頭税】 から 【地税】へ移行
>※個人に税をかける制度から、土地に税をかける制度へ移行した
・(1069):延久の荘園整理令
>すべての土地を、【公領】か【荘園】かを明確にした
>※藤原氏の衰退
以下:参考先、参考動画
鎌倉時代の農民の生活と生産性や農業技術を解説:6分
日本の農業振興の変遷「1.日本の農業の歴史」
JICAchannel1
【技術・歴史】農具とは・・・【日本の文化】
・江戸時代
:千歯こき(せんばこき)
:土臼(どうす)
:備中鍬(びっちゅうくわ)
・平安時代
:鉄製農具の所持数が、そのまま財力の大きさになった
※財力をもつと、武力も持てる
・古墳時代
723:三世一身法
・木製農具から青銅農具へ
>吉野ケ里遺跡から鉄製農具など出たらしい
>弥生時代か古墳時代か
重要な食物
【植物】
ジャッファ・オレンジ:19世紀
バナナ:19世紀
東南アジア
:茶:17世紀以降
じゃがいも:15世紀以降
インカ帝国からスペインへ
カブ:14世紀以降
:トウモロコシ:紀元前5000年前
:大豆:紀元前5000年前
:米(こめ):6500年前? 日本だと縄文時代の終期
稲作起源:
インドのアッサム地方から、中国の雲南省にかけての山間 の説が有力
:小麦(こむぎ):3万年前
パン
麺
デーツ
ビール
チョコレート:4世紀以降
【肉:狩猟、家畜】
アメリカン・バッファロー:(19世紀)
アメリカ、グレート・プレーンズ
イエローストーン国立公園
塩漬けニシン:12世紀
サケ、太平洋サケ:1万5000年前
羊肉:1万1000年前
牛肉:紀元前7500年前
【料理、お酒、調味料】
ゴールデンライス:2000年
遺伝子組み換えしたイネのこと、とのこと
スイスとドイツ
粉ミルク:1990年代以降
アメリカほか
スターバックスコーヒー:1971
アメリカ、シアトル
ハンバーガー:19世紀末
アメリカ
コカ・コーラ:1886
アメリカ
コンビーフ:19世紀
南米
マドレーヌ:19世紀
フランス
【お酒】アメリカン・ウイスキー:18世紀
アメリカ
サワー・マッシュ法、禁酒法
【お酒】ジン(お酒):17世紀
お酒、蒸留酒
オランダ
:【調味料】:砂糖:17世紀以降
奴○制度
:【調味料】:マヨネーズ:1589
:オリーブオイル:紀元前12世紀以降
キムチ:1世紀以降
ガルム(魚醤)
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