僕の瑠璃子のバニー強化週間 僕の知らない話

これまでの出来事

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4日目①　4日目②　5日目①　5日目②
6日目①　6日目②　6日目③

6月26日 21時7分

ん…

ふ、と目が覚めた

ここは…あ、家だ…
そうだ今日帰ってきてたんだった
あいつ、ご飯凄くよろこんでくれたな

今は…9時、か。まだあいつ寝に来てないみたい
んー漏れてくる音からしたら…どうやら映画見てるっぽい？

ふとスマホに手を伸ばす。あれ？いつもの場所に無い？
焦る。どこに置いたんだろう！？

ガバッと飛び起きる

あ、あった…ベッドの側のテーブルに置いてた
寝ぼけてこんなところに置いてたのか…

スマホを点ける。そうそう念のためロックしてたんだ
えーと、暗証番号は…

解除して立ち上げる

LIMEに未読がある。…社長からだ。
私は辺りを見回してからそれを開いた。旦那が居ないのはわかってるのにね

社長：一週間お疲れ様。本当に寂しいよ
　　　またいつでも遊びに来てね。
　　　旦那と一緒でも構わないからね

　　　そうだ、これ、君にも渡しておくよ
　　　私の顔も写ってるから扱いには気をつけてね

あ、これ…あれだ…

もしあいつに見つかったらダメな奴…
消しちゃおう…そう私は決めた

僕の瑠璃子のバニー強化週間 6日目③

これまでの出来事

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6日目①　6日目②

6月26日 20時55分

今日の夕食は瑠璃ちゃんの手料理を食べて大満足
洗い物は僕がするからということで
瑠璃ちゃんはもう寝床についている。やっぱ疲れてたんだなあ

ん、お風呂場にスマホ置き忘れてる…
持っていってあげよう

持ち上げたら画面が点いた
あれ、瑠璃ちゃんのスマホ、ロック掛かってたかな？
いつも普通に開いていたような…
あーでも仕事柄必要だったのかも。それなら仕方無いね

僕は寝ている瑠璃ちゃんを微笑ましく見て
ベッド側のテーブルにスマホを置いてリビングに戻った

さ、今日の映画はなんだろうな

・・・
・・・
・・・

僕の瑠璃子のバニー強化月間 END

僕の瑠璃子のバニー強化週間 6日目②

これまでの出来事

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6日目①

8月26日 10:50

瑠璃子「ただいまー」

帰ってきた！
僕は急いで玄関に迎えに行く

瑠璃子「あーつかれたー稼いできたよー」
僕「・・・」
瑠璃子「ん？どうかした？」
僕「あ、いや…」
いつも通りの瑠璃ちゃんだ。なのになぜか色っぽい…
一週間会えなかったからそう思うのかな？

あれ、首に…
僕「そのネックレスどうしたの？」

瑠璃子「あ、これ？お客さんに貰ったんだー」
瑠璃子「景気の良いところは良いんだねー」
僕「へー高そうなネックレスなのに」

瑠璃子「…うん、大事に、しないと、ね」

瑠璃子「あーでもほんと疲れた！お風呂入って一眠りするよ！」
瑠璃子「今日はゆっくりさせてね！」
僕「あ、そうだね。あとでマッサージしてあげるよ」
瑠璃子「お！頼んだよろしくねー」

そう言いながら瑠璃ちゃんはお風呂場に向かった

本当におつかれさま！今日は一杯甘えさせてあげよう！

僕の瑠璃子のバニー強化週間 6日目

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8月26日 7:48

Trrrrrr…Trrrrrr…
あ、瑠璃ちゃん。早いな。

瑠璃子「あ、おはよ。次の新幹線に乗るからね」
僕「そっか、待ち遠しいよ」
瑠璃子「うん、そうだね」
瑠璃子「あ、じゃあまたあとでね」
僕「うん、気をつけて」

瑠璃子「…い…」

ん？

電話切り忘れたのかな？音が聞こえる

僕はなんとなく聞き耳を立ててみた

瑠璃子「……す…」

ん？なんか喋ってる？
相手の声は全然聞き取れないけど
聞き耳を立ててみる

相手「…ほ……ね…さ…」
瑠璃子「私も……し…」
相手「ずっと…たら…」
瑠璃子「…だ……が…すから」
相手「……せて…よ」
瑠璃子「…だ…です。…さい」
相手「…か…仕方…」
相手「…先…ても…かな？」
瑠璃子「あ、…、ですね、…は、はい」

しばらく沈黙が続く…

相手「…と、また…に…は…」
瑠璃子「…はい。」
あいて「…も…にい…は……から」
瑠璃子「…はい。…ってます」

『出発します、お乗りの方はお急ぎください』

瑠璃子「あ…」
相手「…、…てね」
瑠璃子「はい…」

…っ…

『ドアが閉まります、ご注意ください』
・・・
・・・
・・・

瑠璃子「ふう…」

瑠璃子「あ…通話になったままだ…」

プチ…

ツーツーツー

誰と話してたんだろう？真由美ちゃんかな？
まあいいや昼過ぎには帰ってくる！はやく会いたい！

＊表現上相手の声部分も載せていますが、
「僕」には相手の声は届いていません

僕の瑠璃子のバニー強化週間 5日目②

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8月25日 23:50

連絡が来ない

最後の日だし長引いてるのかも知れないけど…やっぱり心配だ
また怒られるかもしれないけど
こっちから電話してみよう

Trrrrr…Trrrrrr…Trrrrrrr…Trrrrrrr…
あれ？でない
Trrrrr…Trrrrrr…Trrrrrrr…Trrrrrrr…
もしかしてもう寝たのかな？
Trrrrr…Trrrrrr…Trrrrrrr…ピっ

あ、出た！
ん、テレビ電話になってる？

画面暗くて良くわからないけど

僕「あ、瑠璃ちゃん？遅くにごめんねもう寝てた？」
瑠璃子「あっ、ううん…まだスナック…」
僕「そうなんだ、なんか暗いね」
瑠璃子「あっ、も、もう後は着替えて帰るところ」
僕「あ、ごめんねそんなときに」
瑠璃子「ふ、ううん、大丈夫、だよ。」
瑠璃子「あっ明日、帰る、から、さ」
瑠璃子「もう、気にせずに、さ、今日はもう寝なよ」

僕「うん、何事も無くて良かったよ」
瑠璃子「あ、うん、それじゃ…切るね」

僕「あ、明日は何時くらいに帰るの？」
瑠璃子「えっ…明日…え、あ、えと…」
瑠璃子「うぁ、ちょ…っと忘れちゃった、な」
瑠璃子「また、明日連絡するから、ね」

僕「あ、うん、ごめんねよろしく」

瑠璃子「じゃあ…切るよ、お、おやすみ…」
僕「うん、おやすみ、疲れてるだろうからゆっくりね」
瑠璃子「ぁ…うん…」

ツーツーツー
何事も無くてほっとした
明日瑠璃ちゃん帰ってくる！楽しみだな！