のどかな世界
いま目の前に広がっている世界がこれです
夜のジャングル。
娘♀🐶たちに囲まれています。
まるで「となりのトトロ」のサツキとメイに囲まれるお父さんみたいなだな、とふと思いました。
ヤシの葉葺きの家に住んでるのでむしろお化け屋敷感はこっちのがあるかも。
じゃあ、「トトロ」みたいなのどかな世界か…と想像されるかもしれませんが、実はそうではないんです。
敷地内に防犯カメラは何台も設置されてるし、どの家も番犬は絶対に飼ってるので一晩中そこらでワンワン鳴き声が響いてます。強盗事件もしょっちゅう。
でも、これはこの国に限ったことではなくて、日本の田舎でも、というか世界中わりとそんな感じだと思います。
「となりのトトロ」が持つ、見る誰しもの心に郷愁を思い起こす平和的な映像美は、青少年時代を過ごした昭和30年代前半の武蔵野が、宮崎駿監督の心の原風景となって投影されているらしいですが。(Wikipediaより)
私は、終戦から10年そこそこしか経っていない東京の郊外が、今の私がいる場所より治安が良かったとは、思えません。
社会が発展するほどに、物質的に豊かになるほどに、人類同士が平和的な性格に変容していくことは、統計的に証明された事実であるようなので。
もしかして、東京のオフィス街で残業の光に灯されながら働いている方々が、一番「のどかな世界」に生きているのかもしれませんね。