作品づくりのコンセプト

 同人エロゲーを僕が作るにあたって、一番作品の売りにしたいと思っているのはストーリー性です。まるで一本のアニメ映画を見ているかのような、手に汗握るダイナミックなストーリー性を味わうことができる作品を目指しています。

 本当はゲーム性やエロといった部分で勝負を仕掛けることができればいいのですが、ストーリー性以外のものは色々と厳しいです。例えば、僕はこだわりが強いのでメジャーな性癖に合わせて作る物を変える、といったことはできません、自分の作りたくない物を作ろうとすると著しくモチベーションが下がってしまいます、そのため、作品のエロを売りにすることは正直かなり厳しいと感じています。もちろん、だからといってエロの部分について手を抜くわけではなく、自分がオナニーするときにこの作品を真っ先に実用できるぐらいの水準のクオリティーを目指して、真剣に、情熱的に作っていくつもりです。「自分の考える理想のエロとは、つまりこういうものだ! 」というのを、皆様にお見せします。

 また、ゲーム性についても、これが初めて作るゲームである上、僕自身にプログラミングのスキルが1ミリもないため、あまりRPGツクールのデフォルト機能から遠く離れていない、ごく初歩的なゲームにならざるを得ません(プラグインも少しは活用していますが……)、こうしたクオリティーではゲーム性をアピールポイントにすることも厳しいと思います。

 音楽についても、これを売りにするのは厳しいと感じています。そもそも同人エロゲーというのはたいてい音楽はフリー素材をそのまま活用することが多く、作者が手作りしているケース自体がまれではあるのですが、それでも僕より作曲が上手なサークル様というのはいくつもありますので、僕程度の作曲のクオリティーで勝負が仕掛けられるか、というと厳しいと思います。

 画力については、自分で言うのもなんですが全くお話にならないレベルです。

 そう考えますと、全てのパラメータの中で、ストーリーを書く能力だけは、しいて言うなら一番マシなので、そこで勝負したいと思います。キャッチコピーが全年齢対象作品風のやけに気取った雰囲気のものとなっているのも、そのような背景があってのことです。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索