【雑記】デッキ構築型パーティー編成RPGを作る際の僕のこだわり【独り言】

デッキ構築型ローグライクについて思うこと

 僕が「デッキ構築型パーティー編成RPG」を作る際には、どうしてもここだけは妥協できない、というこだわりがあります。具体的には、カードにキャラクターイラストを付ける、ということです。

 そもそもたいていのデッキ構築型ローグライクの作者さんは、カードにキャラクターイラストを付けることを強く嫌がる傾向があり、たいていは、キャラクターイラストの一切ついていない、ほぼ白紙同然のシンプルな記号のみのカードのデザインになっているのです。 そのため、0というわけではありませんが、このジャンルにおいてはちゃんとキャラクターイラストがカードについている「Slay the Spire」や「Lost Chapter」のような作品はかなり珍しいのだと言えます。

 それにも関わらず、僕はいったいなぜここまでカードにキャラクターイラストを付けることにこだわるのでしょうか? 理由を説明したいと思います。実は、デッキ構築型ローグライクにおいて、カードにキャラクターイラストを付けることには明白なメリットが存在するのです。

理由1:視覚的魅力とキャラクターの個性

 カードにキャラクターイラストを付けることにより、ゲーム全体の視覚的魅力が格段に向上します。プレイヤーは美しいイラストを楽しむことで、ゲームに対する愛着が増し、より深く没入することができます。また、キャラクターイラストはキャラクターの個性を表現するための重要な要素です。例えば、攻撃力の高いキャラクターは力強いポーズを、魔法を得意とするキャラクターは神秘的な雰囲気を持つイラストで描かれることで、プレイヤーはカードを見るだけでそのキャラクターの特性を直感的に理解することができます。

理由2:ストーリーテリングの強化

 キャラクターイラストがあることで、ゲーム内のストーリーテリングがより豊かになります。プレイヤーはカードを通じてキャラクターたちの冒険や背景を知ることができ、それぞれのキャラクターに感情移入しやすくなります。ストーリーが進むにつれて新しいキャラクターが登場したり、既存のキャラクターが成長する様子が描かれることで、プレイヤーは物語の進行を楽しむことができるのです。

理由3:コレクション要素の強化

 キャラクターイラスト付きのカードは、収集要素を一層魅力的にします。プレイヤーは単なる数値の羅列ではなく、美しいイラストとともにカードを集めることができます。これにより、ゲームにおける収集の喜びが増し、レアカードを手に入れるためのモチベーションが高まります。特にショップ限定カードやイベント限定カードは、プレイヤーにとって特別な価値を持ち、ゲームを長く楽しむ理由となります。

まとめ:

 これらの理由から、僕は「デッキ構築型パーティー編成RPG」において、カードにキャラクターイラストを付けることが重要だと考えています。カード一枚一枚に命を吹き込むことで、プレイヤーにとって忘れられない体験を提供し、ゲーム全体の魅力を高めることができるのです。僕のこの見解は決してゲ製界隈では一般的なものではなく、むしろ少数派の部類に入ってしまいますが、ここだけはどうしても譲れないのです。


__________

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索