シナリオを書くことにおける基礎的なテクニックの効果

 「シナリオの基礎」を0から勉強していて気付いたのですが、いわゆる「基礎」と呼ばれるものをすっ飛ばして飛び道具的なテクニックだけで成り立っているような作品は世の中にすごく多いですし、ぶっちゃけ基礎なんかなくたって面白いストーリーは作れるなと思いました。さらに言えば、そもそも物語が面白いかつまらないかと、基礎的なテクニックをちゃんと取り入れているか否かは全く関連性がありません。ただ、基礎的なテクニックをしっかりと取り入れてシナリオを書くことに何の意味もないかと言えばそんなこともなく、基礎的なテクニックを取り入れた方が少なくとも「丁寧に作られたシナリオだな」という印象をちょぴり持たせやすくなる気はします。例えるなら、料理に入れるふつうの食塩を岩塩に変えることで、風味が少し変化する程度の差ですね。

 「これさえきちんと守っていれば誰でも面白いものが書けるようになる魔法のレシピ」みたいなものじゃないんだな、ということは理解しました。

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