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吸血の記事 (1)

鶯命丹 2024/05/21 20:00

子豚ちゃん種付け(全文7900文字)



【お試し読み】


「あらすじ」
 受けがオナホに必死に腰振って射精するところが見たい攻めの話
 吸血鬼×スキンヘッド小太りのおっさん

「注意」
 ショタ攻め・吸血鬼・吸血・カニバリズム・受けのオナホ射精(雄堕ち?)・おっさん受け・デブ受け・ハート喘ぎ・おほ声

 小太りのおっさんが美しい攻めにスケベされてると嬉しい人が読む話
 一応美少年吸血鬼×子豚ちゃんのシリーズものなので、一番最初に出した本と同じ表紙を挿入しました。
 最近雄堕ちなるジャンルを見て驚いた。これ雄堕ちであってるかな? 
 
――――――――――――――――――――――――――――――
 
 夜の時間に部屋にいると訪ねてくるものがいる。
 慣れたものでノックの音に返事をすると「開けて~」と高い声がする。
 自分で開けれるだろう……とため息交じりに立ち上がるとドアを開ける。
 ドアの向こうには大きなクマがいた。
「は?」
 驚いて間抜けな声が出た厚司にぐっと押し付けられる柔らかくふわふわとしたクマのぬいぐるみ。
 思わずそれを抱えるとクマの後ろからひょっこりと咲夜が顔をのぞかせた。
「かわいいテディも一緒に遊びに来たよ」
 いたいけな笑顔を浮かべて部屋に入ってくる咲夜。
 一緒に来たテディと呼ばれたクマのぬいぐるみは厚司が一抱えするほど大きい。
「なんでこんなの持って来たんだよ」
「えぇ〜? いいでしょたまには」
 咲夜は微笑みベッドの上に腰掛けるとテディを自身の膝に乗せ「ねぇほら、見て見て!」とぬいぐるみの足を広げてみせた。
「な、んだそりゃ……」
 咲夜と変わらない大きさのテディベアの、ちょうどまたぐらの所には作り物の膣がはまっていた。
「子豚ちゃんのかっこいい種付け腰振り見たいなぁって」
「はぁ?! 何言ってんだ」
「お願いお願い! いつものおちんちんおねだりの腰振りもかわいいけど、たまには子豚ちゃんのかっこいいところも見てみたいんだもん!」
「嫌に決まってるだろそんなの」
 大きなテディベアを押し付けられたので、それを避けてしかめっ面をする厚司。
「ちぇ〜……じゃあ普通にするか〜。面白いと思ったんだけどなぁ」
「なんも面白くねぇよ」
 早々に諦めた咲夜はベッドの上にテディベアを放ると、厚司の膝の上に乗り上げた。猪首に腕を回し、頬や顎へとついばむように口付ける。
「んっ」
 厚司は無抵抗で口付けを受け入れて、咲夜の細い腰へ腕を回した。
「んっ♡ふふ♡子豚ひゃんしゅき♡んぅ♡」
 互いの唇を食み、舌を絡めて舐ると咲夜が蕩けた目を細め、華奢な喉奥から甘ったれた嬌声をこぼす。
 くちゅ、と音を立てて離れていく咲夜の舌。
 可憐な唇は厚司の顎を辿り、吸い痕を付けながら首すじへを降りていく。
「うっ♡ぐ、ん゛♡うぅっ♡」
「子豚ちゃんの首♡どくどくしてる♡」
 咲夜はぞぶ、ぞぶ、とはしたない音を立てて、厚司の首すじをしゃぶり、血管を舌でたどる。
「ん゛あ゛ッ♡」
 首すじに走る甘い刺激に、厚司の腹の奥が重く怠く疼く。それを見計らったように、ざぐ、と皮膚に深々と咲夜の牙が刺さった。
「い゛ッ、あ゛ッ!」
 何度経験しても、最初のひと口目にある強烈な痛みに慣れない。濁った悲鳴が喉からほとばしり、じゅるじゅると啜る振動に、厚司の首に緊張が走る。
「ぐっ、ぅゔゔっ……ぎっ」
 ずぶぶっ、じゅずっ
 血を啜られる音の気色悪さに鳥肌が立つ。
 ちゅく、くちっ
 舌で傷口を啜られる痛みに、眉をしかめて歯を食いしばる。
「ぐッう゛う゛……お゛、ん゛ッ……あ、あ、ふ♡う、ん♡」
 先程まで強い痛みであった血肉を啜る振動が、徐々に甘い性感の刺激となって厚司の肉体を支配していく。
「あ、あ♡……あっ♡うぅ♡ん、ぁぁ♡」
 しかめていた眉が徐々に弛んでいき、ぽかんと開いた口から、情けない呻き声が漏れるのを止められない。
 咲夜はふと首すじから顔を上げて厚司を見下ろす。獲物が蕩けた表情をしているのを見て、血に汚れた唇で艶然と微笑んだ。
「はぁ〜♡美味し♡」
「う、ぅ♡……気色わる。悪趣味め」
 甘い笑みを向けられ、厚司の腹の奥がぐるりとうねる。疼く腹の奥に羞恥して、裏腹な悪態をついた。
「悪趣味でいいも~ん」
 厚司の心の内を見透かして、咲夜は目を細めると再び首すじにしゃぶりつく。尖った牙を皮膚に当てて噛み、深く突き立てる。
「あ゛っ♡ぐ、ん♡うぅぐ♡」
 厚司の首がすくめられ、媚びの含まれた低い唸りが漏れる。肉を食む唇に肌がくすぐられ、傷口を舐る舌の感触に厚司はじりじりと身をよじって呻き続けた。
 捕食者の気が済むまでずるる、じゅぶっ、と音を立てて血を啜り、離れていく唇。
「はっ♡はぁっ♡あっ……」
 じれったい快楽が離れていき、厚司は荒く短い呼吸を繰り返しながら咲夜の姿を目で追っている。
 咲夜はにんまりと笑んだ目の奥を獰猛に光らせて、赤い唇から舌をでろりと垂らす。
「子豚ちゃんの雄っぱい♡いつ見てもかわいいねぇ♡」
 濡れた舌が厚司の乳首を舐め、赤く小さな唇が、ちゅく、ちゅくと吸った。
「ん゛ッ♡うぅ、ふ♡うっ♡んぉ♡おんっ♡」
 柔い粘膜に吸い転がされて、歯でちくちくと噛む刺激にぞわぞわと肌が粟立つ。
 咲夜のほっそりと小さな手のひらが脇腹を撫で、下腹部をぴったりと寄せ合わせられるだけで、厚司の腰がはしたなく揺れた。
「あ゛っ♡あ゛う♡うぅ……♡さ、く♡咲夜♡あ゛っ♡もう♡も゛、ほしっ♡い゛ぅ♡」
 弱火で炙られるようなじりじりとした快感と羞恥に厚司の顔はゆでだこのように赤い。恥を忍んでねだったのも虚しく、咲夜は甘く美しく微笑むだけで、身体を起こし離れてしまった。
 咲夜は意味ありげに笑みながら、ベッドの脇に転がっていたクマのぬいぐるみを持ち上げた。
「ほら見て? テディのここ、ぬるぬるになってるよ♡」
 咲夜に細い指がテディの足を広げ、その根元に開けられた穴を広げる。
 人工的に開けられた穴には、ローションのたっぷり詰まった女性器を模したおもちゃがあった。
「ここ、ぬるぬるでえっちな音がしてるでしょ? ここにおちんちん挿れたら気持ちいいと思わない?」
「はっ、あ゛っ♡うぅ……」
 喜色満面で咲夜はおもちゃのナカに指を挿入し、ぐちゅ、ぐちゅと卑猥な音を立ててかき混ぜた。
 その光景は、吸血鬼の淫毒に侵された厚司の欲情を掻き立てる。
 薄く開いた唇から荒く息を繰り返し、勃起した陰茎をびく♡、びくっ♡と跳ねさせながら蕩けた視線で咲夜の指とそれが擦るおもちゃの膣口を睨み付けている。
「テディも子豚ちゃんに種付けしてほしい♡って言ってるよ」
 咲夜は発情する厚司を見下ろしながら、テディに装着されたオナホを厚司の勃起した陰茎にあて、一気に下へ下す。
「おい! ま、待てっあ゛っ♡お゛ッ♡ぐっ♡お゛ぉ゛♡」
「ああ! すんなり入っちゃった♡ほら! 腰振って射精して♡」
「うぅっ♡くそっ! ぐ、お゛っ♡お゛ッ♡ン゛ッ♡お゛っ♡お゛ぉ゛ぉ゛♡」
 勃起した陰茎がトロトロのオナホに飲み込まれた途端、厚司は蕩けきった吠え声をあげて腰をカクカク♡と突き上げた。
「あははは! すごいすごいっ♡子豚ちゃんかっこいい~♡素敵だよぉ♡ああ♡テディが妊娠しちゃう♡はぁ~♡好きぃ♡」
 ベッドに膝を立て足を踏ん張り、必死にテディを突き上げている厚司の姿を見て咲夜は手を叩かんばかりにはしゃぎ、歓声をあげた。
「くそっ♡お゛ッ♡うお♡お゛ぉ♡お゛ッ♡お゛ッ♡ぉん゛ッ♡出る♡くそっ出るッ♡ぐッ♡」
「はぁぁ♡かっこいい♡子豚ちゃんの射精腰振り最高♡興奮する♡ああ、子豚ちゃん射精するの? いいよ♡テディに中出しして♡テディに種付けしてるとこ僕に見せて♡」
「ん゛ぉ゛♡お゛ッ♡ぐッ♡で、る゛ッ♡出る♡出るッ♡ふッ♡、い゛ぐぅ゛ッ♡」
 ぐちょっ♡ぐぢょっ♡と、結合部が泡立つ程の激しい腰振りが一瞬止まり、ぶるるっと厚司の尻肉が揺れた。上下に揺れる腰は止まらず、ぬぢゅっ♡にちゅっ♡、と卑猥な音を立て続けている。
「わぁっ! イッた? 子豚ちゃん、射精した? あぁ~♡すごい♡子豚ちゃんテディでイッちゃったの?」
「あ゛っ♡あ゛ぁ゛♡イ゛ッたぁ゛ッ♡イ゛ッたのに゛っ♡うぅ♡ぐッ♡イ゛ッ♡イッたのに止まんね゛ッ♡あ゛っ♡足りね゛ぇよ゛ぉ♡」
 厚司はぐずるように低く呻き、ヘコッ♡ヘコッ♡と絶えず腰を振っていた。
 にちゅッ♡ねぢゃッ♡とねばつく音が絶えずテディと厚司の結合部から響いている。
「あ゛ッ♡はぁ♡はっ♡あ゛っ♡はぁっ♡あ゛ぁ゛っ♡うぅぅ♡」
 厚司は喘ぎ、テディに腕を伸ばす。正確にはテディの背後にいる咲夜に取り縋るために腕を伸ばしているが、咲夜は非情にもそれを避けた。
 支えていたテディを離して厚司の胸に押し付ける。
「テディに種付けする子豚ちゃんかっこよかったよ♡もっとたくさん見たいなぁ♡」
 咲夜の手が厚司の身体を撫でる。


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