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濁点喘ぎの記事 (6)

鶯命丹 2023/03/16 14:50

小姓に尻を掘ってもらうガチムチ領主さまの話

主君(受け)
 【佐原頼寧(さわらよりやす)】
 ――むちむち巨体。ガチムチ。おおらかなのんびり領主。妻子おる。隠れM。
 小姓(攻め)
 【灰丸(はいまる)】
 ――頼寧の小姓。賢い男の子。きりっとした感じの美少年。主大好き隠れS。

 なんちゃって戦国時代系エロ話・時代考証はふわふわです
 ショタ攻め×ガチムチ受け
 
 ローション(つうわさん)プレイ・受け攻めともに♡、濁点喘ぎあり・攻めフェラあり・後半尻舐めある
――――――――――――
 
  佐原頼寧は一国の領主である。
 小国ながらも肥沃な土地に豊かな水源を持つ領土のおかげで、国は潤い、民はのどかな風土に似るようにのんびりとした人柄の者が多い。
 祖父が領主を務めていた時分には隣国との諍いもちらほらとあったが、父の代の頃に両国が婚姻関係を結ぶことで一旦の落ち着きを見せた。
 頼寧が跡目を継ぐ頃には、すっかり両国の関係も良好で、国は平和そのものであった。

 そんな時代の流れを象徴するかのように主君の性格も柔和になっていった。
 頼寧は、良く表現すれば豪放磊落というか、悪い風に言えばおおざっぱというか……
 農民に混じって尻をはしょり、野良仕事に精を出しては手拭いで汗を拭って笑っているような朗らかな男であった。
「剛毅な武者であったお祖父様譲りの巨躯で、民に混じって野良仕事とは!」と眉間を押さえる傅役の爺を見ても、本人は「お祖父様譲りの巨躯のおかげで肥桶を人より余分にかつげるのだから、お祖父様には大層感謝しなければなぁ」とヘラヘラしているのだ。
 

  頼寧の小姓に灰丸という名の小姓がいる。
 小姓は利発なおのこで、随時おおらかで細かいことに気にしない頼寧をよく助けた。

 そんな灰丸はある夜、酔った主君の心の内を聞くことになる。
 頼寧は太い眉をゆるやかに下げて、赤ら顔でぽつりと言った。
「実はな、ここだけの話らぞ……灰丸よ」
 呂律の怪しい頼寧が、筋骨隆々の巨体をだらしなく脇息に預けている。
 灰丸は、とっくりを床に置き頼寧へと頷いた。
 まだ幼さの残る少年の瞳が、主君の言葉を聞き逃すまいとじっと頼寧見つめている。
 頼寧は見つめる小姓の真摯な瞳にへらりと照れたように笑って、のっそりと身体を灰丸の方へ傾ける。
 灰丸はそれに合わせてすりと、頼寧へにじり寄った。
 近くなった灰丸の姿に頼寧が、満足そうに何度か頷くと「実はな……」とひそめた声で話し始めた。
「わしがお前くらいの頃、小姓としてそばに仕えたお方に……一度だけ閨に呼ばれた事があったのだ……」
 頼寧はそこで黙り込むと、ふっと吹き出すように笑って続きを語る。
「その時、尻穴を使われた時の快楽が忘れられぬでなぁ……。わしはこの通り巨躯だ。それはそれは大きくて、母上もワシを産むとき苦労したと仰られた。小姓の頃もな、他の者より大きいので主君の寵はそれきりだったが……もう一度あの良さを味わいたいと、思う時がある……」
 頼寧はそこまで言って手に持った杯で唇を湿らせると、ふぅと酒気混じりの息を吐き切った。
 それきり頼寧は口を開かない。再びだらりと巨体を脇息へと預けて瞼を閉じている。
 灰丸は主君のその姿を見て、今宵はずいぶん酒が過ぎていらっしゃる。と思った。
 酔った戯言と思わぬでもなかったが、主君の望みを叶えてこその家臣であると灰丸は心得ている。
「かしこまりました。しばし失礼します」と、ひとり頷き立ち上がる灰丸を、酔った頼寧は薄く開けた瞼の奥、とろりとした目で見送った。
 
「灰丸はどこへ行った?」
 すっかり酔いのまわった頼寧が、自身の発言も忘れて、脇息にもたれた身体をゆらゆらと揺らして言った。
 きょろきょろと首を巡らせているそこへ、灰丸が小箱を持って戻ってきた。
「なんだ? つまみか?」
 頼寧が身を乗り出し、小箱の中身を見る。
「交合の糊でございます」
 尻穴を使って交合をする際、ぬめりを足すために使う糊を、灰丸は持って戻ってきた。
「しばしお待ちを」
 そう言うと、灰丸は何枚か短冊切りのような大きさの紙……交合のりを摘まみ口に含む。
 くちゃくちゃと、粘着質な咀嚼音が灰丸の小さな唇から響く。
 頼寧はそれをじっと見つめ、ごく、と太い喉仏を上下させた。
「主様も、こちらを噛んでくださいませ」
 灰丸は、箱に詰められた短冊切りの紙をひとつまみ頼寧に差し出す。
「お、おお……」
 頼寧はそれを受け取って口に放り込むともぐもぐと噛み締めた。
 
 味はほぼ無い。いや、ほんのり甘いか?
 懐かしい……あの日、お仕えした主君の情けが頂けると高揚した気持ちが蘇るようだ……
 
 ぼんやりと物懐かしさに想いを馳せながらのりを噛み締める頼寧を見て、灰丸は主君の膝元へにじり寄った。
 そうして膝に甘えるように額をつけて、ゆっくりと首を伸ばす。
 ごり、ごり♡
 頼寧の魔羅は既に褌を持ち上げ、固く勃起していた。
 白衣の裾を割って勃起した陰茎に頬擦りをする灰丸。
「おっ……ほぉ、は、灰丸よ♡そのように擦り付けられては……んぉ♡」
「失礼致します」
 乾燥した交合の糊は、もぐもぐと噛み締め唾液と混ざり合うと、どろどろとした粘性の高い液体になる。
 それを灰丸の小さな口いっぱいに湛えたまま、褌をずらして飛び出した頼寧の魔羅を咥える。
 ずろ♡ずろろろっ♡
 じゅぶっ♡くちゅっぐぢゅぅっ♡
「おおっ♡おっ♡おぉん゛♡ぬるぬるの口が♡あっ♡好い♡好いのぉ♡灰丸♡」
 頼寧は太い喉からうっとりと蕩けた低い声をこぼし、灰丸の頭を撫でた。
「はぁぁ〜〜ッ♡あっ♡た、たまらん♡灰丸♡どろどろの狭い口が♡んっ♡はぁ♡いい♡いい♡」
 どろどろ、ぬるぬるの狭い灰丸の口内でじゅぼ♡じゅぼ♡と魔羅を咥えられるえもいわれぬ快感に、頼寧は酔いしれた。
「灰丸の口が好いようで何よりでございます♡それでは尻穴をほぐして参りますね」
 ぐぷぐぷと口淫で陰茎を高めたあと、灰丸はどろりと糊を吐き出して頼寧の尻穴に塗りたくる。
「おぁ♡あっ♡は、灰丸♡ふふっ♡なんともくすぐったいのぅ♡」
 手に吐き出した糊を擦りつけ、指先で尻穴を揉みこむように撫でると、頼寧は淫蕩に微笑み身をよじった。
 指で優しく揉みしだくと、灰丸はつと手を離し、頼寧の横へとにじり寄って行く。
 何事かと視線に疑問を含め見つめる頼寧に、灰丸は微笑みはにかむと「口を吸って良いですか?」とねだるように囁いた。
 いじらしい問いかけに頼寧は腕を伸ばして灰丸の後ろ頭を撫でながら、自身の方へと引き寄せる。
 灰丸は目元を喜色に赤らめて頼寧の口を吸う。
 小さな舌が頼寧の口内へ忍び込み、どろりとした交合の糊の絡んだ舌を舐めた。
「んふ♡うっ♡」
 ずる♡ずるる♡
 灰丸は口を吸って頼寧の口の中に溜まった交合の糊と絡まりどろどろになった唾液を吸い出すと、つぅ、と自身の手に吐き出した。
 粘性の高い唾液が、灰丸の小さな唇から垂れている。
 その妖艶な光景に頼寧の腹がぎゅぅと熱く引き攣った。
「これも尻に塗り込んでゆきます♡」
 頼寧の視線に気づいた灰丸は、にんまりといやらしく丸い目を細めて笑った。
 ぬとぬとに濡れた手指で尻穴を撫で、ちゅぽ♡ちゅぽ♡と淵を広げられると頼寧は犬のように荒い息を吐いた。
「あっ♡あ♡はぁっ♡尻が♡尻穴が広げられるっ♡あぅ♡んっ♡指がっ♡ああっ♡」
「ええ、ええ♡頼寧様の尻穴に、私の指がずっぽりと入りました♡尻穴のふちがきゅんきゅん♡と指を締め付けて……♡」
 灰丸はうっとりと瞳を蕩かせて、巨躯をくねらせる主君の姿を見つめた。
「頼寧様、残りの分も吐いてください♡」
 膝でにじって頼寧の顔の近くへと寄ると快楽にぽっかりと開いた口の中に細い指入れて舌を扱く。
「はぇ♡へぅ♡ひゃいまう♡うぅ♡はぁ♡」
 頼寧はれぇと舌を伸ばし、灰丸の細い指に舌を挟まれ扱かれるままにさせている。
「ああぁ♡頼寧様、唾液がとろとろとたくさん落ちてきております♡うっとりと心地よさそうに目を蕩かせて……♡良うございますか?」
「んん♡ふぅ♡ひぃ♡したぁ♡好いぉ♡」
 こくこくと頷く頼寧の舌が、灰丸の指に絡みつく。ちゅっ♡ちゅぅっ♡と唇を窄めて指を吸う頼寧に、灰丸がくすくすと笑う。
「頼寧様、お口を離してくださいませ。糊と唾液にまみれてとろとろに濡れたこの指で、頼寧様の尻穴をぐちゅぐちゅとえぐって差し上げますから♡」
 優しく咎める灰丸の言葉に頼寧の口がぱかりと開いた。
「ありがとうございます♡」
 灰丸は膝でにじって主君のはしたなく開いた脚の間に戻るとどろどろに濡れた手でひくっ♡ひくっ♡とうねる尻穴を撫で摩った。
「あぁっ♡これはっ……うぅ♡ふぅ……♡ぬるぬると♡ああ~~っ♡これはいぃぃっ♡んぉっ♡おう♡ぉぉお゛♡好いぉ♡好いぃぞっ♡」
 尻穴をこりこりと擦られるたびに、頼寧ははふはふと息を荒げていく。
 次第にかくかくと揺れ動く頼寧の尻をいじくりながら、灰丸は血管を漲らせ、ぱんぱんに張った頼寧の陰茎を扱く。
「おっ♡おっ♡おほぉ♡は、灰丸♡よいっ♡よいぞぉ♡はぁ♡魔羅を扱かれ、尻穴を抉られるのはぁ♡あっ♡あっ♡あひっ♡いぃぃっ♡」
「ようございますか?」
 ぐちゅぐぢゅっ♡ぬぢっぬぢっぬぢっ♡
 灰丸の両手が、主君の快感のために激しく動く。
「いいっ♡いい♡ひぃんっ♡は、灰丸っ♡まて♡待ってくれ♡出るっ♡出る♡気をやってしまうぅ♡」
 尻穴をほぐされながら扱かれると、下腹に渦巻く熱と強い射精感が頼寧に襲い来る。
 魔羅から尻穴から、走る快感に低く蕩けた吠え声を上げ尻を締め付け、腰を高く上げながら頼寧は絶頂した。
 ぶしゅ♡ぶしゅ♡と噴き出る精液が、頼寧の腹にかかる。
「まぁまぁ頼寧様♡素晴らしい勢いで子種汁が飛びましたね♡」
 灰丸はにこにこと笑みを浮かべながら、づぢゅ♡ぢゅぅ♡と尻穴をえぐる手を止めない。
「おぉっ♡ほぉ♡ああぁ~……♡ま、待て♡ああ~~……♡尻穴ぐりぐりぃっ♡待っ、てっ♡待ってくれっ♡」
 びくっ♡びくっ♡と頼寧の肉の詰まった巨体が、卑猥な痙攣を続けている。
「よいっ♡ひぃっ♡いいぃっ♡ああ~~ッ♡は、はいまうぅっ♡いいぞ♡おっ♡ぉおっ♡おぅぅ♡」
「好いようで何よりでございます、頼寧様♡この後はどういたしますか? 今日はこの辺りでおしまいにしましょうか?」
 灰丸の手淫を受け、淫らに喘ぐ頼寧。

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