【3月13日】フリー台本『キミには…』　清楚×幼馴染の彼女

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それでは、『キミには…』本編へどうぞ！

あ、やっと起きた。
図書室は昼寝をする場所じゃないよ？
もう閉門の時間だし、早く帰ろ。

どうしてここに、って…一緒に帰ろう、って言ったのはキミだよ。
校門にいないから、あちこち探したんだから。

にしても…ずっと待っててくれたの？
メッセージで、今日は部活で遅くなるって送ったよね。

えぇ？
ちゃんと部活前に送ったと思うんだけど…あ、既読ついてない。
メッセージ送るだけ送って寝てたんだ…

（ため息）…まぁ、いっか。
キミが、そういう人だって分かった上で付き合ってるんだし。
…惚れた弱み、ってやつかなぁ。

ううん？なんでもないっ。
ほら、寝ぼけてないで早く荷物を片づけちゃってよ。
図書委員長が鬼の形相で待ってるから。

あ…ほっぺにヨダレ付いてる。

そっちじゃない、反対反対。

はぁ…私が拭いてあげるから、動かないで。
まったく、手のかかる彼氏だなぁ。

図書室で気持ちよさそーに寝ちゃってさ。
ヨダレまで垂らして…ちっちゃい子供か、っての。
はい、ほっぺキレイになったよ。

あ、そうそう。
待っててくれるのは嬉しいんだけどね？
今度から図書室はやめなよ。

なんで、って。
こんなところで寝てたら…
しまりのない寝顔、みんなに見られちゃうかもよ？
今日は、私だけで良かったね♪

あっはは♪
彼女を待たせて、図書室で寝ちゃうキミが悪いんですー♪

んー…1時間くらい、かな？
その間、寝てるキミを眺めてたよ。

だって、起こしちゃったら、なんかもったいない気がして…
キミの可愛い寝顔、ずっと見ていたかったんだもん。

えっ…ちょっと恥ずかしがり過ぎだよぉ…！
ほら！彼氏の寝顔とか、なかなか見られないでしょ？
寝てるキミの、すぐ傍にいるなんて…『そういうこと』…した時くらいだし。

私たち付き合ってるけど…まだ、でしょ？
だからっ、貴重な機会だなぁ、って思って…

あぁっ、なんかすっごい恥ずかしいっ…！

な、なにニヤニヤしてるの？！
変な想像しないでよ！
スケベ！

でも…いつか、私たちも『そういうこと』…するのかな？
友達も、先輩も…ソレ系の話してるし。

キミは、したい…？
私と…その…エ、エッチなこと。

そ、そうだよねっ。
ぉ、男の子だもんねっ…！

私は…ちょっと怖い、かな。
大好きなキミに、普段と違う私を見られたら、幻滅されるかも、って…

えっ…なに？

んぅっ…んん…んちゅ…ちゅぅ…ちゅっ…ちゅぱ…ちゅっ…
ちゅっ…ん…ちゅぅ…ちゅぷ…ちゅぱ…ちゅっ…んぅ…ちゅぅ…

んぁ…はぁ…はぁ…急にどうしたの…？

幻滅なんて、しない…？
ホント、に…？

えへへ…ありがと。
私もキミと、してみたい…です///

じゃあ、約束のキスしよ？

今度は私からするよ…目、つぶって…
は…んっ…ちゅっ…ちゅぅ…ちゅっ…ちゅ…ちゅぅ…
※キスしながらFO

作：ヌッタリァン加茂