『次元紀行』の制作進捗について・その３

年内に「次元紀行」がリリースできるか大分怪しくなってきました・・・
とか今から言わない方がいいですね、荒神大助です。

今日は制作中の「次元紀行」新キャラクターを公開していこうと思います。

一人目はセレフィマ・アリビツカヤ。

時空統括機構エグズィフの鎮圧部隊「ユーロパ隊」の隊長。
エグズィフ内の教導隊の一員でもあるエースで、
様々な火器、機動兵器を操ることに長ける。
規律を重んじる年長者かつとても強面だが、
物腰は柔らかく力押しを好まない頭脳派な人物。

二人目はニエベス・パドロン。

「ユーロパ隊」の隊員。
常時身体を包む見えない魔力の殻によって外敵の攻撃から
身を守る特性を持つ部族の出身で、
外見からは想像もつかないような力を発揮する。
それゆえガサツな面があり、規律を破ったり気を抜いては
いつも隊長にやんわり喝を入れられている。

両者ともそこまで出番は多くないキャラクターです。

役職を持ったキャラクターに立ち絵や設定がないと寂しい、
今後その立ち位置のキャラクターを登場させるときのために
今のうちに作っておこう、という思いでデザインしました。

ユーロパ隊は３メートルクラスの人型機動兵器、
「ソーサリィアーマー」を使う部隊ということもあって、
そういう風変りな機体から出てくる人間が
一般兵のグラフィックだったりすると味気ないですからね。

なお本来はキャラクターを三人紹介する予定でしたが、
諸事情で二人になってしまいました。

もう一人は次回ということで！

『次元紀行』の制作進捗について・その２

皆さんこんにちまーぐろ！荒神大助です！
・・・変な挨拶はやめといた方がいいかなぁ・・・。

それはともかくとして、「次元紀行」の今後について
色々と書いていきたいと思います。

まず「次元紀行」が前後編形式になるよ、
という前にも書いた件についてなんですが、
このロゴの下に書いてある

「ANOTHER DAY COMES」

が前編のサブタイトルになります。

「また次の日が来る」的な意味で、
感覚的には「月曜日になったらまた出勤」みたいな、
ちょっと後ろ向きな考えで名付けました。

これについては後編のサブタイトルで
前向きなアンサーを出そうと考えていて、
前編序盤の内容が物凄く不穏なこともあって
心配かけるかもしれないですが、
バッドエンドで終わるようなことにはしないので
そこはご安心ください。

ちょっとボリューム感を測りかねているところがあるので、
前編２作に後編２作とか、変則型になるかもしれません。

そこはコンスタントに出していけそうな方向を見計らいつつ
調整していこうと考えています。

次にキャラクターデザインについてなのですが、
前回別サークルから序盤部分だけリリースした
同じ「次元」シリーズ関連作の「次元旅紅紀」から
更にブラッシュアップすることに決めました。

こちらが「次元旅紅紀」２年前のイメージイラストなのですが。

このイメージイラストの絵柄を踏襲しつつ、
自分の中にあるキャラクターを出力するに際して、
今の私の画力をもって、テクスチャーやパスに頼らない、
デジタル作画でありながらそこそこ風味溢れるイラストに
していきたいという気持ちがありまして。

６年前に一度、４年前に更に一度描き直しているんですが、
前にやったから時間がかかるしもうやらない、では、
ちょっともう納得がいかないところまで来ていまして、
じゃあやろう！となった結果がこちら。

一番左のデザインが最も古い１２年前のデザイン。
そして今回のデザインが一番右です、ラフですが。

他サークルの「装天のグライガー」でゲスト出演させた際、
もうちょっと若くリデザインしようという話が出たことがあってですね。

そこで他方から「若くするとカッコ良いお姉さんみが失われる」
とかナントカ意見があって遠慮してたんですが、
同名で年長の某キャラがそれなりにそういう設定で
通用してるのを見て吹っ切れました。

ここに来て時間がかかることすんなよ！
とりあえず完成させればいいじゃん！！
・・・という風に思われそうなのはわかっているのですが、
わかるわけにもまた、いかなかった！！！

そんなわけで、生暖かく見守ってくれたら幸いです。

『次元紀行』の制作進捗について・その１

お久し振りです。
なんとか半年経たないうちに
こちらを更新することができました。

そんなんでいいのか！という話はさておき。
今回は「次元紀行」のTwitter等で先行公開している情報や
そのより詳細について書いていきたいと思います。

まずは新キャラクターについて。

一人目はアシュレイ・エリヤコフ。

元格闘家で傭兵団の団長を務める、
MWと呼ばれるロボットのエースパイロット。
いかつい外見とは反対にノリは明るく、
それでいて多少場当たり脳筋的なところはあるものの、
物事の行く末をそれなりには考えて行動している、
という設定です。

男性キャラクターです。
そこまで今回の範囲で核心に迫った活躍をするかというと
そうでもないキャラクターですが・・・。

ですが、メインが女性キャラだらけなので、
「女性キャラばかりの作品かと思ったら騙された」
という誤解を招きかねないところを考えて、
今後の展開も踏まえた上で設定イラストの公開としました。

二人目はメルティーナ・アスファー。

先述のアシュレイとは
傭兵団「グレイブレイズ」でコンビを組む仲。
１０年以上前に別世界から転移してきた異世界人。
慎重派で当たりがキツいが、優しく他人に甘い面があるため、
一定以上仲の良い人間からはちょろく思われがち。

ちなみにこの二人は１０年ほど前に
私が運営していたホームページで、
ケータイ小説として読むことができた
ロボットものの小説に登場したキャラクターなのですが、
設定その他はほとんど別物となっています。

そんな彼等が主人公のアヤメ達、
そして超時空旅団とどう絡むのかお楽しみに。

三人目はアタナシア・ベルエット。

時空統括機構「エグズィフ」の中でも指折りの戦士。
過去の事件の責任を負って
汚れ仕事を引き受ける部隊に身を置いている。

エグズィフは主人公と対立する組織。
あらゆる時空に起こる組織や物事を管理しようとしているので、
そんなところを好き勝手旅している超時空旅団は
彼等にとって邪魔者なわけです。

アタナシアは過去に共に相対してきた出来事によって
主人公達に一定の理解を示していますが、
果たしてこの先どうなっていくのか。

エグズィフが時空を管理しようとする理由、
そして過去に起こった事件とは。

その先は本編と、今後の続編をお楽しみに！

「びんなが」第一弾作品『次元紀行』制作発表

皆様お久し振りです。
Twitterで常日頃絡んで頂いていた方々は毎度どうも。
荒神大助です。

巷を騒がせている例のアレがリアルの仕事の方にも影響を及ぼしてまして、
日々に余裕がなく、こちらの方の更新もおろそかになってしまいました。

さて、暗い話は置いておくとして、明るい話題をば。
「びんなが」第一弾作品として
ビジュアルノベル『次元紀行』の制作を発表します！！

本作は『次元旅紅紀』を主軸とする
SF作品群『次元シリーズ』の導入短編でありつつ、
制作中の『装天のグライガー』を含む『銀星シリーズ』の関連作でもあります。

主人公は『次元旅紅紀』と同様にアヤメ・ブランディス

ヒロインのディーネ・グノーモン

そしてSFロボットものに欠かせない、主人公機のオルターディノン

更に、ラフになりますが、今回の範囲での主要キャラクター二名

名前はゼキアとカルンと言います。

他にも重要な立ち位置のキャラクターが数名いますが、
そちらはまた次の機会にということで。
ちなみに女性キャラばかりではなく男性キャラも当然います。

作品としてはいかにも宇宙を舞台にしたスーパーロボット的な物語であり、
とある惑星の調査に訪れたゼキアとカルンが、
アヤメとの出会いを通じて異世界を巡る事件に巻き込まれることになり、
また、それを通じてプレイヤーに自然な形で
「びんなが」の世界観を理解してもらえたら、という内容になっています。

さて、ここまで書いてきて。
・・・えっ、第一弾ってサークルEGGで出していた
『装天のグライガー』のリマスター版じゃないの？
・・・と思われる方もいるかと思いますが、
まずは長大な四部作を作り直すことよりも、
全体として「びんなが」で見せていきたいのは
こういう世界観なんだよ、というのを、短めの作品で書いていこう、
という判断で、こちらが第一弾作品となりました。

なお、こちらの『次元紀行』は、以前サークルEGGの方で体験版を公開していた
『次元旅紅紀 CODE:AMBITION』を一作目とするシリーズのうち、
四作目の『CODE:DAYBREAK』を上下巻の作品として
書き直したものになります。

続報をお楽しみに。

「装天のグライガー リマスター版」の販売形式に関して

みなさんこんにちは。
今回は「装天のグライガー リマスター版」の
販売形式に関して書いていきたいと思います。

さて、そもそもの話になるんですけど、
ダウンロード販売サイトでは全部統合した「完全版」を販売していたのですが、
実はもともとリニューアル前の「装天のグライガー」が４部作構成でして、
イベントでは順番に作っては出していたんですよ。

それで、完全版といっても結構やんちゃにくっつけた、
一部が終わったらタイトル画面に戻って次の二部、
二部が終わったらタイトル画面に戻って・・・っていう繰り返しを
強いられるような出来でして・・・と、まあ、それは別にいいんですけども。

話は脱線しましたが、その流れを汲みまして、
「装天のグライガー リマスター版」の販売形式なのですが、
こちらも４部構成の分割形式とさせていただきます。

イラストと演出をリニューアルすることで
果たして何か変わるのか、というところのニーズ的なものを
見ていきたいという面も含めまして、
まずは第一部、という形にさせていただこうと考えています。

「えーっ、じゃあ全部出てからにしようかなーっ」
・・・と考える人もいるかと思います。
なので、リアルタイムで何か訴えかけられるものがあればなぁ、
と考えていますが、ちょっと思いついていないところが現状です。

とりあえず、今のところはこんな感じで進めてるよ、
ということでよろしくお願いします。