悠理愛 2024/09/15 16:23

大徳寺美子

今回はプロジェクトA子のB子を描いてみました。

一応ぐぐって確認しましたが、篠原恵美さんのデビュー作です。
A子が伊藤美紀さんの初主役キャラで、C子が富沢美智恵さんでした。

篠原さんはセーラージュピターですが最近たまたまジュピターを描いていたので個人的に印象深いB子を描いてみました。ちなみに富沢さんはセーラーマーズで、ずいぶんあとですが篠原さんはマリア様がみてるでロサキネンシス、伊藤美紀さんはロサキネンシスアンブゥトンをされています。

A子の思い出ですが、1986年のアニメで記憶では私が初めて買ったレーザーディスクのソフトでした。劇場にも見に行きました。監督の西島さんは女の子キャラはムチムチに描きメカアクションもかっこいい凄いアニメーターで、演出もA子が初監督だったと思いますが真面目にとぼけるというか楽しいアニメを作られてました。のちにAIKaとかも監督されてます。

当時私は押井さんのうる星やつらにどハマリしていて西島さんもですがスタッフも内容もうる星のスラップスティックをそのままバカバカしく作り直したような印象を受けました。これはもちろんほめてます。

作監が森山ゆうじさんメカ作監が増尾昭一さん、原画も伊藤浩二さんや菊池通隆さん摩砂雪さんなど当時若手の大活躍アニメーター集結みたいな(^^;)確か冒頭の宇宙ステーション破壊の場面は増尾さんだったと。不確かな記憶なので違ったらすみません。

どちらかというとしっかり詰めたお話とかいうことではなくて、勢いと作画を楽しむアニメだったと思います。A子はパワー系ヒロインでB子はお蝶夫人のパロディみたいなお嬢様だけどいかれてて、C子が一番どうかしてるキャラでした。タイトルとかキャラ名からして適当ですと宣言してるような感じですね。

適当というかナンセンスというのは80年代を象徴してる面もあったのかなと。70年代は公害問題とか学生運動の名残だとかで深刻な作りのものが良いとされる傾向があったと思いますが、80年代はその瞬間が楽しければ良いというような考え方が広がってたと思います。

私も含まれますがいわゆる白け世代とか言われていました。色んな考え方があると思いますが、私自身はナンセンスなバカバカしい笑いも好きでしたし、深く考察されてるのに気づくみたいな作りも好きでした。くだらないから何もないというわけではないし、深刻になるなよって茶化すのも違いますね。まあ、楽しくても真面目でも一歩先までやりきってる感はやっぱり大事なのかなと思います。

当時劇場で購入したパンフです。左は同時上映だった亜美旅立ち。

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