がんばれ!ねこじゃらくん
エイプリルフールにネタ短編など投稿していました。
これでもざっと3000字だし、これ書いてる分で本来の原稿進めてたら今日あたりFGOエル・アマルナ最終話出せてたかもだけど、まぁ季節ネタもたまにはね。
「5秒で思いついて1時間で仕上げました」みたいな、こういう原稿が書き手としては一番楽しかったりするのよなw 着想がアツアツのうちにババっと書いちゃう。創作の一番インスタントで手軽な楽しさなんよ。読んで面白かったかどうかはちょっと分からないけど……w
というわけで、まぁ私の気分転換だと思って流していただければ。
1~2日で消そうかとも思ったんですが、一応ルリルナ本編第八話に三話のねこじゃらし影霊だけがいない理由の説明にもなってるし、まぁいいかな、ってことであのまま放置します。
で、本来の原稿であるFGOエル・アマルナ最終話ですが、粛々とステンノ、エウリュアレの女神ズをエッチな目に遭わせているところなのでもうちょっとお待ちを。今回も書いてるうちにシチュが膨らんできてしまって、やめ時が見つからない状態なので若干時間かかりそうです。
今月はこれを掻き上げてから4月支援者さん向け書いて、後はルリルナ第二話電子書籍版原稿の調整だけの予定なので、まぁちょっと後ろにずれ込んでも大丈夫、なはず。先日も書きましたが本業の方で体力持っていかれそうな情勢なので無理はしないことにします。悪しからずご了承くださいまし。
ルリルナ第二話電子書籍版のパッケージ絵・挿絵も現在絵師さんに制作していただいてます。目途が付いたら、パケ絵は先行公開しても良いかなーと思ってます。お楽しみに。
そんな感じで、寒暖差と花粉でへろへろになりながら、どうにか進めておりますので気長にお待ちください。
さて、以下はFGOの奏章2の簡単な感想など。いちおうネタバレ注意にしておきますね。
300連ぶりくらいにガチャで☆5が出てくれたりしてました。悪マリーさんね。マジですり抜けすらない300連、地獄過ぎたよ……剣メドゥーサもアンドロメダもヨハンナさんも来てくれなかったし、何なら福袋を除けば去年の夏イベ水着モルガン以降☆5引けてなくね? みたいな状態だった。天井の無いガチャは悪い文明。
なお、私の個人的嗜好によりアヴェンジャーマリーさんは第一再臨で運用します!
で、奏章本編。
まさかの現パロ時空という。公式で来るのかーって感じでした。
で、ほぼ現代の東京が舞台で、普段は制服で日常生活してるのが戦闘になるとサーヴァント姿になる……っていうノリが変身ヒーローっぽくて楽しかった。
少なくともサリエリ先生は、今回に限っては慟哭外装着る時に「変身!」って叫ぶべきだったと思うw まぁそれだと、中の人的に「俺、参上!」になってしまうけど……w
東京のランドマークがバトルフィールドになるヤツ、めっちゃ好きなんで楽しかったっスなぁ。実は私、R18小説書く前、健全小説書いてる時に、東京の名所が毎回舞台になる活劇エンタメものとか構想してたんじゃよね。赤坂離宮とか、日本橋直上の首都高速とか六本木ヒルズとかを舞台に異能力バトルを繰り広げる話書きたいなーとか考えてた時があって。そんな感じで東京のロケーションにはけっこう愛着があるから、今回のノリは楽しかったです。もっといろいろ、東京のあっちこっちに出没してバトルする展開やってほしかったなー。マップも結局、ストーリーで実際に使用した以上に広いですよねあれ。第三と第四、第五と第六試練が一つにまとめられてたりしたけど、スケジュールや工数に余裕があったらもう1~2か所くらい別な場所で別な敵と戦うプランとかあったんじゃないかなと夢想したりしてました。
で、あのストーリー。
アヴェンジャークラスのサーヴァントたちってさ、そもそも藤丸と相容れない存在なんだよな、っていうのを、カルデアで一緒に過ごしてるうちに都合よく忘れてたんだよなー、と思い知らされた感じなんですよね。
どのみち切除して滅ぼしてしまう異聞帯の人たちですら、襲撃されてたら助けてしまう、それくらい善性をオーバードライブしている藤丸と、怨敵を滅ぼす、というか身も蓋も無いことを言えば殺害することが霊基の根本に刻まれてるアヴェンジャーと、どう考えても行動原理からして合わない。
今回、巌窟王が藤丸に復讐の味を体験させるためにキリエたちを殺害した、というのを「そんな酷いことをするなんて、カルデアの仲間だったのに、こんなのキャラ崩壊だ」って思った人がもしかしたら居るかもしれないけど、どっちかっていうと、むしろ藤丸のサーヴァントになってカルデアで穏当に過ごしてた姿の方が彼らにとってはキャラ崩壊だったと思うんだよな。特別な例外的なことだった。
キリエたちが殺害された凄惨な現場、ああいう場こそがアヴェンジャー本来の居場所だ、とすら言えるかも知れないくらい。
そんな彼らが、藤丸にだけはちょっと絆されちゃってたっていう、そこがマスターとしての藤丸の稀有なところなんだよね、多分。
何度か書いてるけど、古今東西ありとあらゆる場所と時間からやってきた気難しい英雄たち、主義主張も信念も属性も行動原理も全部違うサーヴァントたち全員の信頼を勝ち取ってるってバケモノみたいなことで、そこに藤丸の主人公性があるんだと思うの。
新宿アヴェンジャーのワンコ、あの人間という人間に敵意持ってる異種ですら藤丸を庇いながら戦ってくれてるの、ヤバすぎる人心掌握能力なわけですが。(上に乗ってる首なしライダーさんはなんかずっとフレンドリーだったけど……w)
結局今回の話、徹頭徹尾藤丸のためだけ、藤丸の中の悪感情や悪性のモノをアヴェンジャーたちが引き受けるという、それだけのための特異点だったわけで。巌窟王をはじめとしたアヴェンジャーたちのクソデカ感情だけで構成された世界だったという話なんですよな。
もう胃もたれ起こしそうだよ……w
Xでいろんな人の感想眺めててさ。その中で、『ホロウアタラクシア』のアヴェンジャーも同じだった、復讐者は過去にしかいられなくて、バゼットさんが未来を向いて生きるなら、お互いに背を向けて逆方向に走り始めるしか無いんだって、あの時と同じことを巌窟王たちもやってるんだって書いてる人がいてさぁ、もうそれで俺の涙腺直撃ですよ。ホロウアタラクシアは私がFateシリーズの中でも一番好きな作品の一つなんで。ああそうだった、ってなって。
ラストバトルでアンリマユからバフが来るのも熱いよな。もうたまらん。
今後、戦闘では引き続き使えるとはいえ、アヴェンジャーたちとストーリー上ではお別れになるっていうのはさすがに寂しすぎるんだけど、ホロウのあのラストシーンをオーバーラップさせられたら、それはもう振り返らずに笑顔で前に駆け出すしかないんだよ、私にとってはそうなんだ。
そしてジャンヌオルタの圧倒的なヒロイン力(ちから)を見せつけられてノックアウトされるのだった。
1.5部新宿のラストでジャルタとダンスしたのでウギャーと発狂して「なんで! これを見せておいて! ジャンヌオルタピックアップが開催されてないんですかー!?」と叫んだのも懐かしい思い出w その後、不退転の決意でピックアップ時にお迎えしたわけですが。あれからもう何年経ったやら。ほんと、長い旅だったよね。
最後に、めちゃくちゃ絶好調で大暴れするジャンヌオルタが見れて良かったです。
さて。
私がFGO二次創作バスチーユのバッドエンドを構想してた時、ジャンヌとマリーを責める役としてカリオストロ伯爵を考えていたのですが、ちょうどその時公開された奈須きのこインタビューで「カリオストロ実装するかも」的な言及があって、かなり迷ったことがありました。
結局「実装される前にこっちで書いちゃえ」という感じで進めたわけですが。今回、いよいよそのカリオストロが実装されましたね。
本来ここはけっこう迷うところで……エロ二次創作の竿役ってさ、単なる悪役以上に立ち位置が難しくて、そのキャラを好きな人にとって受け入れられないような描写になりかねない、っていう感覚があるんで、かなり慎重にやってるところなんですよ。
そのために、プリズマ・イリヤの二次創作した時には「魔術協会にも知られていない魔術師の家系」とかいう、型月世界的には噴飯モノのムリ設定すらでっち上げるハメになったわけですがw
というわけで、どうしたもんかなと思いつつ進めてたんですけど……あー。
こと、カリオストロ氏に関しては……エロの竿役に使ってもそんなにキャラ崩壊しなさそうだな?w
いずれ順番が回ってきたら、FGO二次創作バスチーユも加筆して同人電子書籍版にしようかと考えているわけですが。カリオストロ氏についてはちょっとした微修正だけでゴーサイン出しちゃおうかな、と現在考えております。
まぁまだ先の話ですがね。
そんな感じで。
奏章もアルターエゴの時はいまいちコンセプトがよく分からなかったけど、今回でようやく「やろうとしていること」が分かって、最終決戦へのボルテージを上げていく感じっぽくて気が逸りますね。次はルーラーかな、とか言われてますが。
FGOメインシナリオは読むのに時間とられるから、自分の活動との折り合いが大変ですが、引き続き追っていこうと思います。
ではでは。
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