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近況4/16 買っちった

 前回の更新前後、PCがガリガリと音を立てはじめまして。
 以前、同じように使ってるノーパソから異音が鳴り響いて焦りまくったことがあったのですが、その時はなぜか、仕事行って帰ってきたら元通り治ってまして、そこから特に異状なく2年も動いてくれていたので……今回もそうなってくれないかなー、と淡い期待を抱いていたわけですが。
 まぁ1日たっても異音が収まらなかったので、結局新PCを調達することにしました。

 ……けっこうお高いヤツをば。

 ぶっちゃけ、今回のDLSiteのクレジットカードの一件でいろいろ先行き不透明ですし、収支計画も崩れる可能性が高いこのタイミングでお高い買い物をするの、あまりに無鉄砲なわけですが。いやね、ちゃんと止めたんですよ、私の理性は。でもほら、他はともかく、PCだけはぜったい妥協したくないというか。現実の家よりもむしろPCのデスクトップ上の方が真の生活空間だ、くらいの気分で生きているオタクでございますからね。
 こう見えても職場では穏やかな性格で滅多に怒らない、常に上機嫌な人で通っておりましてね。大抵のことには腹が立たないタチなんですが……ただ一つ、PCの処理落ちだけはぜってぇ我慢ならねぇんだ。もし、職場で使ってるリース品の低スペック共用PCが自宅のパソコンだったら、3日ともたずにディスプレイ叩き割ってると思いますね、ええ。

 というわけで。
 うへへへへへへへ、ちょっと高性能なヤツ買っちった。原神が最高画質でぬるぬる動くぜひゃっほー!!

 まぁ、せっかく良いPCに乗り換えたんで、いずれちょっと描画のすごいゲームとかもやってみたい気分ではありますがね。原稿が無かったらとっくにそうしてるんだけどね!!!

 そんな感じです。

 ちなみに。
 今回は通販で購入したんですが、スペック以外のところをほとんど見ずに買ってしまいましてね。そういうわけで、

 本当に、七色に光るんだなぁ……(遠い目

 今後、このキラキラ七色に輝くゲーミングキーボードで小説を執筆することになりました。よろしくお願いいたします。

 もし次回以降の近況記事とか、小説本文とかで、なんか私が偉そうなことを書き散らしたり、小難しい単語をひけらかしたりしていたとしても、「でもこいつ、キーボードが七色に光ってるんだよな……」と思い出して鼻で笑っていただければ幸いですw



 さて、今月は支援者さん向けのみ更新予定で、pixiv向け一般公開作品お休みということで、若干のんびりめの進行で作品を進めております。
 電車内でチョメチョメする例の行為を言い表す言葉を使えないまま、電車内でチョメチョメするシーンを書くという曲芸みたいな作品をお届けするべく、ちょっとずつ書いておりますのでお待ちください。
 まぁでも、確認してみたところ、比較的伏字化のNGワードが多いFantia側でも「襲う」とか「嬲る」という言葉は使えるようなので、思ってたより何とかなりそうかな。「被虐」「嗜虐」も使えるみたいだし。
 一応、今月更新分については「伏字がいっこもなく、それでいて特に気にならずにヒロインが電車内でチョメチョメされる話になってる」という辺りを目標にしてます。まだ私が把握してないNGワードがあったらアレですけど、どうなることやら。
 とりあえず引き続き頑張って書きます。もう少々お待ちください。

 ではでは。本日はこんなところで。


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近況4/9 残像に口紅を

最終節:鎖に繋がれた女神姉妹

 昨日こちらを投稿しました。いつもより大幅に遅くなってしまいましたが、どうにかこれにてFGO二次創作「女神懲罰刑場 エル・アマルナ」完結となります。
 ステンノとエウリュアレをじっくり責められたの楽しかった。久しぶりに長めのFGOで特異点から丸々でっち上げるのをやって、大変だったけどやっぱり楽しいですねぇ。これのためにエジプト関連の本読んだり、アントナン・アルトーの小説『ヘリオガバルス』とかも一応読みました。あんまり作中では使わなかったけど……w まぁ創作の下調べってそんなもんよね。

 執筆中にPCが不調になるトラブルもありましたが、どうにか投稿するまで動いてくれました。このPCも長かったね、もう10年ちかく動いてたんじゃない? お疲れ様だぜ。
 そしてこの記事を書いている現在、注文した新PCの到着を待っているところです。うへへへへへへちょっと奮発して良いの買っちゃった。先行き不透明なこのタイミングで高い買い物するの、明らかにオススメできないんだけど、だってPCは妥協したくないじゃん、という感じで、こう、ポチっと。

 そんな感じで浮かれてるわけですが。


 さて。
 筒井康隆に『残像に口紅を』という小説がございます。
 これがとんでもない作品でね。本文中で使える文字、音がだんだん減っていくの。話の冒頭ですでに「あ」という音が使用不可になってて、「あ」という音が入ってる言葉は一切作品中で使えないんです。ひらがなだけじゃなく、「愛」とか「明るい」とかも使えない。そして話が進むごとに、使える音・文字がどんどん減っていくんですよ。「あ」「ぱ」「せ」「ぬ」「ふ」「ゆ」……という具合にどんどん消えていくの。
 まぁ短編なら、思い付きでやる人もいるかなと思うけど、これで長めの長編書いちゃうあたりが、さすが筒井康隆って感じで、遊び心満点の作品でございます。読むと自分でもちょっとやってみたくなったりするよね、こういうの。

 ぶっちゃけ、それに比べればさ。
 電車内で秘密さわさわをする「〇〇」って言葉とか、性的に辱める「〇〇」って言葉が使えない、くらいは縛りプレイとしては序の口って感じよね。
 直近の支援者さん向けを見てみましたけど、実際のところほとんど伏字になってないですね。もともと私はそんなにストレートな言葉を使わなくて、ねちねち暗示的な小難しい言葉を連ねて雰囲気を出す感じでやってるのもあって。
 まぁようやくFGOがひと段落したんで、過去の支援者さん向けでどの言葉が伏字になってるかは調べてみたいと思いますが。それらすべて使用不可にしたとしても、まぁ「あ」という音を一切使わないとかに比べればヌルゲーだよな。
 今後どうなるか分かりませんが、現在Ci-enやFantiaで行われてる伏字化くらいだと、当アカウントの活動に特に支障はないかなーという感じです。
 で、今月の支援者さん向けなんですけど。

 いきなり電車内秘密さわさわシチュじゃないですかー!!
 君たち、規制かかってもぜんぜん自重する気がないようだな?w

 OK。やってやんよ。

 というわけで今月の支援者さん向けSS、「性知識忘却! 悪魔の認識改変淫行電車」にご期待ください。

 ではでは。


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諸君に告げる。

(CV;銀河万丈でお楽しみください)

DLSiteでVISAやMasterCard、AMEXが使用不能になった。
これは敗北を意味するのか? 否! 始まりなのだ!
おそらく今回の件でDLSiteは大きく売り上げを落とし苦境に陥るだろう。
他の支払い方法も充実してはいるが、そのちょっとした手間のために
離れてしまうライトユーザーこそが大規模なビジネスにおいては
要になるからである。
同人販売の売り上げを見込んで活動して来た同人サークルも
今回の件で少なからず戸惑い、意気消沈している者もいるに違いない。

私たちの性癖! 諸君らが愛してくれた「〇〇」は「屈辱」に言いかえられた。
何故だ!

(坊やだからさ)

それでも人に性欲あるかぎり、麗しく強いヒロインに
ムラムラくる我々の煩悩ある限り、ヒロピンえっち作品が生まれるのは
歴史の必然である。
ならば我らは襟を正し、この苦境を打開しなければならぬ!

我ら同人作家にできることは何か?
そう、たとえ手続きが多少面倒になってもなお、
これだけは入手したいと思えるようなドチャシコでエチエチな作品を
DLSiteやFANZAなどに送り出し、ライトユーザーを呼び戻すことに他ならない!
我々は今、この怒りを結集し、今まで以上の二次元えっち愛好家を増やすことで、
初めて真の勝利を得ることができる。
この勝利こそ、散っていった支払い手段への最大の慰めとなる。
同人作家よ立て! 悲しみを怒りに変えて、立てよ同人作家!!
我らエロ同人作家こそ最も貪欲な創作者であることを忘れないでほしいのだ。
利益以上に創作への熱意をもって書き続けられる我らこそが
エロ業界を救い得るのである! ジーク・ヒロピン!!

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近況4/2 ここで会ったが百年目

がんばれ!ねこじゃらくん

 エイプリルフールにネタ短編など投稿していました。
 これでもざっと3000字だし、これ書いてる分で本来の原稿進めてたら今日あたりFGOエル・アマルナ最終話出せてたかもだけど、まぁ季節ネタもたまにはね。
「5秒で思いついて1時間で仕上げました」みたいな、こういう原稿が書き手としては一番楽しかったりするのよなw 着想がアツアツのうちにババっと書いちゃう。創作の一番インスタントで手軽な楽しさなんよ。読んで面白かったかどうかはちょっと分からないけど……w
 というわけで、まぁ私の気分転換だと思って流していただければ。

 1~2日で消そうかとも思ったんですが、一応ルリルナ本編第八話に三話のねこじゃらし影霊だけがいない理由の説明にもなってるし、まぁいいかな、ってことであのまま放置します。

 で、本来の原稿であるFGOエル・アマルナ最終話ですが、粛々とステンノ、エウリュアレの女神ズをエッチな目に遭わせているところなのでもうちょっとお待ちを。今回も書いてるうちにシチュが膨らんできてしまって、やめ時が見つからない状態なので若干時間かかりそうです。
 今月はこれを掻き上げてから4月支援者さん向け書いて、後はルリルナ第二話電子書籍版原稿の調整だけの予定なので、まぁちょっと後ろにずれ込んでも大丈夫、なはず。先日も書きましたが本業の方で体力持っていかれそうな情勢なので無理はしないことにします。悪しからずご了承くださいまし。

 ルリルナ第二話電子書籍版のパッケージ絵・挿絵も現在絵師さんに制作していただいてます。目途が付いたら、パケ絵は先行公開しても良いかなーと思ってます。お楽しみに。

 そんな感じで、寒暖差と花粉でへろへろになりながら、どうにか進めておりますので気長にお待ちください。


 さて、以下はFGOの奏章2の簡単な感想など。いちおうネタバレ注意にしておきますね。
 300連ぶりくらいにガチャで☆5が出てくれたりしてました。悪マリーさんね。マジですり抜けすらない300連、地獄過ぎたよ……剣メドゥーサもアンドロメダもヨハンナさんも来てくれなかったし、何なら福袋を除けば去年の夏イベ水着モルガン以降☆5引けてなくね? みたいな状態だった。天井の無いガチャは悪い文明。

 なお、私の個人的嗜好によりアヴェンジャーマリーさんは第一再臨で運用します!




 で、奏章本編。

 まさかの現パロ時空という。公式で来るのかーって感じでした。
 で、ほぼ現代の東京が舞台で、普段は制服で日常生活してるのが戦闘になるとサーヴァント姿になる……っていうノリが変身ヒーローっぽくて楽しかった。
 少なくともサリエリ先生は、今回に限っては慟哭外装着る時に「変身!」って叫ぶべきだったと思うw まぁそれだと、中の人的に「俺、参上!」になってしまうけど……w

 東京のランドマークがバトルフィールドになるヤツ、めっちゃ好きなんで楽しかったっスなぁ。実は私、R18小説書く前、健全小説書いてる時に、東京の名所が毎回舞台になる活劇エンタメものとか構想してたんじゃよね。赤坂離宮とか、日本橋直上の首都高速とか六本木ヒルズとかを舞台に異能力バトルを繰り広げる話書きたいなーとか考えてた時があって。そんな感じで東京のロケーションにはけっこう愛着があるから、今回のノリは楽しかったです。もっといろいろ、東京のあっちこっちに出没してバトルする展開やってほしかったなー。マップも結局、ストーリーで実際に使用した以上に広いですよねあれ。第三と第四、第五と第六試練が一つにまとめられてたりしたけど、スケジュールや工数に余裕があったらもう1~2か所くらい別な場所で別な敵と戦うプランとかあったんじゃないかなと夢想したりしてました。

 で、あのストーリー。

 アヴェンジャークラスのサーヴァントたちってさ、そもそも藤丸と相容れない存在なんだよな、っていうのを、カルデアで一緒に過ごしてるうちに都合よく忘れてたんだよなー、と思い知らされた感じなんですよね。
 どのみち切除して滅ぼしてしまう異聞帯の人たちですら、襲撃されてたら助けてしまう、それくらい善性をオーバードライブしている藤丸と、怨敵を滅ぼす、というか身も蓋も無いことを言えば殺害することが霊基の根本に刻まれてるアヴェンジャーと、どう考えても行動原理からして合わない。
 今回、巌窟王が藤丸に復讐の味を体験させるためにキリエたちを殺害した、というのを「そんな酷いことをするなんて、カルデアの仲間だったのに、こんなのキャラ崩壊だ」って思った人がもしかしたら居るかもしれないけど、どっちかっていうと、むしろ藤丸のサーヴァントになってカルデアで穏当に過ごしてた姿の方が彼らにとってはキャラ崩壊だったと思うんだよな。特別な例外的なことだった。
 キリエたちが殺害された凄惨な現場、ああいう場こそがアヴェンジャー本来の居場所だ、とすら言えるかも知れないくらい。

 そんな彼らが、藤丸にだけはちょっと絆されちゃってたっていう、そこがマスターとしての藤丸の稀有なところなんだよね、多分。
 何度か書いてるけど、古今東西ありとあらゆる場所と時間からやってきた気難しい英雄たち、主義主張も信念も属性も行動原理も全部違うサーヴァントたち全員の信頼を勝ち取ってるってバケモノみたいなことで、そこに藤丸の主人公性があるんだと思うの。
 新宿アヴェンジャーのワンコ、あの人間という人間に敵意持ってる異種ですら藤丸を庇いながら戦ってくれてるの、ヤバすぎる人心掌握能力なわけですが。(上に乗ってる首なしライダーさんはなんかずっとフレンドリーだったけど……w)

 結局今回の話、徹頭徹尾藤丸のためだけ、藤丸の中の悪感情や悪性のモノをアヴェンジャーたちが引き受けるという、それだけのための特異点だったわけで。巌窟王をはじめとしたアヴェンジャーたちのクソデカ感情だけで構成された世界だったという話なんですよな。
 もう胃もたれ起こしそうだよ……w

 Xでいろんな人の感想眺めててさ。その中で、『ホロウアタラクシア』のアヴェンジャーも同じだった、復讐者は過去にしかいられなくて、バゼットさんが未来を向いて生きるなら、お互いに背を向けて逆方向に走り始めるしか無いんだって、あの時と同じことを巌窟王たちもやってるんだって書いてる人がいてさぁ、もうそれで俺の涙腺直撃ですよ。ホロウアタラクシアは私がFateシリーズの中でも一番好きな作品の一つなんで。ああそうだった、ってなって。
 ラストバトルでアンリマユからバフが来るのも熱いよな。もうたまらん。
 今後、戦闘では引き続き使えるとはいえ、アヴェンジャーたちとストーリー上ではお別れになるっていうのはさすがに寂しすぎるんだけど、ホロウのあのラストシーンをオーバーラップさせられたら、それはもう振り返らずに笑顔で前に駆け出すしかないんだよ、私にとってはそうなんだ。


 そしてジャンヌオルタの圧倒的なヒロイン力(ちから)を見せつけられてノックアウトされるのだった。
 1.5部新宿のラストでジャルタとダンスしたのでウギャーと発狂して「なんで! これを見せておいて! ジャンヌオルタピックアップが開催されてないんですかー!?」と叫んだのも懐かしい思い出w その後、不退転の決意でピックアップ時にお迎えしたわけですが。あれからもう何年経ったやら。ほんと、長い旅だったよね。
 最後に、めちゃくちゃ絶好調で大暴れするジャンヌオルタが見れて良かったです。



 さて。
 私がFGO二次創作バスチーユのバッドエンドを構想してた時、ジャンヌとマリーを責める役としてカリオストロ伯爵を考えていたのですが、ちょうどその時公開された奈須きのこインタビューで「カリオストロ実装するかも」的な言及があって、かなり迷ったことがありました。
 結局「実装される前にこっちで書いちゃえ」という感じで進めたわけですが。今回、いよいよそのカリオストロが実装されましたね。
 本来ここはけっこう迷うところで……エロ二次創作の竿役ってさ、単なる悪役以上に立ち位置が難しくて、そのキャラを好きな人にとって受け入れられないような描写になりかねない、っていう感覚があるんで、かなり慎重にやってるところなんですよ。
 そのために、プリズマ・イリヤの二次創作した時には「魔術協会にも知られていない魔術師の家系」とかいう、型月世界的には噴飯モノのムリ設定すらでっち上げるハメになったわけですがw

 というわけで、どうしたもんかなと思いつつ進めてたんですけど……あー。
 こと、カリオストロ氏に関しては……エロの竿役に使ってもそんなにキャラ崩壊しなさそうだな?w

 いずれ順番が回ってきたら、FGO二次創作バスチーユも加筆して同人電子書籍版にしようかと考えているわけですが。カリオストロ氏についてはちょっとした微修正だけでゴーサイン出しちゃおうかな、と現在考えております。
 まぁまだ先の話ですがね。

 そんな感じで。
 奏章もアルターエゴの時はいまいちコンセプトがよく分からなかったけど、今回でようやく「やろうとしていること」が分かって、最終決戦へのボルテージを上げていく感じっぽくて気が逸りますね。次はルーラーかな、とか言われてますが。
 FGOメインシナリオは読むのに時間とられるから、自分の活動との折り合いが大変ですが、引き続き追っていこうと思います。

 ではでは。


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近況3/26 今何回目だ!?

 DLSiteにもとうとうクレジットカード会社関連で一部表現が使えなくなるらしいという情報が入って来て若干げんなりしている陵魚です。
 ちょっと今日は筆が乗らなそうだから、大人しくFGOの奏章進めようかと思うわけですが。

 まぁもともと、あんまり直接的な表現を使わず婉曲な言葉で雰囲気出していく作風なんで直接的な影響はそんなに大きくはないんですが、嫌は嫌ですわねぇ。困ったもんです。
 ちなみに、ロリを言い換えるなら「ひよこ」より「仔猫」の方が好きです。


 まぁ粛々とFGO二次創作の最終話を書いております。そろそろエッチシーンに差し掛かるところ。
 話を畳む回なのであんまり込み入ったことは出来ませんが、まぁそれでもできる限りのエッチ展開を詰め込んでお送りしたいと思います。そもそもステンノ、エウリュアレの女神ズが書きたくて始めた企画だしね!

 そんな感じで。


 さて、以下は雑談。

 本当は先週書くつもりだったのが脱稿で気力を使い果たしていて書けなかった話。
 ちょうど先々週あたりにXのトレンド欄に『運命の巻戻士』というのが出てて。コロコロで連載されてるマンガなんですが、私の表垢のTLでもアレな漫画に反応するタイプのアカウントの人たちが盛り上がってたんですよ。つまりアレです、『ニンジャスレイヤー』とか『忍者と極道』とか『タコピー』とかとかとか、そういうアレ系の尖ったマンガにばかり反応するタイプの方々ですw わりとフォローしてまして。
 それでまぁ、私もわりと同じノリの人間なんで軽い気持ちで読みに行ったら、これがまたハマってしまいましてな。

https://www.corocoro.jp/episode/3270296674366181081

 すまん、全話無料期間は終わっちゃったんだけど。
 基本コンセプトはRe:ゼロみたいに、時間を過去に戻せる主人公が何度もやり直しをしながら事態打開を探っていく、というもの。誰が呼んだか「読む死にゲー」。
 そういうコンセプト自体はいろいろ作品があるわけですが、本作はとにかくテンポが良いんですよな。とにかく考えられる可能性を矢継ぎ早にどんどん試していって、しまいには1000回以上もリトライしたりして。
 なお巻き戻しリトライすると主人公は体力を消耗するので、そうして追い詰められながらも諦めずに必ず全員を救う、というヒーローで。

 まぁでも、こういう着想の話を思いついたとして、読み切りを何本かは描けそうですけど、長編を持たせるのは難しそうなアイディアの話じゃないですか。それがね、まためちゃくちゃ上手いんですよ。
「やっと解決したのか」と思わせてからの二番底で事態が急変したり、そういう呼吸が巧みなのよね。時間遡行ネタとかだと、長編にするために話を膨らませるほど複雑になって読みにくくなってしまいそうなものなんだけど、そこも上手く回避しててさ。読んでて込み入った感じがしない。なんせコロコロコミックですからね連載。それでいて大人が読んでも……タコピーとか忍殺とかを読むようなメンドクセェ漫画ファンが読んでも楽しめるクオリティになってるのよw

 前述のとおり、時間を戻すためには体力使う設定なんだけど、とりあえず任務目標はクリアできたとしても、誰かが苦しんだり、たとえちょっとした動物とかでも傷つくようなら即リトライしてもう一回最初からやり直す、そういう主人公の善性が、主人公らしさを出してて読んでて気持ちいいのよね。
 ビジネス方面に「コンコルド効果」っていうのがあるんですけどね。もうこの方針ではダメだと分かっても、それまで費やしてきたコストが無駄になると思うと惜しむ気持ちが出てきてしまって上手く撤収できずに失敗してしまうことなんですが。本作主人公、たとえ数百回のやり直しと膨大な努力を重ねても、それで誰かが助けられないと分かったら躊躇なくリトライするんでコンコルド効果ゼロなのよね、そこが気持ちいい。ビジネスパーソンにこそ読んで欲しいw

 ほんと、軽い気持ちで開いたはずが、気づいたら20話以上を一気読みしてましたからね。私としては非常に珍しいことです……特に原稿を仕上げなきゃいけない土壇場でしたしw コロコロみたいな比較的対象年齢の低い雑誌からもこういう、めちゃくちゃクオリティ高いマンガ作品が出てきてるってすごいよな。

 昨今、配信サイトでコンテンツが流通するようになったことで国境の壁が薄れて、日本の作品が海外で視聴されやすくなった結果として急激に日本作品の海外展開が加速しているわけであり、YOASOBIさんがインドネシアで日本語でライブして大盛り上がりしてたり、ゴジラのアカデミー賞受賞もそうだし、かつてないくらい可能性が開かれつつあるわけです。
 マジで、YouTubeでその手の動画見てたら、海外ニキが八代亜紀の『舟唄』聞いてしんみりしてるリアクション動画とかあるからな。どうしてそうなったの……w 海外の音楽プロデューサーが東方projectの「U.N.オーウェンは彼女なのか?」とか聞いて「ZUN氏がよく使う進行コードはこれだね。ZUNコードと呼ぼう」とか言ってる動画とかもあるんだよ。すごい時代になったなぁと思ってて。

 で、海外と比べても、こんなにたくさんの物語が日々生み出されてる国は他にはないだろうってことで、ネトフリとかも原作探しの場としてけっこう日本には注目してたりするという話もあり。だいぶ日本の作品を海外で売るルートも開拓されて来たんで、これからいろいろ広がっていく感じはありそうなんですよな。
 そういう中でさ、ジャンプとかだけじゃなくて、コロコロコミックとかからも独自のめちゃくちゃ面白い作品が生まれてくる。そういう「層の厚さ」こそ強みだと思うのよ。
 一方で虚淵玄さんとかはエロゲ出身なわけじゃないですか。そういう方向からも才能が出てくる。そうやって、多様な方向から超絶面白い作品がどんどん生み出されていく強みって、大事にしたいよなーと思うのよね。
 エロ作品は表立ってそういうところに肩を並べることはないけど、それでも私だってそういう戦列のどこかで一兵卒としてでも貢献したい気分はあるしな。

 それにさ、日本の二次元コンテンツに対する理解者が増えていくことで、冒頭のような海外クレカ会社の無理解による規制みたいなのも多少は改善していく下地をちょっとは作れるかもしれないじゃん? とも思ってて。
 だから、面白い作品をじゃんじゃん応援していくこと、そして自分自身もちょっとでも界隈を盛り上げる作品を出していくこと、そこだけはめげずにやっていこうと思うんだよね。

 マジで、全然オーバーな事を言っているつもりはないよ。私は現状、完全に日本語でしか活動してないけど、それでもたまに英語のコメントいただくし、私のpixivフォロワーの推定数パーセントは中国の人だからな(ブクマしてる作品見に行くと簡体字中国語小説ばっかなのね)。日本語の、それも小説だぜ? それでも機械翻訳の発達した現在、何もしなくても海外読者さんが増えていってるのさ。そういう時代なの。

 まぁだから、テンション下がるけど頑張りますよ。
 みんなも面白い作品はどんどんシェアして応援して、盛り上げていこうぜ。

 ではでは。


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