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2022年 06月の記事 (22)

レモネードオアシス 2022/06/30 07:23

陰キャラでなにが悪い!2

生まれついての陰キャラ・小野千影(おの ちかげ)。
今日も深夜、官能小説を読んで昂ぶってくると性欲を持てあます。


目次

陰キャラでなにが悪い!(カテゴリー)

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√2章目 女の子だって射精したい!

「……んにゅ、もう朝か……」

 千影が目を覚ましたのは、深夜アニメを見てから数時間後のことだった。
 確か午前三時までアニメがやっていたから、四時間くらいしか寝ていないことになる。
 いつもこんな感じだから、千影はいつも寝不足気味で目の下にはうっすらと隈があった。

「あー……」

 千影は吐息を漏らしながら身体を起こすと、ショーツのなかへと手を突っ込んでみせる。
 ツルンとしたゆで玉子のようなパイパンは、朝一番だというのに愛液でヌルヌルになっていた。
 クロッチの裏側に貼り付いている少女の汚れは発酵してカスタードクリームのようにネットリと変色し、愛液はおねしょをしたかのようにお尻の方にまで広がっていることだろう。
 ショーツがお尻に貼り付いてきている感覚でなんとなく分かる。

「ゆうべは寝る前にちょっとだけエロゲーをやったのがまずかったか……」

 多分寝ているあいだにエッチな夢を見てしまったのだろう。
 汁が多い体質の千影は、よくこうやってショーツを汚してしまうことがあった。

「……おしっこ」

 呟くと、眠たい目を擦りながら千影はトイレへと行き、洋式の便座にちょこんと座る。
 降ろしたショーツ……そのクロッチの裏側には洗濯しても取れない茶色い縦染みが刻まれ、更にはよく見ると黄ばんでいた。
 オナニーを覚えてからというもの、いつもエッチなことを考えて愛液でネトネトにしてしまうし、何度もおもらしオナニーをしてきたからすっかり染みになっていた。

「お尻の方までヌルヌルになってるし。……んっ」

 しゅいいいいいい……。

 おまたの力を抜くと、パイパンから勢いよくおしっこが噴き出してくる。
 家では音姫なんか気にしなくていいから、思いっきりおしっこをすることができる。
 朝一番のおしっこは濃厚な黄色をしていて、ツーンとしたアンモニア臭が強かった。

「はああ~~~。至福~~~」

 しゅいいいいいい……。
  ……ぷしゅっ!

 ぶるるっ。
 千影は小さな身体を大きく震わせると、朝一番の放尿はあっという間に終わった。
 一気に出せるぶんだけすぐに終わる。
 女の子の尿道は太いのだ。
 トイレットペーパーでツルツルおまたをグニッと拭いてショーツを穿く。

「んっ」

 ショーツを上げすぎて、クロッチに縦筋が刻まれる。
 甘美な電流が全身を駆け抜けていくと、ジュワッとおまたが生温かくなった。
 すでにクロッチの裏側はヌルヌルだけど……、

(ぱんつ換えても、すぐに駄目にしちゃうんだよね)

 ただでさえ多汁体質。
 しかも四六時中エッチなことを考えているから、千影のおまたはいつもムラムラしていて、愛用しているネコさんショーツは全部おまたの形に縦染みが刻まれてしまっている。

(それにお尻にペッタリ貼りついてきてる感覚、大好きだし)

 ショーツを換えたところで昼になるころにはぐしょぐしょになっているだろうから、ショーツはそのままで制服に着替えていく。
 桃色のブレザー。
 水色のタイ。
 赤のスカートから伸びる太ももが病的なまでに真っ白い。
 そこに黒の靴下を穿けば、千影のいつものスタイルだ。

 季節は春。
 出会いと恋の季節なのだろうが――。

(けっ、なにが出会いだ。恋だ。リア充なんて爆発して四散すればいいのに)

 千影は色恋沙汰にはめっきり疎いのだった。
 ……ギャルゲーやエロゲーでなら何十回も攻略してるけど。
 洗面台の鏡の前に立って適当に髪をとかす。
 頑固な寝癖が中々取れてくれないし、目の下にはいつものように隈が浮き上がっている。

「あー、そろそろ髪切らないとなー。最後に切ったの、いつだったっけ」

 数ヶ月前に、たしか自分で前髪をいじったきりだったと思う。
 お尻を隠すほどの髪も、伸ばしたというよりも勝手に伸びていったというほうが近い。

『千影ー、朝ご飯できたわよー』
「はーい」

 母親の声にリビングに行くと、こんがりと焼き色がついたトースターと目玉焼きが皿に載せられている。

(パンをくわえて登校すれば、転校生とぶつかって出会いが~♪ とか? ハッ、なに言ってるんだよリア充が!)

 考えてしまって、一笑に伏してしまう。
 そんなシチュエーション、今時のギャルゲーでも見かけない絶滅危惧種だ。
 トーストに目玉焼き載せて天空の城風にして食べる。
 さあ、登校だ。

        ☆

(おしっこを限界まで我慢してから出すと、射精したかのような快楽を得られる……ふふふ)

 千影が不気味な笑みを浮かべたのは、退屈な午後、古文の授業を受けているときだった。
 ちなみに千影の席は廊下側の一番後ろ。
 教室で一番日当たりが悪いところだ。だけどその場所が千影は気に入っていた。

(……やば、そろそろも、漏れそう……っ)

 昼休みにはたくさんお茶を飲んだ。
 今ごろ、この小柄な身体の膀胱にはおしっこが一滴一滴濾過され続けていることだろう。
 幸いなことに、あと十五分もすれば放課後――。
 だから、それまでの我慢だ。

(うぉぉ……っ、これは思っていたよりも、ツラい……ッ)

 限界まで我慢するのなら家で試してみればいいのだろうけど、千影はあえて学校で我慢することにした。
 あえて自分を追い詰めていくスタイルというわけだ。

 じゅわり……。

(あっ)

 ただでさえ愛液でぐしょ濡れになっているクロッチの裏側に、生温かい感触が広がる。
 どうやら残されている時間はそれほど多くないらしい。

(ヤバい、ヤバいよ……。ううっ、トイレに行かせてもらう?)

 一瞬だけそんなことを考えてしまうけど、小さく首を横に振る。
 せっかくここまでおしっこが溜まったのだ。
 ここで妥協したら、ここまで我慢した苦労が水の泡になってしまう。

 じょぼぼっ、
  じゅわわ……っ。

(あっ、だめぇ……)

 ショーツが生温かくなる感触に、必死になっておまたに力を入れる。
 ちょっとずつ漏れ出してきているおしっこは縦筋を伝って会陰を濡らし、お尻の方にまで広がっていく。
 もしかしたら椅子にはお尻の形でハートマークのようなスタンプができあがっているかもしれなかった。

(あ、あともうちょっとぉ……っ)

 何度も。
 何度も呟き、少しずつ時計の針が動き――、
 やがてチャイムが鳴ってくれる。

(あっ、危なかったぜ……!! 俺はやりきったぞ!!)

 いつも通りのチャイムが、千影にはまるで福音に聞こえた。
 あとはもう帰りのショートホームルーを乗り切れば放課後だ。


陰キャラでなにが悪い!3につづく!

この小説は同人誌の『大決壊! 陰キャラでなにが悪い!』に収録してある小説です。
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レモネードオアシス 2022/06/29 07:37

陰キャラでなにが悪い!1

生まれついての陰キャラ・小野千影(おの ちかげ)。
今日も深夜、官能小説を読んで昂ぶってくると性欲を持てあます。


目次

陰キャラでなにが悪い!(カテゴリー)

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√1章目 真夜中のオナニー

「……ぱんつ、ぬるぬるになってるし」

 時は草木も眠る丑三つ時。
 官能小説を読みながら、ポツリと呟いたのは一人の少女だった。

 白のワンピースタイプのパジャマで包んだ小柄な身体は痩せ細っていて、お世辞にも女の子らしいとは言えない。
 肌は病的なまでに色白で、それとは対照的にお尻を隠すほどにまで伸ばされた黒髪はつややか。
 だけどその黒髪は綺麗に整えられているというよりも、無造作にここまで伸びてしまった感がある。
 そんな少女は、自分の部屋のベッドにうつぶせになって本を読んでいた。

「無数の触手たちが魔法少女の四肢に絡みつくと、服の上から乳房を蹂躙していく――ふふっ、たまんねぇや」

 少女が読んでいたのは、いわゆる官能小説というやつだった。それもかなりハードでマニアックな。
メインターゲットは男性向けなのだろうけど、昔からこの手の小説をよく読んでいた。
 こんな少女の名前を、
 小野千影(おの ちかげ)、
 という。

 同じ年頃の女子たちはすっかり女性らしい体つきになっているというのに、千影は私服を着ていると小学生の男子と間違われてしまうくらいにチビで貧乳だった。
 だけど、頭と身体つきは男っぽくても、千影の秘部はどうしょうもないくらいに少女なのだ。

(エッチなこと考えてたらムラムラしてきちゃったよ)

 ベッドでうつぶせになっているとショーツがヌルヌルしてきているし、それに貧乳とはいえ乳首が張って擦れて痛い。
 千影はベッドから降りると、ぺたとりフローリングの床にお尻をついて座る。
 ワンピースタイプのパジャマを捲ってみると……、

 むわ……っ

 千影自身でさえも甘ったるく感じるほどの女臭が立ち昇ってきた。
 こうなってしまったのも、暇つぶしに読み始めた官能小説が思っていた以上に面白くて感情移入してしまったから。
 男は興奮してもチンチンが立つだけで済むけど、女は興奮するとショーツを汚してしまう。

(ネコさんショーツ、ぐしょぐしょになっちゃってるし)

 千影が愛用しているのは、白のコットン100%のふかふかショーツだ。
 ネコさんの顔が描かれたフロントプリントのデザインが気に入っている。
 そんな子供っぽいショーツは、既におもらしをしたかのように愛液で濡れそぼっていた。
 女の子の恥ずかしい染みを隠すための二重布……クロッチは既に外染みができて縦筋に食い込んでいて、

 ヒクク――ッ、

 おまたが痙攣すると、縦筋に食い込んでいるクロッチも痙攣してみせる。

(男はいいよね、興奮してもチンポが勃つだけだし。女はエッチな気分になるとショーツ汚しちゃうなんて)

 千影は特に濡れてしまう体質らしかった。
 ……ただ単にいつもエッチなことを考えているだけだということもあるけど。
 さっきお風呂に入って新しいショーツに換えたばかりだというのに、もうおもらしをしたみたいにグッショリだ。

(まだ深夜アニメ始まるまで時間あるよね)

 時計を見て時間を確認。
 アニメが始まるまであと十五分はある。
 それならどうせショーツを換えるなら、その前にオナニーをしておいたほうがいいだろう。
 このままムラムラしっぱなしだと、ショーツを換えてもすぐに汚してしまうだろうし。

(ちょっとオナニーしよ。オナろう)

 フローリングにお尻をついて座っている千影はお行儀悪く足を投げ出すように開くと、ワンピースのパジャマを脱いでパンツ一丁になる。夜はノーブラ派だ。
 千影は汁が多いから、いつもパジャマは脱いでから『する』ことにしていた。
 だけどショーツは脱がない。
 お尻に貼り付いてくるぐしょ濡れのショーツを穿いていると、なんだかエッチな気持ちになれるのだ。

「むう……。今日も大きくなってない……」

 パジャマを脱いで下着姿になった千影は、面白くなさそうに唸ってみせる。
 今日もまな板のようにペッタンコのままなのだ。おっぱいが。
 そのくせ乳首はレーズンのように張っていて、触ると痛痒い。
 
「はぁ……、もうトロトロになってるよ」

 ショーツのなかに小さな手を入れると、そこは既に生卵の白身を流し込んだかのようにトロッとしていた。
 クチュリ、クチュチュ……。
 ショーツのなかで指先を蠢かせてみると、くぐもった淫靡な音が聞こえてくる。
 指先を縦筋に沿って食い込ませていき、肉ヒダをゆっくりと掻き分けていく。
 すると、

 ――ドプリッ、

 ネットリとした愛液が溢れ出してきて、ショーツから滲み出してきたではないか。
 それは自分の意思では止めることができない、えっちなおもらしだ。

「はぁ、はぁ、はぁ……っ」

 千影はショーツに入れた指先で、ツルンとしたおまたをかき混ぜていく。
 千影くらいの年頃の女の子だったら、恥毛が生え揃っていてもおかしくないのだろうけど……、事実、修学旅行に行ったときとかお風呂では千影以外の子はみんな生え揃っていた。
 だけど、千影の美丘は、産毛さえも生えていていないパイパンだった。
 それでも淫汁は人一倍漏らしてしまう。
 クチュクチュと細かく指先を震わせながら、少しずつ昇り詰めていくと、

 チリリッ!

「んっ、んんっ!」

 股間から生み出される微弱電流に、千影は顔をしかめてしまう。 剥けてしまっているのだ。
 少女の真珠――、クリトリスが。
 そこは女の子の身体で一番敏感な部分。
 千影はその真珠へと触れると、

「はっ、あんっ」

 全身を甘美な電流が駆け抜けていく。
 その刺激がくると分かっていても、エッチな声を漏らしてしまうほどに強烈な電流だった。

「クリがいいんだよ、クリが……あっ、あうっ!」

 クチュ、クチュクチュクチュチュ。

 クリクリと細かく指先を振動させてクリトリスを刺激していくと、秘筋から止めどなく熱い愛液が溢れ出してくる。
 それはまるでおもらしをしたかのように。

「んっ! んっ! んんん~! ウウッ! メレンゲみたいに……泡立ってきたぁ……っ」

 ショーツのなかでは愛液が泡立ち、股間から汗と酸味を帯びた香りが漂ってきた。
 歯を食いしばり、痺れるような快楽に嬌声を上げるのを我慢する。
 だけどどうしても獣のように低い声が漏れてしまう。

「うっ、ううう! うっうん!」

 クチュチュチュチュチュッ。
 ――ゾクリッ。

「はぁうっ!?」

 クリトリスを重点的に責めていると、突然冷たい感触が込み上げてくる。
 この感触は間違いない。
 ……尿意だ。

(せっかくいいところなのに中断なんてできないし! いいや、このまま最後までしちゃえ!)

 クチュチュチュチュ!

 フィニッシュに向けて一気にラストスパートをかけようと思うけど、だけど千影の小さな身体はすっかり官能に緩みきっていた。
 赤ん坊のようにツルンとしたパイパンが引き攣るように痙攣すると、

「んあ! あっ! ああー!」

 ぷっしゅう! ぷっしゅう!
 ぷっっっっしゅううううう!

 快楽のあまりに緩んだ尿道から、勢いよくおしっこを噴き出してしまう。
 それはまるでクジラが潮を噴いているかのようだった。
 ショーツのなかに突っ込んでいる手のひらにおしっこが弾け、フローリングの床におしっこの水たまりが広がっていく。

「あっ」「うっ!」「うう!」
「と、止まら、ないぃ……!」

 キュン! キュン!

 無毛の秘筋が痙攣するたびに、

 ぷしゅ! ぷしゅっ!
 ぷっしゃあああああ!

 勢いよくおしっこを噴き出してしまう。
 もうこうなってしまうと、止めることなどできるはずがなかった。
 性的に興奮すれば、秘筋が開くようになっている……、それはつまり、それだけ漏らしやすくなってしまうと言うことでもある。

「あっ、うう! おしっこ……、噴き出してきて……うっ、うん! もっ、もっとぉ……っ」

 しゅいいいいいいいい……。
  クチュ、クチュクチュクチュ。

 漏らしながらも、千影は快楽を貪るかのように指先の動きをより小刻みに、痙攣するように震わせていく。
 クリトリスは乱暴にこねるよりも、小刻みに震わせたほうが気持ちよくなることができるから、千影はいつもそうしていた。

(あっ、く、くる……! 大っきいの、くる……!)

 ゾクッ、ゾクゾクゾクッ!

 クリトリスから生み出された電流が背骨を駆け抜け、脳天を穿っていく。
 だらしなく投げ出している両脚の内股が、引き攣るように痙攣してくる。
 絶頂が近かった。
 それでも千影は指を小刻みに痙攣させていく。むしろ、その力を強めていく。
 そして――、

「んっ! んんん! うっ、うう!」
「イッ!」「イッ!」「イッ!」
「………………イグ!」

 ぷっしゃあああああああ!
 ジョボボッ! ジョボボボボ!

 その瞬間、潮とも小水とも分からない体液が股間から噴き出す。
 染み一つない内股は桃色に染まり、
 キュン! キュン!
 秘筋が痙攣するたびに内股までも痙攣する。

「イッ! イッ! ……ウウッ! イッて、りゅうう~~~!」

 千影は股間を押さえながらも絶頂感に身体を震わせていた。
 ショーツのなかの、千影の幼い一本筋――、
 そこは、

 キュウウウウウウ!!
 じょぼっ、じょぼぼぼぼっ。

 一本筋は引き攣るように痙攣し、そのたびに官能に白濁した本気汁が溢れ出してくる。

「うっ! うううっ! うっ、はぁぁぁぁ……ッッッ!」

 ひとしきり痙攣すると、千影の小さな身体は完全に脱力する。
 それでも、ヒクッ、ヒククッ!
 思いだしたかのように痙攣すると、

 しょわわわ~~~。

 すっかり弛緩したおまたから、おしっこが漏れ出してくる。
 小さな身体のどこにこんなにおしっこがあったのか……、千影自身でさえも驚くほどに、フローリングの床にはおしっこで大きな水たまりができあがっていた。

「はぁぁ……、気持ちいいよぉ……」

 千影はショーツに手を突っ込んだまま、ときおり痙攣しながら呟く。
 男の絶頂は射精すればすぐに収まってくれるけど、女の絶頂はザーメンを搾り取らなければいけないぶんだけ長く続いてしまう。

 クチュ、クチュクチュ……。

 千影は絶頂の残滓を名残惜しむかのように秘筋をゆっくりとかき混ぜると、お尻を中心としてできあがった官能の泥沼は少しずつ醒めていくのだった。

(あぁ~、気持ちよかったー。でも男みたいに射精してみたいなー。きっと気持ちいいだろうなー。ドピュピュってさー)

 ふとそんなことを考えてしまう。
 絶頂感が一瞬にして押し寄せてくるというのは、いったいどんな気持ちなんだろう?
 絶対に気持ちいいに決まっている。

(エロゲーの主人公みたいにザーメン噴き出してみたいなー。
 あー、射精してー)

 思い立ったが吉日だ。
 千影は気怠げに身体を起こすと、おしっこの湖を手早くバスタオルで拭き取る。
 そしてノートパソコンを立ち上げると、お風呂上がりみたいにレーズンみたいにふやけきった指先でタイピングしてパパッと検索。

「えーっと、なになに? 射精っていうのはぁ、おしっこを限界まで我慢してから出すと、似たような感覚を味わうことができる、と……なるほど」

 ネットで検索してみると、おしっこを我慢すればいいということがなんとなく分かった。
 だけど、どれくらい我慢すればいいか、具体的なことは分からない。

「ま、細かいことはいいか。とりあえず我慢すればオッケーっていうことだよね」

 千影は濡れそぼったネコさんショーツを換えると、部屋にある小さなテレビをつける。
 そろそろ深夜アニメが始まる時間だ。

(オナニーしてスッキリしたし、深夜アニメ見ないと。やっばりリアル視聴に限るよね)

 スッキリツヤツヤになった千影の夜は、こうして更けていくのだった。


陰キャラでなにが悪い2につづく!

この小説は同人誌の『大決壊! 陰キャラでなにが悪い!』に収録してある小説です。
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レモネードオアシス 2022/06/28 05:28

しつけて委員長11

首輪をつけられただけで歓喜のあまりに失禁。


目次

しつけて委員長(カテゴリー)

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終章 ご主人様のマゾペット!

 放課後の図書室。
 ここ最近は、長政と円華は隅っこの席に座って、向き合って勉強するのが日課になっていた。
 端から見れば、成績のよくない男子生徒の勉強を、厳しい委員長が見てやっているようにもみえるが……。

 そして変わったことと言えば、あともう一つ。

 円華はいつも黒の靴下を穿いていたけど、普段から白のニーソックスを穿くようになっていた。
 太ももに食い込むニーソックスが男子たちに密かな人気になっているけど、まさかその男子たちは想像さえもしないだろう。
 円華がニーソックスを穿くのは、放課後になったら犬のように散歩調教してもらうためだなんて。

「み、御影君……? そろそろ下校しないと、校門閉められちゃうけど」
「もうそんな時間だったのか。委員長の教え方が上手だから、時間を忘れて勉強できるな」
「あなたは……私のご主人様なんだから……、いい男になってもわらないと困るってだけよっ」
「ああ、頑張るよ。いつもサンキュな」
「お、お礼は……、その……、息抜きに付き合ってもらってるから……今日も、お散歩、しよ?」
「ああ、日も暮れたことだし、今日もお楽しみの散歩と行こうか」
「……わん。お願いします、ご主人様」

        ☆

 人気のない校門までやってきて、カバンの中から首輪を取り出す。
 最初は首輪なんて恥ずかしくて嵌められるものかと言っていた円華は、今となっては首輪を見ると恍惚とした表情を浮かべるようになっていた。

「ご主人様、どうか変態マゾのメス犬を躾けて下さい」
「ふふっ。さっきまで真面目な委員長だったのが嘘みたいだな」
「ご主人様の前でだけ、なんだから」
「よしよし、首輪を嵌めてやるからジッとしてるんだぞ」
「……わん」

 ――首輪を嵌めた、その瞬間だった。

 しゅいいいいいいい……。

 円華のスカートの中からくぐもった水音が聞こえ、レモン色の瀑布となって地面に落ちていったではないか。

「ああ……。首輪されて、嬉しくて漏らしちゃった。ぱんつのなか、温かくなって……勝手に出てきてるの……」
「真面目な委員長が、まさか首輪を嵌められただけでおもらしするマゾヒストだなんて、な」
「ご主人様に縛られるのが嬉しいから」

 しょわわわわわわわ……。
  ブルルッ!

 キュッと円華は腰を引くと、無理やりおしっこを止める。

「おトイレにするおしっこ、我慢しておかないと」
「おトイレって……、円華専用の電柱だよな。今日もたっぷりマーキングしに行くか」
「わんっ」

 犬の手のような厚手の手袋と足袋を渡してやると、円華は自ら進んで四つん這いになる。
 捲れ上がったスカートから見えるしましまショーツはおしっこで濡れそぼり、ヒップラインを浮き上がらせていた。
 クロッチが食い込んでいる縦筋はアワビのようにパックリと割れていて、マゾヒズムに燃え上がった蜜壺からは淫らな粘液を溢れだし……。

 真面目な委員長だった円華は、ご主人様に躾けられて帰って来れないほど深い官能の泥沼へと沈み込んでいるのかも知れなかった。

「もう、ご主人様からは逃げられない……。もっと、もっとイケナイこの身体を調教して欲しいんだから」
「今夜も、これからもずっと躾けてやるよ」
「…………わんっ」

 リードを掴まれ、円華はゆっくりと泥沼へと進んでいく――。


おしまい!

最後まで読んでくれてありがとうございました!

この小説は同人誌の『大決壊! しつけて委員長』に収録してある小説です。
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レモネードオアシス 2022/06/27 06:34

しつけて委員長10

深夜のワンワンお散歩。電柱にマーキング!


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しつけて委員長(カテゴリー)

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6章目 電柱にドキドキマーキング!

「もうこんな時間になってたんだ……」

 午後の七時。
 図書室の掛け時計を見上げ、呟いたのは円華だった。
 すでにとっぷりと日は暮れて、窓を見上げれば満月が昇っていた。

(ちょっと、疲れたかも……ううー)

 下フレームのメガネを外して目頭を擦る。
 さすがに課題を片付けるためとはいえ、この時間までぶっ通しで勉強すると疲れてしまう。
 長机の向かいの席では、長政が安らかな寝息を立てていた。

(課題を片付けるの手伝って欲しいって誘ったのは私の方だけど、まさか寝ちゃうなんて……)

 円華は恨めしげに長政を見つめるけど、この鈍感男にはそんな氷のような視線に気づくはずなくて。

(もう、二人きりなんだから、手を出してきてくれてもよかったのに。っていうか、出して欲しかったから誘ったのに。なによ、この鈍感っ。もうちょっと気づきなさいよねっ)

 その怨念が通じたのだろうか?

「……んん? もうこんな時間になっていたのか」

 机に突っ伏して寝ていた長政は、まだまだ眠り足りないのだろう。気怠げに目を擦りながら身体を起こしてみせた。

「もうこんな時間って……。あなたったら、ずっと寝てただけじゃないのっ。もうちょっと真面目に課題に向き合ったらどうなのよ」
「さすが真面目でお堅い委員長だな。でももう下校する時間だろ。校門閉じられても大変だし」
「もうっ。こんな時間まで寝てて、帰るときだけしっかりしてるんだから」

 最終下校時間がせまった図書室には、円華と長政以外には誰もいない。
 司書の先生でさえもどこかに行ってしまっていた。

 ――二人きりなんだから。
 もうちょっとなにかあってもよかったのに……。

 心の中で呟くけど、しかし鈍感な長政には通じるはずがなくて。
 若干……、というか、かなりムスッとした表情でノートや教科書をカバンへと詰めていく。

 出し抜けに。
 本当にいきなり長政が口を開いたのは、円華が席を立とうとしたその瞬間だった。

「そうだ、円華」
「な、なによ」

 長政が『委員長』ではなくて『円華』と呼んでくるのは、ご主人様のスイッチが入っているときだ。
 その呼び方に、円華のマゾのスイッチも入ってしまう。
 そして、長政がカバンから取り出したものをみて、円華は胸が高鳴るのを覚えた。
 長政が手にしたもの……。
 それはこの前、円華のことを拘束した首輪に他ならなかった。

「く、首輪……」

 なぜだろうか?
 円華自身でさえも分からない。
 ジュワリ……、
 首輪を見つめただけで、円華の秘唇が熱くなり、ショーツを熱く濡らしてしまう。

「首輪なんてどうするつもりよ」
「それは円華が一番よく分かっているんじゃないのか?」
「そんな……」

 口では抵抗しながらも、円華の秘唇は熱く濡れ、クロッチの裏側は秘蜜でヌルヌルになっていた。
 首輪を見ただけだというのに。
 それだけ円華は首輪の虜に……、すでに精神的に拘束されているのかも知れなかった。

「今日は首輪だけじゃないぞ。円華のために色々と準備をしてきたんだ」
「わ、私のために? どうせまた碌でもないことでしょう?」
「それは円華の目で確かめてみるんだな。今日はこいつを使って躾けてやる」
「躾……。私、また躾けられちゃうんだ……」

 長政がカバンから取り出したもの。
 それは首輪、白のニーソックス。
 そして犬の足を模した厚手の手袋(足袋?)。

「な、なにをするつもりよ。こんなものを使って、私をどうやって躾けるつもり!?」
「それは、円華だって薄々気がついてるんじゃないのか?」
「そ、それは……っ」

        ☆

「なんでこんな目に……っ」

 すっかりと日の暮れた校門。
 人気が無いとはいえ、いつ、誰が通るかも分からない。
 そんな校門に立っているのは、首輪をされて、更には犬の手袋をされた円華だった。
 ただでさえ屈辱的な状況だというのに、リードを握った長政は言い放つのだった。

「さあ、円華は犬なんだ。犬っていうのは二本足で立たないだろう?」
「そんな……、恥ずかしい」
「四つん這いになっても痛くないように手袋だって嵌めてるし、ニーソックスだって用意したんだ。ほら、カバン、持ってやる」
「優しいんだか鬼畜なんだか、どっちかにしなさいよねっ」
「嫌なら今夜の散歩は無しでもいいけど」
「……うう~。わん、お散歩、したいです」

 首輪を嵌められた円華は、嫌々ながらも四つん這いになる。
 こうして四つん這いになると、なんだかお尻がスースーする。ミニに詰めてあるスカートから、ショーツが丸見えになってしまっているのだろう。
 円華がいつも愛用しているピンクと白のしましまショーツは、すでに愛液によってクロッチに暗い染みが浮き上がっていた。

「なんだ、円華。もう濡れてるじゃないか。ショーツが縦筋に食い込んで痙攣してるぞ」
「パンツなんて見ないのっ」
「そんなこと言っても、円華のスカート捲れ上がってるし、ミニだから丸見えになってるんだが……」
「知らないっ。そんなことっ」

 だけど見られていると分かると、Mに染まった円華の秘唇は更に熱く濡れてしまう。

「さあ、家に帰るぞ。円華の家は確か俺と同じ方向だったよな」
「そうだけど……、ううっ、四つん這いで帰るなんて、誰かに見つかったりでもしたら大変なことになる」
「大丈夫だって、俺がしっかり注意しておくから」
「……わん」

 リードを引かれては、円華に抵抗することなどできるはずもなかった。
 躊躇いながらも校門を出ると、そこはいつもの帰路だった。
 だけどいつもとは視点の高さが違う。

「うう、こんなところ誰かに見られたら大変なことになっちゃう」
「そのスリルがいいんだろう?」
「もうっ、御影くんの変態なんだからっ」
「円華ほどじゃないと思うけど」
「えっ?」
「もうおもらししたみたいにに内股がヌルヌルになってるじゃないか。まだ、校門を出たばかりだっていうのに」
「うそ……。そんな……」

 言われてから気づく。
 四つん這いになっている円華……その股布からは止めどなく淫汁が溢れ出し、内股をナメクジが這ったあとのように流れ落ちていたのだ。
 淫汁がニーソックスに染みこみ、背徳的な感触とともに太ももに食い込んでくる。

「四つん這いにさせられて、首輪をつけられてるのに興奮してるだなんて、普段は真面目な委員長なのに、なんて変態なんだ」
「あなたに……ご主人様に躾けられたせいなんだから……っ」
「ただでさえ変態だったのが、更に調教が進んだようだな。さあ、こんなところ誰かに見られたら大変だ。早く散歩に行くぞ」
「……わん」

        ☆

 人気のない夜道を、首輪をつけられた円華は四つん這いで進んでいく。
 点々と街路灯が続き、その明かりを避けるようにして円華はリードを引かれていく。
 それはいつも見慣れた光景だけど、明らかに非現実的で倒錯的な光景だった。
 いつもよりも低い視界に、円華のマゾに染まり切った身体は熱く燃え上がっていく。

「円華のパンツから酸っぱい匂い、するぞ」
「か、嗅がないのっ」
「いや、勝手に漂ってくるんだが……。円華のケツから」

 超ミニに詰めているので、四つん這いになるとおもらししたかのようなショーツが丸見えになっている。
 生臭くもヨーグルトのような酸味を帯びた少女の淫臭が、やや幼いしましまショーツから立ち昇ってきていた。

「おや?」
「な、なによ」
「円華のショーツ、よく見ると……」
「だめっ、ぱんつ、見ないでっ」

 口では嫌がりながらも、円華は隠すこともできるはずなのに、尻を上げている。

「円華のショーツ、よく見ると黄ばんでるな。ケツの方まで広がってる」

 円華のショーツは、何度も繰り返されてきたおもらしによって、クロッチの外側まで洗濯しても取れないほどの黄ばみが染みついている。

 お尻のほうまで広がっている黄ばみは――、
 座学の授業中、椅子に座っているときに発情して漏らしてしまった、恥ずかしすぎる染みだった。

「委員長、見られてるのに感じているのか?」
「そ、そんな……。感じてなんかないものっ」
「口ではそう言っても、円華のマンコ、ヌルヌルになってパンツ食い込んで、アワビみたいな筋が丸見えになってるぞ」
「そんなところ見ないのっ」
「いや、でも可愛いし。真面目な委員長の円華にも、こんなにエロいところがあるんだなって」
「なっ、可愛い!?」

 ヒクッ、ヒククッ……プチュッ。
 無毛の縦筋が痙攣し、淫靡な音を立てる。
 不意打ち気味な言葉責めに、余計に感じてきてしまう。
 もはやエッチなおもらしを止めることはできなかった。
 熱い秘芯が硬く勃起し、クロッチからは抑えきれない淫汁が溢れ出し、内股を滝のように流れ落ちていく。

(ショーツもニーソックスもグショグショで気持ち悪いのに、なんでこんなに熱くなっているんだろう)

 円華自身も、発情している理由が分からない。
 もうここまで躾けられてしまうと、理性で理解しようとするのは無駄なことなのかも知れなかった。
 犬として扱われているのに、発情してしまうだなんて。

(首輪で拘束されるの、気持ちよすぎるよ。なんでこんなに安心できるんだろう)

 リードを引かれ、公園へと差し掛かる。
 そこは秘蜜のおもらし遊びを長政に見られてしまった、思い出深い場所でもあった。

(あっ、ヤバいかも……)

 円華は下半身に冷たい感触を覚えてしまう。
 この公園の茂みでは何度もおしっこを放ってきたのだ。
 茂みを見れば、尿意のスイッチが入る身体になってしまっている。
 だけど、ご主人様の前で尿意を放つなんて恥ずかしいこと、できるはずがなかった。
 幸いなことに、公園には公衆トイレがあるから安心だが……。

「ね、ねえ……。ちょっとおトイレに行きたいんだけど」
「そうかじゃあ決まりだな」
「えっ? 決まりって……」

 長政にリードを引かれるがままに連れて行かれたその先。
 そこは電柱だった。
 街路灯の明かりが輪のように地面を照らし出し、ここで犬のように用を足せばスポットライトを浴びているように見えることだろう。

「ちょっ、電柱なんてっ。そこの公園におトイレあるのに!」
「円華は犬なんだ。犬がトイレに行くなんておかしいだろう?」
「そ、そんな……!」
「円華は犬みたいに上手に小便できるのか、俺がしっかり見守っていてやろう。まずは片足を上げて……」
「いやっ、さすがにそれは――ぐええ!」

 ぷっしゃあああ!

 リードを引っ張られて、少しだけおしっこを噴き出してしまう。
 それに円華の身体は、電柱を前にして更に昂ぶってしまっている。
 もうマゾヒストとして、取り返しのつかないところまで躾けられているのだ。

「我慢は身体に悪いぞ」
「…………わん」

 電柱を前にして、円華は四つん這いのまま片足を上げる。
 それは人として、少女としてあまりにも屈辱的なポーズ。
 だがマゾに燃え上がっている円華の内股には、おもらししたかのような淫汁が滝のように流れていた。

「ああ……、嫌なのに、嫌なのに……っ、私、お犬さんみたいに電柱におしっこしちゃうんだ……」

 尿道の緊張をほどく必要は、まったくなかった。
 ただでさえ変態だった円華の調教は進み、電柱への放尿さえも、緊張することなく尿意を解放できる身体になってしまっていたのだ。
 ……ショーツを、穿いたままだというのに。

「あっ、出る……! おしっこ、出ちゃうっ、ううっ」

 プシュッ!
  しゅいいいいいいいい……。

 濡れそぼったしましまショーツから聖水が溢れだしてくると地面に弾けて散っていく。

「もっと勢いよく。ちゃんと電柱に当てるんだ。犬のように」
「だ、だってぇ……っ。難しいっ。あっ! あっ! あっ! もう、勝手におしっこ出てきちゃって……止まらないよぉ……っ」
「犬でさえももっと上手くマーキングするぞ?」
「だって……、ぱんつ穿いたままのほうが気持ちいいんだもん」

 じょぼぼぼぼぼぼぼ……。
   ……もわ。

 マゾに染まり切った円華は勢いよくおしっこを噴出されている。
その勢いたるや、クロッチという二重布を突き破るほどだった。

「おおっ、上手く弧を描けてるじゃないか」
「あっ、あはっ。脚を開いて、電柱を狙って……。あっ、あああ! 出来てる……! お犬さんみたいに、電柱にマーキング出来てる……あっ、あっ、あっっっ! おしっこ、止まらない……いっぱい出ちゃう……っ」
「他の犬の匂いを洗い流すくらい、円華の匂いでマーキングしてやるんだ」
「私専用の電柱にしちゃうんだ……あはっ」

 しゅいいいいいいい……。

 マゾのメス犬となった円華は、なんの躊躇いもなく聖水と淫汁が混ざり合った体液を、電柱へと浴びせかけていく。
 ムワッとしたアンモニア臭と、酸味を帯びた香りが立ち昇り、夜風へと漂っていった。

「他の犬が匂いを嗅いだらビックリするんじゃないか? もう円華の汁でビショビショになってるじゃないか」
「だって……なんだか気持ちよくなってきてるの……。こんなの絶対におかしいのに、お犬さんみたいにおしっこしてるのに、気持ち、いいよぉ……」

 しょわわわわわわ……。

 だが、どんなに快楽も終わりはやってくる。
 やがてショーツから噴き出していたおしっこの勢いもなくなってきて、内股を伝い落ちるのみとなってしまった。
 白のニーソックスが、円華のレモン色に染め上げられていく。

「ンンッ!」

 ブルル!

 大きく身体を震わせると、円華のマーキングは終わりを告げた。

「終わっちゃった……。気持ちよかったのに」
「最初は散歩さえも嫌がってたのに、ずいぶん調教が進んだみたいだな」
「ご主人様のせいなんだから……。ああ、お犬さんみたいにおしっこするのって、こんなに気持ちよかったんだ」

 ただでさえ変態性癖を持っている円華の調教は、更に進んでしまったようだ。

        ☆

「俺と委員長の家って、意外と近所だったんだな」
「そうみたいね」

 さっきまで身体が熱く火照って、電柱にマーキングしていたというのに――。
 円華はいつものように、真面目な委員長モードに切り替わっていた。
 ただし下半身は自らの淫汁でニーソックスを染め上げ、首輪もつけたままだけど。

「もう、お母さん帰ってきてる……」
「バレないか?」
「うん。いつも帰ってきたら最初に手洗いうがいして、シャワー浴びることにしてるから。そのときにお洗濯も」
「さすが委員長。いつも漏らし慣れているだけあるな」
「そんなこと褒められても嬉しくないんだから」
「でも、さすがに首輪は外しておかないとな」
「……ずっと嵌めてて欲しいのに」

 首輪を外されると、なんとも言えない不安感に襲われてしまう。

「そ、その……」
「なんだ?」
「明日も……、嵌めて欲しいんだけど。……首輪」
「ああ、委員長のことを躾けてやるから覚悟しておくんだぞ」
「………………わん」

(もう、元に戻れない……)

 円華は犬のように返事をすると、クロッチの裏側がネットリと濃厚な蜜に濡れるのを感じた。
きっと、街を歩いてるときに犬の散歩してる人を見ただけで濡れてしまう……。

 もう、円華の身体は、取り返しのつかないほどに躾けられ、若く瑞々しい身体はマゾヒズムに燃え上がり、それでも更なる調教を望み……、官能の泥沼へと沈んでいく。


しつけて委員長11につづく!

この小説は同人誌の『大決壊! しつけて委員長』に収録してある小説です。
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レモネードオアシス 2022/06/24 06:02

しつけて委員長9

委員長が見ている前で、うんちおもらししたショーツとブルマを洗ってあげるプレイ。


目次

しつけて委員長(カテゴリー)

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 長政が戻ってきたのは、五分くらいが経ったころだった。
 大きなバケツにはなみなみと水が張られ、トイレットペーパーとレモンの石けんも持ってきている。
 と、いうことはまさか……!
 円華の嫌な予感は当たってしまうことになる。

「よしっ、準備はオッケーだ。今から円華のことを綺麗にしてやるからな」
「えっ、それはさすがに……!」
「なに今更嫌がってるんだよ。それともその格好のまま帰るつもりか?」
「じ、自分で洗うからいいもの。あなたにそんな汚いことさせられないしっ」
「俺は別に円華のこと、汚いだなんて思ってないけどな。早く綺麗にしてやりたくてうずうずしてるくらいだし。さあ、大人しくブルマとパンツをよこすんだ」
「ひっ、ひいっ。堪忍……!」

 だけど女の力で男に敵うはずがなかった。
 どんなに抵抗しても、ブルマとショーツを脱がされてしまう。

 むわ……っ。

 ショーツの中にミッチリと詰まっていた腐敗臭の匂いが更に濃厚になり、醜い便塊が白日の下に晒される。

「いやっ、堪忍してっ、こんなの見ないで!」
「そんなに恥ずかしがるなよ。誰の身体にだって詰まってるんだからさ。……それにしても、思っていたよりも多いな」
「だから自分でやるからっ」
「遠慮するなよ。ほーら、靴下とローファー、汚さないように脱がしてやるからジッとしてるんだぞ」
「ううー。まさかこんな辱めを受けるだなんて……」

 本当は逃げたいくらい恥ずかしいのに、首輪をされているから逃げることさえもできない。

「言っただろう? 犬の躾はご主人様である俺が最後まで責任をとらないとな」
「……わん」
「おっ、今の返事、委員長、本当の犬みたいで可愛いな」
「恥ずかしいのに……。あなたに首輪を嵌められているせいなんだから」
「そうそう、そうやって素直にしててくれるとご主人様も嬉しいぞ。躾けた甲斐があるというものだ。よし、ブルマ、脱げたな」
「み、見ないで……」

 ブルマには、もっさりと大量の便塊が詰まっていた。
 円華が愛用しているしましまショーツは、白い部分を見つけるのが難しいほどに茶色く陵○されている。
 最初に漏らした排泄物は薬剤の影響を受けているようだ。
 ドロドロに溶かされた茶色い汚泥が、ショーツにベッタリとこびり付いていた。
 これは洗うのに骨が折れそうだ。

「まずは最初に円華の方を綺麗にした方がよさそうだな」
「そ、それはさすがに……っ。自分でやるからっ」
「遠慮するなよ。さあ、俺が綺麗にしてやる」
「あうう~」

 ショーツに柔らかうんちがこびり付いていると言うことは、円華のお尻にもベッタリとこびり付いているということでもある。
 しかも、お尻だけではなく、おまたにも。
 円華の秘筋は、ワレメが分からないほどにチョコレートペーストが貼り付いていた。

「いいっ、自分でやるっ」
「これはご主人様の躾なんだ。綺麗にされてるときにジッとしてない犬は手間がかかるだろう? だからジッとしてるんだ」
「……わん」
「いい子だ」

 犬のように四つん這いになり、ご主人様に向けて汚泥に塗れたお尻を突き出す。
 こんなにも屈辱的な仕打ちを受けているというのに、円華の秘芯はチョコレートペーストの中で固く勃起していた。

「拭き拭きしてやるからなー」
「――ッ!」

 お尻を触られただけ……、それもティッシュ越しに。
 たったそれだけの刺激で、円華は背筋を電流が駆け抜けていくのを感じた。
 今や、円華は全身が性感帯になっているのかも知れない。

「どうした、円華、くすぐったいのか?」
「ち、違う……! あっ、ダメッ、お尻……ううっ」

 プシュウッ!

 お尻を拭き拭きされている円華は、残尿を噴き出してしまう。
 今日は暑かったからたくさん水を飲んだ。
 こうしている瞬間にも、膀胱には一滴々々おしっこが濾過されているのだ。
 チョコペーストに覆われた秘筋から残尿が噴き出してくると、地面に広がっていく。

「おお、凄い。委員長の聖水でうんこが洗い流されていってるぞ」
「そんなところ見ないでぇ……っ」
「俺も負けてられないな。委員長のケツ、キレイキレイしてやるからなー」
「わ、わん……」
「そうそう、ジッとしてていい子だ」

 熱く溶けそうになっているお尻は、長政の手によって綺麗に拭かれていく。
 最初は遠慮がちだった手つきも拭いているうちに慣れてきたのだろう。だんだんと上手になってきていた。
 そしてついに――。

「ワレメも綺麗にしてやるからな」
「わん……よろしくお願いします、ご主人様……」

 少女の身体で一番敏感な部分……、その秘筋を自らの排泄物に塗れている。
 それなのに、マゾに染まったメス犬と化した円華は、発情した犬のように男へ向けて尻を突き出す。

「どうやら躾の効果は十分のようだな」
「くぅん……。あっ、あひ!」

 ティッシュをまとった男の指先が、ワレメへと食い込んでくる。
 不浄のペーストで覆われているというのに、長政はなんの躊躇いもなく恥丘に触れると清めていってくれる。
 すでに包皮を脱ぎ去っているクリトリスから痺れるような電流が生み出され、メス犬と化した円華は尻を突き出し、官能的に振ってしまう。

「あっ、ううっ、お豆が……あんっ」

 そこには普段真面目な委員長である円華の面影はない。
 そこにいるのは、本能のままマゾに染まり発情して尻を振っているメス犬だった。

「あっ、あああっ、あひっ! そんなに指が食い込んでくると……感じちゃう……っ。お豆、感じちゃうのにっ」
「口では嫌がってても、ケツを振ってるのは円華の方じゃないか。それに熱い汁が溢れ出してきてるぞ」
「ご主人様に触られてるんだもの……。しょうがないんだから」
「躾け甲斐のあること言ってくれるじゃないか」
「すぐに発情する駄犬の調教をして下さい、ご主人様……。あっ、そこ、いい、よぉ……。お豆、優しくしてくれると……んっ、んんん! ぉぉ!」

 くちゅり。

 漏らしてしまった排泄物を拭いてもらっているというのに、円華の秘筋から熱い体液が弾ける。

「ご主人様に綺麗にしてもらってるのに発情するだなんて、なんてイケナイ犬なんだ」
「申し訳ありません、ご主人様。円華はイケナイ犬ですぅ……」
「まあ、潤いがあると、それだけ早く綺麗にできるから助かるがな」
「あひっ、いい、れしゅっ! もっと私を躾けて……!」

 ベッタリと貼り付いていた排泄物を清め、露わになったのは発情してトロトロに蕩けきって、桃色に染まった恥丘だった。
 産毛さえも生えていないパイパンだから、余計に卑猥に見えてしまう。

「凄いな、円華のここ、こんなにトロトロになってるじゃないか。そんなに俺の浣腸調教が気持ちよかったのか?」
「わ、わん……。ご主人様の指先も、お浣腸も、首輪も……、全部気持ちよかったです……」
「ただでさえ変態だったのに、余計に進んだようだな」
「ご主人様のせいなんだから……」
「よしよし、それじゃあパンツとブルマ、洗うから大人しく待ってるんだぞ」
「お、お願いします……」

 円華は犬の『お座り』のように待つ。
 発情しきった柔裂を切なげに痙攣させ、ぽたぽたと白土に淫靡なヨダレを垂らしながら。

「さて、すっかり重たくなってる円華のパンツを洗うことにするか」
「うう……。私の恥ずかしいおぱんつ、洗われちゃうんだ……」

 一週間分の排泄物を受け止めた、円華のショーツとブルマはよほど重たくなっているのだろう。
 今にも足口から便塊が落ちてきそうになっていた。
 そのブルマを、長政は器用に裏返すと――、

 ボチャンッ、

 水を張ったバケツへと落とす。
 浣腸の薬剤に溶かされていないカチカチのうんちは大きな音を立ててバケツの底へと沈んでいった。
 問題は、ベッタリと貼り付いている下痢だが……。

「だめ、やっぱり汚いよ」
「言っただろう? 最後まで責任を持つのがご主人様の役目だって。それに円華の身体に詰まってたものなんだ。汚いなんて全然思ってないぞ」
「ううー。私は恥ずかしいんだもん」

 口では言いながらも、円華は自らの秘唇がヨダレを垂らしていることに気づいていない。
 そんな涙目な円華を一瞥すると、長政はバケツへに張った水にショーツを浸していくと、丹念に下痢を取っていく。

「さすが浣腸。ドロドロになってるな。お、トウモロコシ。シメジもある。円華が食べたものがこびりついてる」
「こ、こらぁ! そんなもの見ないのっ。やっぱりいい! 自分で洗う! ぐええ!」
「こんなこともあろうかと、リードが届かないところで洗っているのさ。なに、恥ずかしがることはない。俺が見違えるように綺麗にしてやるから」
「うう~。……わん」

 長政は学校指定のレモンの石けんを泡立てて、丹念にショーツにこびりついた下痢を洗ってくれる。
 やがて茶色く染まっていたショーツも少しずつ白さを取り戻してきた。

「こんなに綺麗に洗ってくれるなんて……」
「俺が浣腸したんだからな。ちゃんと最後まで責任取らないと。……よし、これで綺麗になった。帰ったらすぐに洗濯機に放り込めば完璧だぞ」
「あ、ありがとう……」

 渡されたショーツは、漏らしてしまったのが嘘のように元通りになっていた。
 いつも愛用しているピンクのしましまショーツだ。……元々黄ばんでしまっているクロッチの部分はどうにもならなかったみたいだけど。

「凄い。こんなに綺麗になるなんて。……んっ」
「って、おい、委員長、穿くのか!?」
「えっ!? だってこんなに綺麗だし。そ、それに私にノーパンで帰れっていうの!?」
「いや、その……。穿くにしてはまだ洗い足りないかも知れないと思ってだな」
「あなたが心を籠めて洗ってくれたんだもの。私が穿きたいの」
「それなら止めないが」

 ショーツを穿くと、濡れそぼったショーツはペッタリとお尻に貼り付いてきてひんやりと冷たい。
 だけど真夏の熱気にはちょうどいいくらいだった。
 それに円華の秘唇は熱く濡れている。冷たいショーツも、すぐに熱く濡れることだろう。
 早くもクロッチの外側には、淫靡なヨダレが滲み出してきていて……、円華は綺麗に洗われたブルマも穿くことにする。
 こうしていないと、内股をエッチな蜜が伝い落ちることになることだろう。

(ふふ。ご主人様が心を籠めて洗ってくれたショーツ……。帰ったら、思いっきりオナニーするんだ)

 そんなことを考えながら、体操服から制服へと着替えていく。
 その官能的な桃色に染まった裸体を、ご主人様に見せつけるかのように。
 体操シャツを脱ぐときにリードをくぐらせなければいけなくて煩わしかったけど、それでも円華は首輪を外さずに着替えていった。

「よし、しっかり着替えられたみたいだな。首輪、外してやるからジッとしてるんだぞ」
「えっ、外し……ちゃうの?」
「そこ、ガッカリしない。委員長が首輪着けてるところなんか見られたら大変なことになるぞ」
「そうだけど……首輪でご主人様に縛られるの、凄く気持ちよかったのに……」
「んん? なんか言ったか?」
「なにも言ってないわよっ」
「それでこそ真面目な委員長だ」

 口ではツンツンしながらも、しかし首輪という新しい快楽に目覚めた女体は正直だった。
 早くも円華のクロッチの裏側はヌルヌルになって、真夏のブルマの中は蒸れ返っている。
 しかし首輪を外されると、なんとも言えない心細い感覚に襲われてしまう。
 堪らずに円華は口を開いていた。

「ね、ねえ……御影君」
「なんだ?」
「そ、その……今日の首輪、意外とよかった、かも……」
「お、おう。そうか。それは良かった。やった甲斐があったってもんだな」
「それで……。また私のことを躾けて欲しいんだけど……」
「委員長がいいんなら、俺も喜んでお供させてもらうぜ」
「約束、なんだからねっ」
「ああ、約束だ」

 変態性癖をカミングアウトしてしまったときはどうなるかと思ったけど、狂おしいくらいに躾けてくれて、しかも醜い部分を見られてしまったというのに、すべてを受け止めてくれた。
 それにこれからも『躾』をしてもらえるだなんて。

(ヤバい……好きになっちゃうかも)

 これからいったいどんなふうに躾けてくれるんだろうか?
 そのことを考えただけで、円華のクロッチの裏側はおもらしをしたかのように熱く濡れていく。


しつけて委員長10につづく!

この小説は同人誌の『大決壊! しつけて委員長』に収録してある小説です。
フルサイズのイラスト6枚も収録されています。
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