投稿記事

二次創作小説の記事 (43)

柊雪華 2023/12/15 19:00

ヒルチャールに穢されていく高潔な女たち 夜蘭編

『原作』原神
『人物』夜蘭

 新種のヒルチャールが出てからというもの璃月の女性達は夜出歩くことはなくなった。昼間も一人きりで璃月を離れることもない。如何に力を持つ烈女であったとしても小さなヒルチャールを見ると足が震え背筋が凍るのである。
 理由は幾つかある。新種のヒルチャールはニンゲンを○す。美女であろうとなかろうと女性であれば拉致し、拐かし、罠に嵌める。そして絶対ともいうべき種付け力で繁殖する。一説には一度に五匹のヒルチャールを産まされた女性もいるのだとか。
 戦闘力はほぼ皆無という説明もある。武器は持たず、術も使わない。だが彼らの性器による媚薬効果や催淫効能は桁違いに強い。精液の匂いを嗅ぐと忽ち下腹部が熱くなるのだという。

「新種のヒルチャールね。どうやら璃月だけではなくモンドや稲妻でも見かけられているという話だけれど……」

 璃月港に一人の美女がいた。
 夜の影にひっそりと佇む蒼い髪の美女。黒のアンダースーツに青いドレス服。肩には白いファーコートを羽織っいる。
 どこかの令嬢か……あるいは刺客か……見る者の心を惑わせる胡乱な彼女の名前は夜蘭。
 璃月、岩上茶室に所属している。璃月七星とも馴染みがあり、凝光とは契約を結んだ特別情報官である。様々な事件怪異を追って活躍している美人だ。
 彼女はテイワット全域に広がりつつある新種のヒルチャールの情報を追っていた。

「文淵、商華、璃月周辺の状況は?」

 夜蘭が一声掛けるとどこからともなく二人の男が現れた。膝をつき頭を垂れて背後に控えていたのである。

「ハッ……夜蘭様が仰られたとおり……今より数周前に凝光様と刻晴様、そして北斗船長の三名がヒルチャール討伐に山へ入られたことがあるようです」
「三名は無事帰還しておりますがヒルチャールの討伐に関しての報告は……」

 二人の口は声を発したくないようだった。

「わかったわ。その様子だけで何があったか推測は出来る。貴方たちも口にしたくないでしょう」
「……その後の情報です。新種のヒルチャールは山で見かけられたあと、麓に下り、現在は散らばっている様子。姿こそ見せておりませんが幾つか隠れ家のような場所を確認しております」
「ですが夜蘭様が出向くことはお奨めできません。あなたほどの美人は奴らにとっては……極上の獲物となりかねます」
「嬉しい事をいってくれるわね。つまり私自身がヒルチャールにとっては喉から手が出るほどほしい女なのよね……奴らの戦闘力は?」

 文淵と商華は跪いたまま顔を見合わせた。

「もう一度聞くわよ。奴らの戦力は如何ほどかしら」
「……はい。ある洞穴を確認したところ数は五。他のヒルチャールが周辺に三体ほど」
「もっとも手薄な場所でございます」

 夜蘭は諜報活動と事件の調査を得意とする。彼女の戦闘力が低いわけではない。これは一種の趣味だ。標的を追い詰めていくことが好きな徹底した現場主義である彼女の趣である。

「いいわ。まずはそこから落としましょう。文淵、商華、貴方たちの力も借りるわよ」
「「了解しました、夜蘭様。あなたのご命令ならば我らは命を賭けます!」」

 夜蘭は夜空を見上げた。深い蒼の空に星がいくつも瞬いていた。親愛なる友人の身に起きた事件を思う。

「凝光……」

 夜明けに文淵と商華を伴ってヒルチャールの隠れ家である洞穴に近づいた。周辺にはヒルチャールが作ったと思わしきボロ小屋が幾つか存在している。眠っているのかヒルチャールの姿は見えなかった。
 新種のヒルチャールの姿もどこにもない。状況から察するに彼らも眠っているのだろう。

「夜蘭様、行きますか」
「ええ。ヒルチャールが寝静まっている機会を逃すわけにはいかないわ」

 二人を従えて洞穴に踏み込む。寝ている間に一網打尽にしようというのだ。
 30メートルほど歩いただろうか。洞穴を進んでいくと思っていた以上に奥が深く広い。単なる寝床ではなく、普段は見えない山の内側に繋がっていた。

「これは厄介ね。ここまで広いと逃がしてしまいそうだわ。貴方たちここは一度引き返すわよ……え……」

 振り返ると文淵と商華の姿がなかった。足音ひとつ立てずに気配を消していた。二人にそんなことができるとは思えなかった。配下のなかでは指折りの二人だが夜蘭の方が圧倒的に強い。警戒心も強いため周囲の空気の動きさえ読み取れる

「文淵、商華」

 名前を呼べば現れるはずだが無音だった。
 どちらも姿を現さず一人洞穴の中で立ち尽くす。

「まさか……いえ……二人が裏切るはずがないわ。まずは撤退しないと……」

 引き返そうとするとガサッと音がした。洞穴の奥の方だ。目を向けると小さな影が蠢いた。100㎝ほどの物体だ。茶色の毛を頭につけた白い面の小男。新種のヒルチャールに間違いなかった。

「ケヒヒヒ……璃月の夜蘭様じゃないですか~」
「朝早くからいらっしゃいませー、ケヒヒヒ!」

 一体ではなかった。ぞろぞろと現れると夜蘭を囲む。

「へぇ……こんなにいたのね。随分と余裕みたいだけれど手に武器を持っていないなんていいのかしら」
「ケヒッヒッヒッ! まさか。せっかくのお客人、美人の夜蘭様に武器なんて必要ないゾ? それよりも、こいつだろ」

 ヒルチャールたちは腰蓑に手をやるとズリ下ろした。

「なっ?!」
「ケヒヒ! その反応ウブだナ。綺麗な女なのに処女丸出し! いいねー、夜蘭様は囲ってる男たちとはシテないのかナ?」
「馬鹿にしてくれるわね。たかがヒルチャール如きが……貴方たちの企みなんて考えるまでもなくわかるわ。ハッ!!」

 どこからともなく弓を取り出すと眼前に立っていたヒルチャールに向かって矢を放つ。一瞬のことで反応などできるはずがなかった。

「ケヒッ?!」
「まずは一匹よ。貴方たちには戦う力が無いことはこちらも調査済みなの。どう? 矢を受けたいヒルチャールはいるかしら。確実に眉間を貫いてみせるわよ」
「怖いナ!? ああ、怖いナ!! ケッヒッヒッ!」

 声を上げたヒルチャールの眉間に矢を撃つ。白い面を貫通して突き刺さると即死した。
 夜蘭の手際は良かった。次々にヒルチャールを射抜き倒していく。

「フフッ、まるで的ね。これなら策を弄する必要は無かったわ」
「ケヒヒヒ!」「ケッヒッヒッヒッ!」「まだ気づいてないゾ?」「ケヒヒ! 夜蘭様の鼻には問題ありかもナ」
「さっきから何を話しているの。仲間が死んでいくのが面白い?」
「ケヒヒヒ! オレたちの仲間、死んでも役に立つ! 夜蘭様の仲間と違う!」

 姿を消した二人のことだと直覚した。

「そう……文淵と商華に取り入ったわね。おそらく二人には私をここへ連れ込むようにいったのでしょうけれど頭が悪いわ。私の力は何一つ封じられていないのよ」
「ケヒヒヒ! 封じる必要がないからナ!」

 ヒルチャールは倒れた仲間の身体を蹴った。すると死んでも硬いままの肉棒から白濁の汁が噴出した。一体ではない。夜蘭が射抜いたヒルチャールの遺体全てを蹴り飛ばす。

「仲間の遺体を蹴り飛ばすなんて……」
「ケヒヒヒ! イイノカ? この匂いに気づかないのカ? さっきからずっと匂っているゾ」

 ヒルチャールの言葉に異変を察知した。吸い込んでいる空気に注意を払うと確かに奇妙な匂いがした。洞窟のなかは草木ではなく岩壁と土床の匂いを孕んでいる。空の光や潮風の流れも感じとれないのである。そこに異様な生臭さが漂っている。

【 支援プラン 】プラン以上限定 支援額:300円

プランに加入すると、この限定特典に加え、今月の限定特典も閲覧できます 有料プラン退会後、
閲覧できなくなる特典が
あります

バックナンバー購入で閲覧したい方はこちら
バックナンバーとは?

月額:300円

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

柊雪華 2023/12/11 10:42

【148】清純派国民的美少女アイドルの舞園さやかは過去に枕営業で処女を喪っていたお話 おまけ

『原作』ダンガンロンパ
『人物』舞園さやか
『あらすじ』超高校級アイドル舞園さやかは昔、アイドルになるために枕営業を行った。芸能界に強い影響力を持つ企業の社長に処女を捧げたのである。その夜のお話。

【 支援プラン 】プラン以上限定 支援額:300円

プランに加入すると、この限定特典に加え、今月の限定特典も閲覧できます 有料プラン退会後、
閲覧できなくなる特典が
あります

バックナンバー購入で閲覧したい方はこちら
バックナンバーとは?

月額:300円

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

柊雪華 2023/12/08 23:57

【147】ガウマン二週目の世界で奮闘する。シェラザード、ルシオラ編 おまけ

『原作』英雄伝説 空の軌跡、零、碧の軌跡
『人物』シェラザード・ハーヴェイ《銀閃》、ルシオラ《幻惑の鈴》
『竿役』ガウマン・フォーゲルツ

【 支援プラン 】プラン以上限定 支援額:300円

プランに加入すると、この限定特典に加え、今月の限定特典も閲覧できます 有料プラン退会後、
閲覧できなくなる特典が
あります

バックナンバー購入で閲覧したい方はこちら
バックナンバーとは?

月額:300円

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

柊雪華 2023/12/05 18:13

ヒルチャールに穢されていく高潔な女たち 雷電将軍(影)、九条裟羅、八重神子編

『原作』原神
『人物』雷電将軍(影)、九条裟羅、八重神子
『あらすじ』新種のヒルチャールは勢力を拡大させ稲妻にまで入り込んだ。雷電将軍(影)、九条裟羅、八重神子は捕われ稲妻城はヒルチャールのための子作り城となる…。

※本作品は2024年にはpixivで全体公開を予定しています。
※全体で約15500字程度となっております。

【1】

 旅人が去ってから稲妻に異変が生じていた。『目狩り令』の廃止による混乱ではない。人々の生活に混乱はなかった。雷電将軍による統治は完璧であったのだ。
 異変の原因は各地で見られるようになった新種のヒルチャールが目撃されたことに起因する。最初に目撃されたのは一ヶ月ほど前のこと。大した騒ぎにならなかったが数日のうちに一人、また一人とうら若き女性が失踪する事件が起きた。彼女たちの失踪を聞き九条裟羅が動いたが捜索しているうちに見つかった。彼女たちに事情を聞くと「気疲れで方々を歩いていた」と説明した。
 しかし、姿を消す女性が国中でみられた。誰一人として忽然と姿を消し数日のあとにフラッと戻ってくる。そんな日が二週間ばかり続いた頃だった。国中の女たちが異様な性的興奮に見舞われた。
 九条裟羅、八重神子も例外ではなかった。朝起きると下腹部が熱を上げ自慰行為がしたくて溜まらなくなる。乳房も奮え、常時乳首が勃起する謎の現象が発生したのである。すぐに医者に相談したが原因は解らなかった。
 昂ぶりきった肉体を己の指で慰めながら数日。新種のヒルチャールについての新たな情報が齎された。

『新種のヒルチャールは身長が約100㎝程度しかなく戦闘力もそれほど高くないが決して油断してはならない。人語を喋り意思の疎通ができるかと思えるやもしれぬが声に耳を傾けてはならない。特に見目麗しき女子はヒルチャールの前に出してはいけない。彼らはニンゲンを襲い犯し孕ませる。また美男子も前に出してはいけない。彼らは男女関係なく美しいものの尊厳を破壊することに長けている』

 とある行商人が各地で集めた情報を纏めたものであった。
 新種のヒルチャールは勢力を拡大させつつ広まっているようであった。同時期にいくつもの国で確認できることから、数は数百から数千といわれており世界規模の新たな脅威となりつつあった。

 ※

 雷電将軍こと影が治める稲妻城は夜は静かなものである。ヒュー、ヒューという風の音が聞こえ、虫の鳴き声がそこかしこで響く。城門を守る兵士たちは夜の影のなかで松明の炎を浴びながら朝を待つのである。
 影が本日の仕事を終え、湯浴みでもしようかという頃であった。城の中に奇妙な匂いが漂いだした。

「なんでしょう……誰かいませんか。この匂いはなんです?」

 匂いは鼻腔を刺激するものだった。粘膜が痺れるような感覚さえある。
 影は兵士を呼んだが反応する者は誰一人としていなかった。

「おかしいですね。この時間はまだ兵がいるはずなのに……」

 座っていても埒があかない。七神であれども自分の足で確かめるしかなかった。
 影が立ち上がろうとすると戸が開かれた。

「いたのですか。何か……ん……何者です!」
「ケッヒッヒッヒッ!! いやー、お待たせしましたー、将軍様~。新しく手に入れた馬の調子が悪くってぇ~ケヒヒヒ!!」

 気色の悪い声を上げながら入ってきたのはなんとヒルチャールだ。身体は小さく100㎝ほどしかない。人語を介することから噂になっている新種であることは明白だった。
 まるで自分たちの住処のように稲妻城を歩きながらわらわらと入ってきて影の前に陣取った。

「ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ーーーーーーーーーーっ!! ン゛ーーーーーーーーーーっ!!」

 声をあげたのはヒルチャールの下にいた女だった。黒いショートカットの髪に金色の瞳。黒のアンダースーツに白の羽織を纏う美女。雷電将軍を敬愛する九条家の娘、九条裟羅にほかならなかった。

「九条裟羅?!」
「ン゛ーーーーーーーーーーっ!! ン゛ーーーーーーーーーーっ!!」

 九条裟羅は前屈みになり背中にヒルチャールをおぶっていた。
 口に猿轡を嵌められ鼻の穴には鼻フックが装着され言葉を封じられ、いつもの衣服は上半身こそ普段通りだが腰につけていた布垂れスカートが纏められて縛られている。おかげで彼女の足の付け根まで丸見えになっていた。

「人語を喋るヒルチャール。噂の新種ですね。どうやら稲妻で不埒を働こうとしている……裟羅、安心しなさい、この者どもは……私が倒しましょう」
「ハァ? ハァ? ハァ~~~~~? なになにオレタチを殺すってか? ケヒヒヒ! 将軍様は目が悪いのかナ?」

 胸に手をやり刀を引き抜こうとする影の前に新たな客がやってきた。

「ケヒヒヒ! お待たせー、いやー、この巫女ババア歩くの遅くってさー」
「ンフゥ゛ーーーーーーっ!! ンフゥ゛ーーーーーーっ!! ンフゥ゛ーーーーーーっ!!」
「神子!? そんなどうしてあなたまで……」

 八重神子は先の裟羅と同じように猿轡を噛まされ鼻フックをつけられていた。腰を屈ませガニ股のようになって踏ん張る彼女の背中にはヒルチャールが跨がっている。
 そして当然のように腰部のスカートがすべて纏められて足の付け根まで見えていた。

「ケヒヒヒ! 将軍様がオレタチに危害を加えたら~」
「ンググゥぐぅーーーーーーーーーーーーーーー!?」

 神子に跨がっているヒルチャールが顔を掴んで鼻の穴へ指を突っ込んだ。穴をほじくりまわすと美しい顔からは想像できないほどの鼻くそが取れた。

「ケヒヒヒ! ぢゅうううう! ぱぁあっ!」

 鼻くそを食べると神子の頭を叩く。他のヒルチャール達が足を撫で回し、股間を撫で回した。

「ン~~~~~~~~~~~~~♡ ン~~~~~~~~~~~~~♡」
「こいつをぶっ壊すゾ?」
「裟羅だけではなく神子にまでなにをするのです! いえ、二人ならばこの程度のヒルチャールなど軽く……倒せるはず……んんぅっ?!」

 二人の実力ならばヒルチャールなど軽く振りほどけるはずだった。それがまったく動きもしない。ヒルチャールの汚い手によって綺麗な足を撫でられて嬉しそうに声を上げている。

「んぅうううっ♡ んふふっ♡ ん~~~~~っ♡」
「九条裟羅の鼻くそもなかなか美味いゾ。なぁー?」

 裟羅の鼻をほじくって集めた鼻くそを食べるヒルチャール。なんとも下品で酷い光景だったが裟羅の表情は恍惚としていた。あのヒルチャール如きに弄ばれて足をガクガクと震わせている。履いている下駄がバランスを崩そうとしている。

「裟羅しっかりしなさい。神子、どうしたの、あなたがそんな……」

 裟羅がいつも頭につけている仮面がヒルチャールの股間に飾られていることに気づいた。彼らの股間には影がまだ一度も見たことのなかった男性の逸物がぶら下がっていた。

「ン゛~~~~~~っ♡ かはっ?! お逃げください将軍様!! 此奴らの力は侮っては! ああぁあ♡」
「ンフゥーーーっ♡ はぁはぁはぁ、逃げるのじゃ、此奴ら既に罠を仕掛けておる。このまま戦ってはならぬ、ン゛ーーーーーーーーーーっ♡」

 猿轡が外されると二人して逃げることを勧めてきた。

「二人を見捨てて逃げることなどできるはずありません。ヒルチャール如き……」

 二人を救い出すため胸に手をやり刀を引き抜く。紫の雷光が迸り部屋中に稲光を走らせる。一振りでヒルチャールを消し炭にできるほどの神の一太刀の顕現であった。

「ケヒヒヒ……」
「だめじゃ、影……それが此奴らの罠なのじゃ……んぐぐぅうっ!?」
「あぁぁっ♡ 将軍様、お願いです、撤退を、ああっ、あぁぁっ♡」

 狙いは親友である神子を囲むヒルチャールたち。まず神子の身柄を確保することが優先であると判断した。
 影が動こうと一歩前に出た直後、下腹部が内側からグルッと捻られた。

「あぐっ!?」
「ケヒヒヒ、効いてる効いてる~。神でも身体の構造はニンゲンと一緒だもんナ」
「な、なんです、これは……」

 下腹部だけではなかった。今度は鼻腔と口腔が唾液と鼻水を大量に分泌させ始めた。こんなことは今まで一度もなかった。

「神子~、お前頭良いんだから説明してやレ」
「……影、こやつらは決して知能の低いヒルチャールなどではない。注意深くニンゲンを観察する最低の連中じゃ。頭も良い。妾の神社も数日掛けて襲われた」
「はぁはぁ?! 私たちもです。いま稲妻全域がこいつらヒルチャールの罠に落ちて……今日まで将軍様が口にした食料にこいつらの精液が……」
「うぶっ?!」

 ヒルチャール達が稲妻に入り込んだのは最初の目撃があった数日前のことであった。ヒルチャールは稲妻の女を攫うと犯した。自分たちの精液漬けにして手下にしたのだ。女たちは作物や食料にヒルチャールの精液を混ぜていった。方法は簡単だ。ヒルチャールの特殊精液をぶちまければいいのである。
 特殊精液は味も匂いもしないもの。食べた者は気づかない。
 効果は性欲を刺激するというものだ。しかもヒルチャールにだけ反応する媚薬でもある。
 裟羅も、神子も、影も、ここ数日食べていた全てにヒルチャールが精液をぶっかけていたのである。そしてヒルチャールの気配を感じ姿を見るだけで発情するほどの興奮を覚えるようになっていた。

「ケッヒッヒッヒッ! 知らない間にオレタチの精液を食べてたんダ」
「近寄るな。んぅっ……どうしてこんなに身体が……」

 一体のヒルチャールが影に近寄ると肉棒を見せつけた。

「うりゃ! うりゃ! うりゃ! うりゃ!」
「ひいいいっ♡ ん゛ん゛ん゛ん゛~~~~~~~~~~~~~♡ お゛!!」

 先走り汁が飛び散り将軍服に掛かる。

「清ました顔してるが身体はオマンコ浴でいっぱいだろ! チンポ見てびっくりするほどオマンコ濡れただろ!」
「くぅっ!? ヒルチャールなど一太刀でっ!! あぁぁぁっ♡ ぁあぁあぁっ♡」

 隙だらけの陰部をツン、と指で押すと影は内股になって尻餅をついた。

「ケヒヒヒ! 影ちゃ~ん、これからオレタチがオマンコ遊びするから一緒にしようねぇ。大丈夫、すごく気持ちいい遊びだよ。なんたってこのデカチンポをオマンコに突っ込む遊びだから~ケヒヒヒ!」

 影の顔に肉棒を擦りつけると鼻フックをひっかけた。
 美貌がねじ曲げられ鼻の穴の奥までぱっくりと開く。鼻水が零れだすとヒルチャールは容赦なく指を突っ込んでほじくった。かき集められた鼻くそを食べたのであった。

【 支援プラン 】プラン以上限定 支援額:300円

プランに加入すると、この限定特典に加え、今月の限定特典も閲覧できます 有料プラン退会後、
閲覧できなくなる特典が
あります

バックナンバー購入で閲覧したい方はこちら
バックナンバーとは?

月額:300円

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

柊雪華 2023/12/04 01:00

【146】レン・ブライトが昔の客(巨長チンおじさん)に狙われ孕ませセックスされるお話2 おまけ

『原作』黎の軌跡
『人物』レン・ブライト
『あらすじ』ダインと名乗る男によるセックスはレンを気絶させるまで続いた。気絶したレンの横で仲間に連絡を取るとレンを連れ帰る。仲間たちとともにレンとの第二戦をはじめるのであった。

【 支援プラン 】プラン以上限定 支援額:300円

プランに加入すると、この限定特典に加え、今月の限定特典も閲覧できます 有料プラン退会後、
閲覧できなくなる特典が
あります

バックナンバー購入で閲覧したい方はこちら
バックナンバーとは?

月額:300円

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

3 4 5 6 7 8 9

月別アーカイブ

記事を検索