最近できてなかったので久々の萌え語りというか雑談です。
今回は学園アイドルマスターの月村手毬さんとPさんがめっちゃ良かったので自分なりの感想文です。いろいろあって絵にはしないと決めているのですが、アイマスは自分のルーツで久々に楽しくアイマスができて嬉しかったので文として残しておきたいと思います。Luna say maybeのTrueまでの話をしていますのでネタバレにご注意下さい。
月村手毬さんを意識したのはLuna say maybeのMVからでした。
https://www.youtube.com/watch?v=Sq5Dj0U06vQ
かなりきつい態度で接してくるのも見ていたので、きっとこの子は過去にあったトラブルがトラウマになりそんな性格になってしまったんだろうな……と歌声から感じる淋しさに惹かれている自分を隠せずにいました。
蓋を開けたらそういうメランコリックさは1mmも無いとんちき生物だったのです。
月村手毬さんって変な美少女って言い方は妥当じゃなくて、新種の生物なんです。
手毬のPだったら「MVの月村さんは美化10000%です。実際はちびぬいが本人そのものです」くらい言うと思います。ちびぬいが本当に原作準拠の手毬そのまんまで何回見ても笑ってしまう。
それにしても改めて思うのは、人って想像以上に何でも無いものでできてる、月村手毬の性格はおそらく生まれたときからこれなんだろうなぁということです。
最近の二次元におけるキャラ付けは綿密な理由を元に行われることが主流に感じていたので、新しいアイドルマスターが宇宙人連れてきてトンデモ漫才しだすなんて夢にも思っていませんでした。
手毬のPはPでメガネクイクイスーパー大学生プロデューサー様というとんでも属性。大学生というリアリティは完全無視。実は他の子を最初にプロデュースしてPの性格で挫けたので、かなり思い切った設定だと感じました。
でもそれが手毬にかかると「ありえない」を「ありえない」でタックルしてくる。いっしょに月まで飛んでっちゃうんです。
そうなったらもう二人きりの生活、Pと手毬の月での生活が始まります。
あの~悪質タックルやめてもらえません?(手毬は割と本当に悪質な子なので冗談ではない)
手毬って許されるのかと言われると許されない人間だと思うんです。敵は多いし積極的に作っていっちゃうし実際やってる事が本当に悪質でやばいし。
でもそれは本人もPも分かってて直す気もない。
挙句の果てにPは一緒に破滅するって言う。
その関係がすごくいいなと思ってしまったんです。
手毬は見てる限りPにガチ恋してそうだけど、Pは手毬を全然女の子として見てなさそうで。でもきっと結婚すると思います。Pは手毬といっしょに破滅するのが本望だから。破滅するために結婚すると面と向かって手毬に言いそうです。
なんだこの関係?
よく名前のない関係とは言いますしPと手毬もそうなんでしょうが、既存の美しさとはまた違う気がします。
そういう"見たこと無い生き物たちの生態"としか言いようがないんです。
でもきっと、自分が初めてLuna say maybeのMVを見て「儚くて美しいな…」と思った瞬間みたいな強い気持ちが手毬Pにもあって、そのために一回きりの大事な人生が破壊されてもいいと思えたんでしょう。
だから関係に名前がないとか未知であることくらい正直どうでもいいんです。
世界中の人にとって手毬が、出会わない方が良かったと思う最悪な宇宙人だったとしても、P一人にとっては二度と出会えない、手放せない子だっただけなんです。
それを"ゲームでプロデュース"という体験で見事に再現してしまったのは素直に脱帽でした。
月村手毬と手毬Pには、どうか最後の最後まで一緒に過ごせますようにと祈るしかできないです。
二人がいつか月の裏側辺りで答えの欠片でも見つけたら、また教えて欲しいなと思います。