『DQN-親友裏切り-』ちょい出しサンプル3-6
「どーよ、お漏らし射精の感想は? 結構クるだろ? 精神的に、ハハハッ」
「………くっ………………ッ」
「せっかくの男前が台無し――っつーか、無言であからさまな殺気向けてくんじゃねーよ」
澤北さんは、余韻と荒ぶる感情に息を弾ませながらも、気迫のこもった瞳で一志君を睨み見ていた。
「ったく、その強気がいつまでもつか………正義感や根性だけじゃあ、どーにもならないことを教えてやるよ」
澤北さんの頬をパチッと軽く叩いて、立ち上がる。
そして今度は右足で急所を弄り始めた。
「んっ………っ、ぁ……ぁ、ぁああっ」
普通ならこの侮辱行為に、血肉が沸騰するほどの怒りを覚えるところだろう。
しかし、今の澤北さんは媚薬を飲まされている。
屈辱的な足コキに対しても、腰がカクカクと勝手に反応してしまっている。
反り返ったちんぽが下着の中で、嬉しそうに蜜を垂らしている。
傍から見ていたら淫乱そのもの。
そしてそれを一番許せなく思っているのは、澤北さん自身だろう。
ぐりぐりっ、ぐちゅぐちゅっ、ぐりぐりっ、ぐちゅぐちゅっ、ぐりぐりっ、ぐちゅぐちゅっ。
「オレはよ、ヤル側しか経験ねーけど、ヤローにちんこ踏まれて感じまくるとか、クソダッセ―よなぁ。100万やるっつわれても、耐えられねーわ♪」
「………………………っ」
「なあ、お前はどーよ、澤北」
ぐりぐりぐりぐりぐりぃいいい!
「っ………ん、くぅ………ゲス野郎」
それは、きつく噛みしめた歯の間から漏れ出た、小さな一言だった。
しかしオレの耳にははっきり届いた。
当然、一志君にも聞こえたはずで………………
(………………………………)
………澤北さんってカッコいい。
オレから見たら、トラウマレベルでヒドイ目に遭っているというのに、まだ一志君に歯向かおうとしているなんて、マジで何者?
この強さって、いったいどこからくるんだろう?
長年、真摯に剣道に打ち込んできたから?
オレなんて、きっと一生努力しても無理だろうなぁ。
ぐりぐりぐりぐりぐりぃいいい!
「っ………ん、くぅ………ゲス野郎」
「ふっ、いいね、オレまで興奮してきやがった。つか、コレもうイキそうになってんだろ?」
ぴったりと押し当てた足裏を、バイブのように細かく振動させる。
ググググググッ!ググググググッ!
「ひっ、あっ、あっ、ァアアアアッ、アアアアアッ!」
つま先をピンと伸ばして、淫らに喘ぐ澤北さん。
「はっ、いい声で泣くじゃねーか。動画に撮ったら、お前のファンがマンコ濡らしながら買ってくれるだろーよ♪ おらおらおらっ!」
ググググググッ!ググググググッ!ググググググッ!ググググググッ!
「ぅううう、んっ、んっ………っ、ふっ、っあ、アッ、ぁあああっ!」
………すごい。人ってこんなにも短時間で変貌してしまうんだ。
澤北さんの力強かった眼差しが、一瞬で欲望に飲み込まれた。
つまり、それほど強烈でコントロールのきかない快感に、突き落とされているということだ。