作品についての雑談(えろ怖 黒の人形について)

どうも！シスターじぇろうむです。
今回はえろ怖～黒～の人形についての雑談をしたいと思います。

元ネタ…というか全体の作品イメージは「渦人形」からで
初期の造形ではその見た目完全に浄瑠璃人形で、もっと体が大きく
黒目の部分も大きいおぞましさを感じさせるデザインでした。

最初の構想では動くたび胴串(人形の頭の首から下の棒)が伸びて異様な感じで
頭部は飛蛮頭のように独立して活動でき、他の人形や人間の体に
寄生できる能力持っている設定で、かなり伝奇的、猟奇的な作風にする
予定だったのですが、自分の技術が無くてそれら表現できなかった為
急遽江戸時代に実在した吾妻形(人形)を参考に変更してあの姿に
ついで話の展開もコメディ、ギャグよりに変わっていきました。

能力については人間に殴られたりしてダメージを受けるとか、
力負けするとかは怪異としてあり得ないと感じたので
人間が簡単に視認できない速度、一撃でコンクリート粉々に粉砕できる
膂力、呪いで頑丈な体を持ち合わせている設定にしました。

性格も当初は完全に邪悪で、男の周りの人間を殺戮して怯えさせ
最後に犯しながら喰らおうとするキャラだったのですが
上記の通り話の内容が変わっていく中で結果的に自分の作品の中では
一番まともで善良な性格に(あくまで他の作品と比較してですが)

基本的な行動原理が以前裏設定で書いた通り人を癒そうとすると
いうものですが、あくまで自分基準なので当の本人がどう思っているかは
考慮しないので作中男はわけのわからない状況で押しかけられて
常に怯えている状態に。

子供出来てからは男に執着するようになり、彼がちょっとでも
他の人間や人形に興味示したりすると嫉妬でその度に逆レしてくる…
いつか機会があればその辺の話出したいな～とは思っています。

内容は…
男がある日ＴＶ観ていると人形供養の寺の特集の番組が流れ、
性癖が完全に破壊されてる男は並んだ人形達見て完全に発情して勃起
その様子を陰から見ていた人形が「ほっ⁉」と嫉妬して
人形の産んだ子供達の見ている前で逆レされるみたいな感じで…