雑談と今後の予定

Rainddownの奈々です。

まず始めに言っておきたいのは、本サークルの作品の定価は基本的に一番低い価格帯のみで、有料プランなども設置していません、なので私にとっての唯一の報酬はみんなの感想です。
私と一緒に傍観者として彼らの物語見届けてくれてありがとうございます。
 
作品が暗いといわれてなんか申し訳ありません、当時は卒業制作の真っ最中で、心身ともにあまり良いとは言えない状態でした。この物語のプロットの方向性はそのような状況で決めたもので、そのため、話の大半は決して楽しいものではなく、どちらかというと重い内容が多かったです。
 
実際、私もほとんどのリスナーと同じように、収録の翌日になっても物語のラストで辛くなったりしていました。
 
収録する前、彼らはただ絵と文字でしかないキャラクターだったけれど、声がつけられて、リアルな感情を感じられるようになった時、パニュルは泣き崩れながら、洗脳されたときから自分の人生は相手のもので、相手から離れて故郷に帰らせても意味がない、そこにはもうとっくに彼の居場所がないと言った。
その衝撃は私にとって……言葉で表現するのは難しいです。
その声を聞いた瞬間、ただ自分の気持ちによって書かれた話は、彼らにとって本当にこれでよかったのだろうか？なぜ彼らが私の感情の出口にならなければならないのかと自分に問いかけました。
 
でも、もう書き始めてしまったからには、ちゃんと最後まで書き上げます。全体的なプロットは大体できましたが、まだ中世関連の資料を調べたりしてディテールを追加する必要があります。
（最初はちょっとした気晴らしのための話だったのに、書けば書くほど長くなってきた…
 

これは必ず崩壊に辿り着く物語です、全てを打ち壊してゼロからやり直すしか、彼らは
本当に幸せな結末を迎えられません。
当然スカは彼にふさわしい代償を払うことになります。
 
少しネタバレ：二人の誕生花の花言葉を確認してください
 
続いては今後の予定です。
続編を作りたいのは山々ですが、その前に自分も感情の調整が必要です。
なので、次回作はとても明るくて楽しい作品にするつもりです。
現代のパラレルワールドでの彼らの話です、一応たぶん短編なんですが、具体的な情報はプロットを考え終えてからになります。30分くらいの話になると思いますが、まだ何も決まっていませんので、もう暫しお待ちください。
そして次の作品から、新キャラクターが登場します、スカにとってもパニュルにとっても凄く大切な家族です。
 
少しネタバレします。
新作のタイトルは『猫の飼い方』です、前作と似たようなタイトルですが、きっと軽快で楽しい話になります。
今回の舞台は現代の街で、社畜パニュルが仕事帰りにまだ子猫だったスカを拾ったコメディです。
彼らの生活はどうなるのか、乞うご期待！
 
最後の最後に、みんなが「作ってくれてありがとう」と言っているが、私こそ「ありがとう」と言いたい方です。
いつか一緒に彼らの旅の全貌を見届けますように。