うさぎ男の新年奉迎祭 12

四時の窟屋の三つの間を過ぎ残る近侍衆の男は咬牙先輩を含んだ3人だけになってしまった。

残してきた近侍達も気になるけど、いよいよ四番目の部屋にて咬牙先輩たちとも分かれて一人きりになってしまう。

だけど、夜が明ける前に、元旦の朝日が昇る前に歳神様の元に行かなければ。
歳神様のシンボルを挿入し、俺で気持ち良くなってもらって神様をこの身に招かなければならない。

「入って来た入り口がなくなっちまった。番人もなぜか現れない。これでは先に進めないぞ。長老からも聞いていない初めてのケースだ」

ええっ!? それじゃぁここに閉じ込められた? ど、どうしたらいいんだ!
咬牙先輩も他の二人も慌てずに床に座って静かに黙り込んだ。

「マジでどうなっちゃんすか先輩~!」

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