【つれづれ日記_010】新作発売後に思った事


お久しぶりです。DLタイトルが完成してホッとしてる間に何も投稿しないまま今月が終わりそうになってしまいました。(・∀・;)
その『人妻でママで初カノ』はお陰様で期待以上に多くの方にご購入頂いています。この場を借りて改めてお礼申し上げます。どうもありがとうございました! 引き続きどんどん売れてくれれば超ハッピーです。

それにしても…売り上げの収入が嬉しいのはもちろんですが、今回それ以上に僕の中で大きいのは「未来への希望」です。デジタル同人でしっかり稼げるんだという確信を得ることが出来ました。

これまでだって僕もほんの少しずつデジ同活動してたし、活発に活動している他の皆さんを眺めていれば稼げるのは明確でしたが、それが自分に当てはまるかどうかイマイチしっかりとした自信が持てなかったんですよね。
それが今回、これを繰り返せばかなりの確率で今までより豊かな生活を手に出来るのではないかという手応えを感じました。この感覚はこれまで10年ほど続けていた商業活動では得られなかったものです。

商業では原稿料が上がる事はほとんど無いし、一話分の原稿料では一か月の生活費には足りません。単行本が出てちょっと纏まった収入があるとしても、多くて80万前後。その後重版などまず無くて、もし重版が掛かったとしてもせいぜい数千部。収入としてはほんの20万前後でしかありません。あくまで僕の話ですが。
単行本が5万部や10万部、さらにそれ以上といったくらい売れない限り商業では長く家族を養い老後の安心を手にする事なんて出来そうもないように思えます。むしろ今までどうして生活できたのかとても不思議ですね。^^;
リアルな話、過去作の電子配信や、合間を見て作ったデジタル同人作、そして支援サイトでの温かい支援などを搔き集めて常にギリギリで生き延びてきました。常に奇跡的に感じていました。
活動の場を紙の商業誌から電子配信に切り替えた時は「もしかして」とちょっと希望を持ちましたが、結果は芳しくなかったです。

そして満を持して、それなりの時間をかけて制作した『人妻でママで初カノ』が、現時点で期待以上の売り上げを出してくれた訳です。読者からの好リアクションも複数あって、心も懐もとても暖かくなりました。ありがとう、ありがとう…!

商業での連載くらいの気持ちでコンスタントにデジタル同人作を発表出来れば、そしてそれを5年ほども繰り返せば、ビンボーが染み込んだ今の僕からはちょっと想像できないほどの人生にステップアップできそうな気がします。それを実現すべく、引き続きゆっくりでも確実に歩き続けようと強く思う今日この頃です。


さて、今日の絵は、ちょっと前にたまたまTVでトウィンクルプリキュアのエンディングを見かけてインスパイアされて描いた絵に色を付けてみました。両手の人差し指を交互に突き上げる仕草がなんかいいな、と思いまして。

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