【+PLUS】スムーズに完成させられる作品制作スケジュールの組み方って?#21

制作スケジュールってどう決めたらいいの?

ズバリ、一番オススメなのは、複数の提携クリエイターさんのなかで一番納期が長いクリエイターさんの納期を目安に、発売までのスケジュールを組むことです。

この記事では音声作品を例にとっていますが、複数のクリエイターによって完成させる&それぞれの納期までの長さは異なる、といった似たような状況でしたら他のコンテンツであっても応用できる内容となっています。(例:ゲーム、動画など)

たいてい、人気のクリエイターさんの納期は長いですよね。
ですから、各クリエイターさんとの打ち合わせが済んでいない状態で、細かなスケジュールを引くのはあまりオススメできません。
無理をして納期を早めてくれ、という要求をすると嫌がられる可能性がありますので、気を付けてくださいね!

人気クリエイターさんの納期が長いのは、決して数ヶ月かけてイラストを描くわけではありません。
人気であればあるほど既に数カ月先までの仕事を抱えていることが多く、これらの抱えた仕事を全て終わらせて初めてあなたからの仕事に取り掛かることができる。だからこそ納期が数カ月先なのです。

ただ、発注元であるサークルからの情報、返信を待っていることもあるため、いくつかは同時並行で進めていることと思います。
声優としてのお仕事をさせてもらっている私自身もこういった同時並行の動き方をしています。
ある1つの案件は収録、もう1つの案件は演技イメージの打ち合わせメールの返事待ち、そして最後の1つは収録の休憩中にこの記事を書く、といったような動きです。
この例では3つ同時進行していると言えますね。実際には収録しながら記事を書くという器用なことはできませんので、細かくみれば仕事は1つずつ進めています。

「あれ?なんかそう言われると自分がやってる仕事と似てるかも」

その通りだと思います!

クリエイターと呼ばれるからには、0から1を創り出したり、1から10を創り出すことは必要とされるところです。ただし、仕事の進め方という点で見れば、普通の仕事と何ら変わるところはないわけです。
ものすごい有名な会社でも、海外企業でも同じです。こればかりは自然法則のようなものだと思うと実感しやすいと思います。

時にはイラスト制作をしたり、動画の編集をしたり、音声作品の編集をしたり、こうしてライターになったり、Webサイトをつくったり、プログラミングをしたり・・・クリエイターの仕事とされるようなものを私自身するたびに、このことを強く感じています。

さて、少し脇道に逸れてしまいました。これまでの話をまとめます。
・人気のクリエイターさんの納期が長いのには理由がある
・それは、数ヶ月かけてあなたの仕事をするからではなく、あなた以外の人たちから貰った数カ月先までの仕事を抱えており、あなたの仕事に取りかかれるのはそれらを終えた後だから
・クリエイティブな仕事であっても、基本的な仕事の進め方は普通の仕事と変わらない

では、どうして一番オススメなのは、複数の提携クリエイターさんのなかで一番納期が長いクリエイターさんの納期を目安に、発売までのスケジュールを組むことなのか?
その理由を詳しく解説していきます!

(ここまで約1300文字/約4900文字)

目次:
・制作スケジュールってどう決めたらいいの?
・音声作品の流れをおさらい!
・スケジュールを組むときに気を付けるべきこと
・そもそも打ち合わせってどういうもの?
 -打ち合わせを丁寧にやるべき1つ目の理由
 -打ち合わせを丁寧にやるべき2つ目の理由
 ー打ち合わせは大事!まとめ
・音声作品以外にも今回の話はあるあるだよね
・コメントのお願い

【 同人音声.com+PLUS@定期更新終了 】プラン以上限定 支援額:1,000円

一番納期が長いクリエイターさんの納期を目安に、発売までのスケジュールを組むことがオススメの理由とは?

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