【+PLUS】なぜ同人声優は1本あたり◯万円の定額報酬ができないのか?ナレーターと比較考察 #86

約 冒頭900文字+本文6000文字

はじめに

こんにちわ!現在は声のご依頼が休止中のため、
2022同人声優ワールドカップクラシック、グループリーグで敗退した兎月りりむ。です。
(同人声優ワールドカップクラシックは出演作数で勝負が決まる(大嘘))

みなさん、こちらの作品はお聴きになりましたでしょうか?
. . そう、彗星が如く現れた超ドマゾ特化サークルのM'sファクトリー。

M'sファクトリーのサークル主、"えむふぁく!"さんとは収録から販売のアドバイスまで、私、兎月りりむ。は長らく併走させていただきました。

えむふぁく!さんは、サークル処女作でいきなり5000本突破させてしまうほどの真性のマゾ性癖の持ち主というだけでなく、実は本職が映像ディレクターさんでもあります。
映像ディレクターとして、企業向けコンテンツ(CMなど)にナレーションを吹き込む場面での立会もお仕事の一つだそうです。

私への声のご依頼当初、同人声優の報酬計算の考え方※とリテイクのカバー範囲について、違和感を持たれていたということで、率直にご相談をいただきました。
そう、えむふぁく!さんは同人音声は未経験であるものの、声を使う近しいジョブであるナレーターさんへの立会と発注を行う立場にある方。
だからこそ、同じ声の収録なのに大きな違いがいくつもあることに戸惑ったそうです。

アニメに出演される声優さんと、こうしたナレーターさんはかなり近似の形態に思いますが、少なくとも同人声優は非常にこれらとはかけ離れた形態です。
※同人声優は1文字あたり6.6円(税込)のような文字数による計算が主たるもの。一方でナレーター・声優は1作出演あたり◯◯◯◯円という計算。

私もこの差異は認識してはいたものの、これまで掘り下げていなかったので言葉で表すのは難儀でした。えむふぁく!さんとの情報交換で得た内容も踏まえて、改めて考察をしていきたいと思います。

この記事で目指すメリット

この記事では、同人声優への報酬システム、それを取り巻く前提を考察します。
それにより以下のメリットを得ることを目指します。

・依頼者としての依頼時の納得感が高まる(払ったお金に対する納得感)
・依頼においての報酬内稼働/報酬外稼働(追加での報酬が必要)の判断がしやすくなる
・無用なトラブルを回避することができるようになる

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