あいたい。②
ペンギンは町にやってきました。
町は閑散としていました。
町の中を歩き回りましたが、町には誰一人もいませんでした。
ペンギン「あれえ?誰もいない…、みんなどこに行ったんだろう…」
ペンギンはさみしくなってしくしくと泣き始めてしまいました。
ペンギン「みんな僕のこと忘れてどっか行っちゃったのかな…僕はみんなのこと、忘れたりなんてしないのに…」
ペンギン「ほら、こうやって目を閉じればみんなの姿が浮かんで…」
ペンギン「あれ!!姿が出てこないよ!?なんで!!どうして!?僕は忘れてなんかないよ!だってみんなと居て楽しかった思い出は残ってるんだ!!なのに姿が思い出せない…どおして…どおしてなんだよお」
ペンギン「そうだ!悪い奴やっつけた時にみんなで撮った写真があった!」
ペンギン「え?…なんで…写ってたはずなのに…みんな消えてる…これじゃ思い出せないよ…
…本当にみんないなくなっちゃったんだ…僕一人になっちゃったんだ…」
まだ続く…。
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…だって、今ここでみんなを出したら、BANされちゃうから…ごめんよペンギン。