Hearty 2024/04/19 21:19

ティラノビルダーの回想モードでやったほうがいいこと

ティラノビルダーには回想モードというものがあり、
名前の通り回想モードが簡単に作れます。

これがまあ何とも微妙なもので。
(使わせてもらっている身で言うのもなんですが)

何もしないと回想ページに戻ってきたときにBGMがなかったり、
回想モード中はバックログが見れなかったりと、
気になる人は気になってしまう不便さが目立つんですよね。


というわけで今回はそんな回想モードでやっておいたほうがいい
おまじないの作業メモです。



①:
ティラノスクリプトのコンポーネントを用意して以下の文字を書き込みます。
ふたつ用意してそれぞれ別のコンポーネントにしましょう。

[if exp = "tf._tb_is_replay==true"]
[endif]

これは回想モード中のときのみ実行されるという意味のif文で
このコンポーネントに挟まれた処理は回想モード中のみ行われます。



②:
①でつくったコンポーネントを回想スタートの直後に配置し
iscriptのコンポーネントに(ティラノスクリプトじゃないことに注意)

tf.system.backlog=[];

と書いて①に挟まれるように置いておきましょう。
これはバックログをクリアする文です。
本編を遊んだ後、回想モードに入ると
バックログの文が続きになってしまうのを防ぎます。



③:
キーコンフィグのコンポーネントを有効にして
①に挟まれるように置いておきおきます。

タイトル画面や回想ページなどは基本キーコンフィグは無効になっています。
(タイトル画面でバックログやメニューが開けない理由)
回想モードに入っても自動で有効になってはくれないので
こうやって手動で変える必要があります。

①~③までやった画像が以下



④:
①~③までやったものをそのまま回想エンドの直前にコピーして
キーコンフィグのコンポーネントを無効にします。

このままでは回想モードから回想ページに戻った際にBGMがならない
(正確には回想モード終了時のBGM設定がそのまま引き継がれる)ので、
回想ページにて流したいBGMを①に挟んで設定しましょう。



以上、とりあえずこんなもんかな。
①の回想モード中のみ処理されるif文が
便利であることを覚えておいて損はないかとおもいます。

というかこれを使えば、本編と回想モードで
まったく違う動きをさせることが出来るんですよね。
例えばこのif文の処理の中で

「あら、あなた回想モードで見ているのね?」

とキャラクターにメタ発言させれば、
プレイヤーを驚かせるドッキリ演出なんかが簡単に作れます。
まあ、今つくってるやつはそういう世界観ではないのでやりませんが。

それでは。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索