ティラノビルダーには回想モードというものがあり、
名前の通り回想モードが簡単に作れます。
これがまあ何とも微妙なもので。
(使わせてもらっている身で言うのもなんですが)
何もしないと回想ページに戻ってきたときにBGMがなかったり、
回想モード中はバックログが見れなかったりと、
気になる人は気になってしまう不便さが目立つんですよね。
というわけで今回はそんな回想モードでやっておいたほうがいい
おまじないの作業メモです。
①:
ティラノスクリプトのコンポーネントを用意して以下の文字を書き込みます。
ふたつ用意してそれぞれ別のコンポーネントにしましょう。
[if exp = "tf._tb_is_replay==true"]
[endif]
これは回想モード中のときのみ実行されるという意味のif文で
このコンポーネントに挟まれた処理は回想モード中のみ行われます。
②:
①でつくったコンポーネントを回想スタートの直後に配置し
iscriptのコンポーネントに(ティラノスクリプトじゃないことに注意)
tf.system.backlog=[];
と書いて①に挟まれるように置いておきましょう。
これはバックログをクリアする文です。
本編を遊んだ後、回想モードに入ると
バックログの文が続きになってしまうのを防ぎます。
③:
キーコンフィグのコンポーネントを有効にして
①に挟まれるように置いておきおきます。
タイトル画面や回想ページなどは基本キーコンフィグは無効になっています。
(タイトル画面でバックログやメニューが開けない理由)
回想モードに入っても自動で有効になってはくれないので
こうやって手動で変える必要があります。
①~③までやった画像が以下
④:
①~③までやったものをそのまま回想エンドの直前にコピーして
キーコンフィグのコンポーネントを無効にします。
このままでは回想モードから回想ページに戻った際にBGMがならない
(正確には回想モード終了時のBGM設定がそのまま引き継がれる)ので、
回想ページにて流したいBGMを①に挟んで設定しましょう。
以上、とりあえずこんなもんかな。
①の回想モード中のみ処理されるif文が
便利であることを覚えておいて損はないかとおもいます。
というかこれを使えば、本編と回想モードで
まったく違う動きをさせることが出来るんですよね。
例えばこのif文の処理の中で
「あら、あなた回想モードで見ているのね?」
とキャラクターにメタ発言させれば、
プレイヤーを驚かせるドッキリ演出なんかが簡単に作れます。
まあ、今つくってるやつはそういう世界観ではないのでやりませんが。
それでは。