【御礼】2023年ありがとうございました


連鎖輪舞です。

今年3月あたりにサークルを立ち上げ、5作品を公開することができました。
また当サークルの作品を、実に沢山の方々の手に取っていただけて、大変嬉しく思います。この場を借りて御礼申し上げます。

我々としましても、皆様から様々な事を教えていただき、とても充実した一年となりました。特に、世界に溢れる様々なモノに対する見方が変わりました。
「言葉」とは何か…「ヒト」とは何か…など言い出したらキリがありませんが、無関心であった「有相無相」に意識を傾け、いくつか自身の世界へと引き込むことができたのは皆様のおかげです。ありがとうございます。

さて、先程出た「言葉」。
よく言葉とは「無形の道具」といいますが、音声作品をはじめてまさにその通りだなと改めて実感しました。

誰かを支え、励ますことはもちろん、縄のようにして縛ったり、時には刃物のように鋭利な物にも変形することも。しかし、言葉を凶器にしてはいけない。
マゾ向けや似た嗜好の作品では、いささか危険な使い方をされている言葉ではありますが、それはあくまで料理を作るための包丁のように、ナニかを喜ばせるための道具であって、凶器ではありません。

この言葉の料理というのは、音声作品ではより難易度の高い料理ではありますが、我々の料理でより一層喜んでいただくために、これからも言葉という道具を使いこなせるよう精進いたします。

また、人が「気持ちよさ」を感じる瞬間は何かについても、改めて考えさせられました。

ポジティブな感情に限った話ではありませんが、日常で何かを感じる時は「心を動かされた時」だと私は思っています。意味合いは違いますが「人の中心は情緒である」という言葉もありますね。

そして今の私が考える音声作品での心を動かし方は、聞き手を導くようなイメージをしています。常に聞き手が受け身で固定ということもあり、導いてあげなければ、聞き手が置いてきぼり、果てには迷子になってしまう。そうならないようにしっかりと手を繋いで、導いてあげる必要があるわけです。

これは聞き手を置いていくことが考えられる音声(例えばゲーム性のある作品とか)であれば、きちんと迷子センター(暴発・敗北音声など)を用意すれば問題ないとは思いますが、その場合でもきちんと迷子センターまでの道を用意してあげないといけませんね。

また導くといっても、聞き手に寄り添ってあげることも重要だと思います。強引に引っ張ったり、歩幅が合わなければ、聞き手を疲れさせてしまう。
そうなったが最後、その作品で心が動くことはないかと思います。
歩幅は人それぞれですので、どのように寄り添うかは作者の腕の見せどころですね。

連鎖輪舞では、魅力的なキャラクター達が皆さまを優しく(?)導いてくれるような作品を、今後も追求していけたらと思っております。
「パラアブノーマルな世界を追求したい」
この想いをより一層強く、連鎖輪舞ワールドのさらなる展開・発展を目指していきたいと思います。

長文となってしまいましたが、以上で挨拶とさせていただきます。
今後とも連鎖輪舞を、何卒よろしくお願いいたします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは皆様、よいお年を。

代表より

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