悠閑手記 8/28

どんなに作業がスムーズだったとしても、
淫紋が必要だと分かった瞬間、全ての作業が止まります。

どうも、稲きちです。

そして紋には意味が必要なので、それを考え始め、
思考の迷路に迷い込み、取り合えず考えるのをやめて
描き始めてみると案外何とかなったりします。

多分絵を描く回路とは別系統なんでしょうね。



さて、今日はなんとなく最近見た映画のお話をします、

最近マトリックスを全部見たんですよ。

アマプラで今月終了という事でなんか懐かしくて
作業BGMとして流してたんですが、


今見ると普通だなと思うんですよ、正直。

ただこれが元々1999年公開の映画と考えると
随分時代の先を言ってた映画だったんだなと思い知らされました。

作品のいい意味の中二感とか最早安心の古典芸能だし、
女を知ったとっみるやサル化する主人公とか本当に微笑ましいし、
個人的に好きなスミスは今見ても面白い、
あの独特な雰囲気のキャラクターって今見ても中々無いものだと
思います。

この辺りは懐かしんで見れたんですが
もちろん改めて見て発見できたこともあって、

それは人類を支配したはずのコンピューターが
存外ポンコツだったという事でしょうか。

映画1本目は人類に絶望を与えてくる恐怖の存在なんですが、
映画2本目から主人公の所為で脅威感が薄れ、
3本目にいたってはスミスの増殖を止める事が出来ないまま
でも自分達の業務は遂行し続けるという、

昔はザイオンに襲い掛かるセンティネルの大群が怖かった
ものですが今見ると、
そんなことしてて大丈夫か?って思う様になるんですよね。


で、そのままの勢いでレザレクションも買って見てみたんですよ。

ネタバレになるので話の大枠は割愛するんですが、
感想としては。


機械が以前よりポンポンのポンになっていて
昔と似たようなシチュエーションが展開されますが、
驚くほど綺麗な着地をする納得感が強い面白い作品。

でした。


個人的にこの納得感というのが重要で、
昨今、周年系の続編作品というのが増えてきたと
思うんですよ、
でもその舵取りって凄い難しいし
何より締め方が大事だなと思うんですよ。

当時見ていた人からしたら、
その時に綺麗に終わった作品の続編なんて
蛇足にしか見えない事もありますし。

奇をてらうような結末は今や炎上の火種になりかねない、

その点において個人的にこういう作品の終わり方は、
たとえ世間には微妙に思われても当時のファンが
納得できる締め方をするのが最適なのでは?、
と思うのです。

発展や挑戦心が無いと言われればそれまでですが、
あの時のあの作品の時を経た続編と言われて
一番気にかけるのは当時のファンなわけで、
まずはその人達を失望させないのが一番大事だよな~。

なんて事を思いながら映画を楽しんでおりました。


たまに古い映画を見て見るのは新しい発見が多くて
楽しいですよね!。

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